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February 02, 2011

オザワの「復活」

■ 小沢一郎が強制起訴された。
 石破茂(自民党政調会長)のコメントが伝えられている。
 「民主党は自分の党の中の始末もできない。そんな党が何で政権を担えるのか。自分の党のけじめをつけるのがリーダーシップだ。岡田さんに任せるのなら、首相の職務に専念して党代表なんかやるな。もう見飽きた、聞き飽きた。口にするのも汚らわしい」。 
 このトーンには、一瞬、雪斎も慌てた。普段の石破の口調からは離れた激越さである。
 ただし、石破は、十八年前は、小沢が代表幹事だった新生党の若手議員だった。その立場は、岡田克也も同じである。石破の怒りの対象は、小沢も然ることながら、この件の対応を岡田に押しつけて、自分は逃げている菅直人にも向けられたものであろう。
 その気持ちは、雪斎には理解できる。
 雪斎も、新生党・新進党での経験で、小沢がどういう人物であるかを知った。
 小沢の「復活」を待望する向きもあるけれども、「寝言もほどほどに…」と思う。
 雪斎が自民党に何かを提言するとすれば、「もう、この期に及んでは、徹底して締め上げよ」ということである。

 だが、こちらの小澤の復活は、まことに悦ばしい。
 □ 小澤征爾さんの復活公演CD、3日間で1万枚突破の勢い 「元気をもらった」の声も
               産経 2011.1.29 16:59 (1/2ページ)
 食道がんを克服した指揮者、小澤征爾さん(75)が昨年12月、米ニューヨークのカーネギーホールで行った復活公演を収録したアルバム「奇蹟のニューヨーク・ライヴ」(ユニバーサルミュージック、2300円)が、26日の発売から3日間で売り上げ1万枚を突破する勢いをみせている。CDショップには「小澤さんに元気をもらった」という購入者の声も寄せられ、小澤さんの復活劇はクラシックファン層を超えて、多くの人の心を動かしたようだ。(竹中文)
 同アルバムは小澤さんがタクトを振ったブラームスの交響曲第1番を収録。ユニバーサル社によると、初期出荷は約2万5千枚で、3日間でCDショップ店から約1万枚の追加注文があった。集計はまだだが「1万枚以上が売れたと思われる」という。小澤さんのCDではミリオンセラーに達した「小澤征爾&ウィーン・フィル『ニューイヤー・コンサート2002』」があるが、近年のリリース作は5千枚程度。今回は異例の大ヒットとなりそうだ。後略

 雪斎も、これを入手した。この二、三日、インフルエンザの影響で静養中なので、全部は聴けていない。
 ただし、第一楽章の途中まで聴いただけでも、これは凄いと思った。
 雪斎も、「ブラ1」は、好きな曲である。最近のものであれば、次の三盤である。
 ① 朝比奈隆&東京都交響楽団
 ② ベルナルト・ハイティンク&シュターツカペレ・ドレスデン
 ③ ズデニェク・マーツァル&チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 ところで、オザワの盟友であった山本直純が、何かの不祥事の後の謹慎明けに振ったのも、「ブラ1」だった。同じ門下の二人が「復活」の時に振ったのが、同じ「ブラ1」だったというのには、何かの縁があるのであろうか。
 山本オザワに語った次の言葉は、印象深い。
 「君は頂上を目指せ、俺は裾野を広げる」。

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