「新」の政治
■ 京都・清水寺で毎年、発表される「今年の漢字」は、「新」となったようである。。
しかし、「新」と聞いて、古代中国・・前漢の崩壊後に十数年だけ存在した王朝、「新」のことを思い起こした人々は、どれだけいるであろうか。
「新」とは、前漢の外戚であった王莽が樹立した。
王莽は、日本では「姦臣」の代表のように語られた。
『平家物語』の冒頭にも、次のように記される。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響き有り。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を顕す。奢れる人も久しからず、只春の夜の夢の如し。猛き者も終には亡ぬ、偏に風の前の塵に同じ。
遠く異朝を訪へば、秦の趙高、漢の王莽、梁の周異、唐の禄山、此れ等は皆、旧主先王の政にも随わず、楽を極め、諫をも思い入れず、天下の乱む事を悟らず、民間之愁る所を知ざりしかば、久しからず亡びし者どもなり。
どこかの「剛腕・幹事長」を思い起こさせる記述である。
/ 旧主先王の政にも随わず ― 皇室のルールを平気で曲げている。
/ 楽を極め、 ― 六百人も随行させて訪中とは御満悦であろう。
/ 諫をも思い入れず ― 諫言らしきものをした同志は遠ざけられてきた。
/ 天下の乱む事を悟らず ― 日米関係を平気で乱している。
/ 民間之愁る所を知ざりしかば ― 「鳩山不況」に責任は負わないのか。、













Recent Comments