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October 30, 2010

日本鬼子(ひのもと おにこ)

■ 「何をやってんだか…」と思う。
 

□ <日中首脳会談>見送り 野党からは菅政権批判も
            毎日新聞 10月30日(土)0時13分配信
 日中首脳会談が見送られたことで、沖縄県・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を巡り、日本政府への批判が再燃する可能性もある。自民党の石破茂政調会長は29日夜、毎日新聞の取材に「(中国人船長の釈放を)検察のせいにし、政府の意思を示さないからこういう事態になった」と述べ、菅政権を批判した。
 自民党は中国漁船衝突事件のビデオ映像を全面公開するよう求めており、「中国に配慮しても外交のプラスにはならない」(「影の外相」の小野寺五典衆院議員)として、攻勢を強める構えだ。
 一方、民主党の枝野幸男幹事長代理は29日夜、記者団に「会って話をすることを否定するのは理解しがたい」と不快感を示した。

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October 28, 2010

センカク・ゲート事件への変質

■ またもや、おかしな展開になってきたようである。
 

□ 尖閣、編集前ビデオを要求へ=自民
 自民党の逢沢一郎国対委員長は28日午前の正副国対委員長会議で、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件のビデオ映像について「改ざんされたものが国会に提出されているようだ」と述べ、短く編集される前の映像の提出を政府に求める考えを示した。
 自民党は、同日午後の衆院法務委員会理事懇談会で編集前のビデオ提出と、事件を担当した那覇地検幹部の招致を求める方針だ。(2010/10/28-10:41)

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October 27, 2010

日本の「手の文明」

■ 昨日のエントリーでも書いたように、「近代日本の盛衰・四十年周期」説というのがある。
 幕末維新を起点にすれば、四十年後の1905年前後が一つの「山」となる。
 「坂の上の雲」に描かれた歳月である。
 それから四十年後、1945年前後が、一つの「谷」である。「帝国」の終焉である。
 それから四十年後、1985年前後が、また一つの「山」である。「バブル」の手前、「経済大国」の絶頂期である。
 このパターンで考えると、現在は、四十年続く「下り坂」の最中であって、次の「谷」は、2025年前後だということになる。「失われた20年」どころか、現在の日本の苦境は、あと十五年続くという勘定である。
 これが「四十年周期説」の趣旨である。


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October 26, 2010

民主党における「馬鹿の四乗」

■ 民主党が「直近の民意」に揺さぶられるとは…。「4の字固め」をかけたつもりが、逆にひっくり返されて悶絶の表情を浮かべるレスラーのようなものである。
 

□ 補選敗北、首相の求心力低下は否定できず
 今回の衆院選北海道5区補選は、民主党にとって小沢氏が選挙戦に関与せずに臨んだ国政選挙という意味合いもあった。
 党内には「候補者の知名度不足は決定的で、敗北は織り込み済みだ」と菅首相を擁護する声もある。岡田幹事長は24日午前、徳島県小松島市で記者団に「補選で一喜一憂することはない」と強調した。
 中略。
 首相の求心力低下は否めず、首相に近い議員からも「菅首相のもとで早期に衆院を解散しようという意見は完全に消えた」との声が上がっている。(2010年10月25日01時08分 読売新聞)

 雪斎は、この「織り込み済み」という発言をした民主党政治家の実名を知りたい。
 それは、選挙敗北を受けたコメントの中では、最も愚かな部類に属する。
 民主党候補者や彼に票を投じた有権者に対して、まことに無礼な発言であるl。
 他の「泡沫政党」の候補や関係者ですらも、こういう「織り込み済み」という発言はしないであろう。
 この補選の結果、現在のの与党は、社民党を抱き込んでも、衆議院再可決に必要な議席に達しない状態に陥ったはずである。
  議員全員が出席したとして、民主党を含む与党系312に社民党6を加えても、総議席480の三分の二である320には達しない。、実際は、出席議員総数410数台の三分の二だから、少しはハードルは下がるであろうけれども、それでもかなり微妙な情勢である。
 自民党か公明党かが協力しなければ、民主党の安定した政権運営は、もはや進まないのである。
 補選で争われた議席は、民主党にとっては、こうした事態を避けるために、維持されなければならない議席だったのではないか。
 「織り込み済み」と発言できる神経が理解できない。

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October 19, 2010

「過剰配慮」の代償

■ 奇々怪々とは、このことか。
 □ Chinese Protest Against Japan .WSJ ASIA NEWS OCTOBER 16, 2010. 「ウォール・ストリート・ジャーナル」が配信した記事である。
 記事中に添えられた二つのロイター通信提供の動画の内、上のものには、興味深い光景が映ってある。
 その動画は、先週末、東京都下で行われた「反中デモ」で、いきなり中国人と思しき若い男が二人ばかり、引きずり出される光景から始まっている。そして、シュプレヒコールを挙げる日本人参加者が映っている。
 その後に、西村真悟氏や日本人女性がインタビューに応じている。
 最後には、成都での反日デモが映っている。ランニング・シャツ姿の若い男は、日本のテレビ局の映像にも頻繁に映っていた。

