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October 30, 2010

日本鬼子(ひのもと おにこ)

■ 「何をやってんだか…」と思う。
 

□ <日中首脳会談>見送り 野党からは菅政権批判も
            毎日新聞 10月30日(土)0時13分配信
 日中首脳会談が見送られたことで、沖縄県・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を巡り、日本政府への批判が再燃する可能性もある。自民党の石破茂政調会長は29日夜、毎日新聞の取材に「(中国人船長の釈放を)検察のせいにし、政府の意思を示さないからこういう事態になった」と述べ、菅政権を批判した。
 自民党は中国漁船衝突事件のビデオ映像を全面公開するよう求めており、「中国に配慮しても外交のプラスにはならない」(「影の外相」の小野寺五典衆院議員)として、攻勢を強める構えだ。
 一方、民主党の枝野幸男幹事長代理は29日夜、記者団に「会って話をすることを否定するのは理解しがたい」と不快感を示した。

 存外、日本が対中関係を切りまわしていたのは、小泉、安倍時代ではないかと思えてきた。総理大臣自身は、「別に会う必要はねえよ…」と腹をくくり、それ以外のルートでパイプを切らさないように留意するという芸当が、民主党内閣にできれば、いいのだが…。揉み手で「会ってください…」というような話でもない。
 それにしてもl、中国共産党政府も、民主党内閣の「次」が、もっと中国にとって有難くない内閣になるかもしれないと考えたことはないのであろうか。おそらくは日本史上、最も中国に融和的な民主党内閣を相手に、中国政府は、対日関係を悪化させている。これも、「何をやってんだか・・」という反応の中身である。
 雪斎は、民主党内閣の「次」の時期には、今までの安全保障上の負債を一気に片付けることを考える。それらの一つ一つは、ことごとく中国共産党政府の歓迎するものには相反するはずである。
 もし、日本にとって対中配慮が「外交上の得点」にならないのであれば、次の最も挑発的な一手は、「総理大臣の靖国参拝の再開」である。そろそろ、右派系の誰かが、それを口にしそうである。中国政府は、こういう事態を期待しているのか。
 ところで、「日本鬼子」といえば、日本人に対する罵倒の言葉であるけれども、日本人は、「日本鬼子」を「ひのもと おにこ」という「鬼の女の子」のキャラクター転化させて、中国の罵倒を受け流すようなことをやtっているよううである。いやはや、これは凄い。まさしく、「柳に風」の対応である。仙谷由人も、「柳腰外交」を標榜したければ、これに倣えばよろしい。相手が自分の「力み」で自らこけるようjに仕向けるのが、柔道の極意である。
 ただし、「鬼の女の子」のキャラクターといえば、雪斎の世代は、高橋留美子の傑作『うる星やつら』に登場する「ラムちゃん」を思い起こすであろう。だから、雪斎も、こういうキャラクター自体には、まったく違和感がない。
 是非とも、「日本鬼子(ひのもと おにこ)というキャラクターの他に、その付随キャラクターとして、「赤鬼」、「青鬼」、「雷様」、「なまはげ」などが登場するアニメーションを製作し、中国に送ってもらいたいものである。何分、日本では、「水木しげるワールド」と「宮崎駿ワールド」を典型として、「人間と妖怪」が共存する世界を描くのは、「伝統芸」の域に達している。
 他人を図に乗って罵倒していると、自分の首を絞める。中国の対日姿勢も、早晩、破綻するであろう。「日本鬼子」も、日本人を怒らせる罵倒の言葉というよりは、中国人に「運動の快感」を与えるマスターベーションの言葉でしかなくなりつつあるのではないかl。昔日の日本における「アンポ ハンタイ」と同じ類のものであろう。
 日本としては、その破綻に備えていればよろしい。

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Comments

>おそらくは日本史上、最も中国に融和的な民主党内閣を相手に、中国政府は、対日関係を悪化させている。

中国は民主党内閣を「融和的」とは見ていないんでしょうね。
単に「従属的」と考えているんでしょう。
または「隷属的」。
政府首脳も「属国」といっちゃてるし。
つまりは「ご主人様に対する態度がなってない! そんなんじゃ謁見は許さん!!」という、躾としてはしごく筋の通った振る舞いをしているわけですな。

Posted by: deresuke | October 30, 2010 at 12:11 PM

はじめまして。
この動きを固唾を飲んで見守っている一人のオt・・・日本人です。

「日本鬼子ちゃん」が正式に(?)発表されたら世界が変わりそうな予感がしていて、ワクワクしています。

そして、中国からの暴言に対する日本の受け流し方に快感を覚えています。

オタクがこんなことをするなんて、痛快でたまりませんね。

いいぞ!もっとやれ!・・・という気分です。

Posted by: 山岡キャスバル | October 30, 2010 at 02:12 PM

そこでラムちゃんを出す雪斎殿が素敵です
ディスプレイの前でちょっとニヤニヤしてしまいましたよ、あはは

Posted by: eim | October 30, 2010 at 10:58 PM

「日本鬼子」に対するユーモア溢れる対応は思わずニヤッと笑ってしまいました。北京の対応をみていると、民主党政権は最も融和的であるけど、最も無能な政権でもあるからこけるまでに取れるものを取ろうという焦りでもあるのだろうか? とも思えます。この際「漢肝」でも萌えキャラが出来てしまったらどういう反応をするかな? 等と考えてしまいます。嫌みですかね?

Posted by: almanos | October 31, 2010 at 06:56 PM

雪斎先生、はじめまして。
「弱者を救済」で検索していて、こちらの場所を知りました。
私は東方神起のファンですが、韓国の事務所との契約問題で、5人が一緒に活動できず歯がゆい思いをしてました。本当の弱者は誰なのかと…。早くしがらみを解いてほしいと…。

でも雪斎先生の記事を読んでいて、考えを改めることができました。自分も環境に負けず、立ち上がる決心を固めたいと思います。

場違いなコメントですみません。こちらでコメントされている皆さんのように気の利いたことは書けませんが、過去の記事を読んで、少しずつ勉強したいと思います。よろしくお願いします。

明日から11月です。御身ご自愛くださいませ。

Posted by: りかぞう | October 31, 2010 at 09:36 PM

右手で日本鬼子(ひのもと おにこ)を振りかざし、左手で広報霍乱(誤字ではない)をやってるようですねぇ…

こう言うパワーをより有効に使える政策があればいいと思うのですがね。
理解できない人にはどんなに誠意を尽くして説明しても理解できないので、仕方ないと言えば仕方ないですなぁ。

Posted by: 月下獨酌 | November 01, 2010 at 01:10 PM

ちなみに欧米人は“洋鬼”ですね。

Posted by: sakura | November 05, 2010 at 12:08 PM

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