対中ネガティブ・イメージの拡散
■ 尖閣に関して、中国が南沙諸島・西沙諸島でも騒動を引き起こしている「問題児」である実態が頻繁に伝えられているのは、結構なことである。しかも、それが、「欲深な中国」というイメージの拡散と重なり合っているのだから、中国の被るダメージは、かなりのものになるであろう。
何分、日本人の価値意識からは、「欲深い」というのは、最も嫌われる性向である。
『花咲か爺』『舌切り雀』『鶴の恩返し』『金の斧 銀の斧』・…。
日本の昔話で戒められているのは、この「欲深い」という性向なのである。
一旦、ついたネガティブ・イメージの払拭は難しい。
「ソフト・パワー」軽視の帰結であろう、
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