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October 17, 2010

日本のナショナリズム

■ お決まりのパターンであろうか。
 

□ 中国各地で大規模反日デモ=成都の日系スーパーでガラス破損-東京集会に反発
 【北京時事】尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権をめぐり、中国四川省成都市、陝西省西安市、河南省鄭州市で16日、数千人規模の大規模な反日デモが起き、成都市では日系スーパーのガラスが割られる被害が出た。東京で同日行われた中国大使館への抗議活動と集会に反発し、中国国内でデモの呼び掛けが行われていた。
 中国外務省は、同大使館に対する抗議活動について日本側に重大な関心を伝え、大使館員と施設の安全確保に有効な措置を取るよう要求した。
 9月7日に尖閣諸島沖で中国漁船と海上保安庁の巡視船が衝突する事件が起きた後、中国で反日デモが確認されたのは満州事変の発端となった柳条湖事件から79年となった同月18日以来。今回はそのときを上回る規模で、修復に向かっていた日中関係に影響が出る恐れもある。後略。(2010/10/16-22:32)

 「東京集会に反発」という見出しがあるので、雪斎は、「東京集会とは何だ」と反応した。
 ところで、ロイター通信が下記のような記事を配信している。
 □ Japan rallies against China over disputed islands
 昨日、東京都下で行われた「反中デモ」の風景である。写真に映ったのは、六本木界隈であろう。
 記事によれば、数千人が集まり、青山から六本木を通って、中国大使館を取り囲んだようである。
 デモを呼び掛けている一人が、あの田母神俊雄元空将らしい。

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October 14, 2010

「柳腰外交」…?

■ 政治家にとっては、言葉は「仕事道具」である。
 

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October 12, 2010

今後の中国のイメージ

■ 既に色々なところで指摘されているけれども、中国共産党体制の行く末は、次の三つに大別される。
 ① 中国共産党体制が継続する。
 ② 中国が「普通の民主主義国家」に変貌する。
 ③ 中国全土を支配する「統治能力」を持った政治勢力が登場せず、分裂と混沌の状況が出現する。
 雪斎が判断する限り、①と②にも、それぞれ次のようなのパターンがある。
 ①については、「対外態度」で二つのパターンである。
  ⅰ 現在の方向の継続、「覇権主義傾向」の加速、対外摩擦の激化
  ⅱ 「しおらしい」方向へ変化
 ②については、「国内体制」と「対外態度」で四つのパターンである。
  a 中国共産党の「昔日の自民党」化 一党独裁から一党優位へ
ⅰ、「民族主義傾向」の加速、対外摩擦の激化
  ⅱ 対外協調を旨とする「しおらしい」方向
  b 中国共産党とは全く別の政治勢力による支配
ⅰ 「民族主義傾向」の加速、対外摩擦の激化
  ⅱ 対外協調を旨とする「しおらしい」方向
 こうしたシナリオの中で、どれが最も可能性が高く、そして日本にとって望ましいのか。

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October 10, 2010

劉曉波氏の「位置」

■ 中国共産党政府の「悪手」が生んだ結果であろうか。
 

□ 劉氏の平和賞受賞を歓迎=「中国の発展に貢献」―国連人権弁務官
    時事通信 10月9日(土)1時0分配信
 【ジュネーブ時事】ピレイ国連人権高等弁務官は8日、中国の民主活動家、劉暁波氏のノーベル平和賞受賞が決まったことについて、「中国での人権擁護家の重要な役割が認識されたことを歓迎する」と評価、同氏の活動の成果が中国の前進に貢献するとのコメントを発表した。 

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October 08, 2010

「資源のない国」の神話

■ この数日、鈴木、根岸両老教授のノーベル化学賞受賞の報に沸き立っている。
 NHK午後7時のニュースで武田アナウンサーが、のっけから万歳をやる「演出」には、やりすぎだろうとおもったけれども、それでも今は許されるであろう。慶事である。
 雪斎も、北海道大学OBなので、特に鈴木教授の快挙は率直に悦ばしいとおもう。
 両老教授が、共通して示していたのは、「日本は資源がない」という認識である。
 「日本は資源がなくて、戦争をやって負けた…」。
 両老教授は、終戦時、中学生くらいだとおもうので、こうした感覚を多分に持った世代であろう。
 そして、戦後の高度成長を牽引した世代である。

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