« 保守政治の「多面性」 | Main | 『平和の代償』の再刊 »

July 11, 2012

小澤新党の「言語感覚」

■ 小澤新党結成である。
 「国民の生活が第一」とは、率直に「ひどい」党名である。
 何よりも、「数年後には存在しているようには思えない」党名であるのが、痛々しい。
 こういう党名を選ぶくらいなら、「新生党」や「「新進党」を復活させた方が、まだましだったのではいか。
 比例代表での投票を都合を考えれば、長すぎるというのも、難点である。
 漢字ひらがな混じりの八文字というのは、どういうことか。
 政党名は、長くても漢字五文字である。ぎりぎり引っ張っても七文字にしなければならない。
 和歌、俳句の例を引くまでもなく、日本の言語感覚で無理がないのは、「五」、「七」なのである。
 日本史上、「●●党」と名前の付く結社というのは、大概、漢字五文字で言いあらわされる。
 幕末の「土佐勤王党」、「水戸天狗党」、明治の「秩父困民党」は、その例である。
 また、自由党以降、議会制度の下での政党も、そうした例に漏れない。
 また、小澤新党の党名は、投票の際、「国民」と略記されれば、「国民新党」と混同される。
 雪斎に依頼してくれれば、「一新党」、あるいは「日本一新党」ぐらいは考えておいたのに…。
 故に、この「国民の生活が第一」という党名で了承した面々の言語感覚は、かなりおかしい。
 「この言語感覚のおかしな面々が何を訴えても…」というのが、雪斎の率直な感想である。

|

« 保守政治の「多面性」 | Main | 『平和の代償』の再刊 »

Comments

センスがなさすぎると小生も思います。今日の午前中のTV東京の番組に東幹事長が生で出演したが冴えませんでした。石破氏らかつて小沢氏と共に行動し今は決別した人々のコメントがながれました。焼け太りといわれる鳩山グループも新党をつくるかとの観測もあり、日本の政治はイタリア化してきました。イタリアもモンテイ後が読めません。ベルルスコーニがまあ登場ともいわれていますが。

Posted by: 星の王子様 | July 14, 2012 at 07:30 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/71618/55173748

Listed below are links to weblogs that reference 小澤新党の「言語感覚」:

« 保守政治の「多面性」 | Main | 『平和の代償』の再刊 »