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June 14, 2010

「はやぶさ」の帰還

■ 小惑星探査衛星「はやぶさ」が帰還である。
 月より遠い天体に往って戻ってきたのは、史上初の快挙、小惑星から某かの試料を持ち帰ることができていれば、これも史上初の快挙である。
 こういう話は、「胸が躍る」のである。
 雪斎も、幼少の頃、かなり気合の入った「天文バカ」であった。
 今は、何故か、対極の「政治」を日々の生業にしているけれども、そういう趣向があるからこそ、「政治」にも距離を置いていられる。
 ただし、東京では、「満点の星空」などは無理である。故に、天体望遠鏡を購入しても余り役には立たない。
 「この機種には、これを合わせて…」と妄想するだけで終わる。幼少の頃、「将来は高橋製作所の望遠鏡を…」と思ったのだが…。
 だから、以前、五万円を費やして、「ミレニアム・スター・アトラス」というのを購入して、時折、眺めている。 
 このサンプルにあるように、極めて精巧な星図である。眺めていて、誠に楽しいものである。
 そして、気楽に眺めていると、耳に響いてくるのである。あのメロディーが…。
 
 The Galaxy Express 999
 Will take you on a journey
 A never ending journey
 A journey to the stars

 明日、理工系出身の菅総理が、この快挙に、どのようなコメントを寄せるのか。
 この内閣の姿勢を占う上では、注目に値しよう。ちゃんと「日本人の士気」を鼓舞するコメントを出してくれるのか。

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Comments

>明日、理工系出身の菅総理が、この快挙に、どのようなコメントを寄せるのか。

お国入りから帰るその足で、深夜のコントロールルームに乱入してサプライズの感謝と労いの一席ぶって全員と握手かハイタッチ。
奇兵隊を気取るなら、そのくらい意表をつく速攻してもバチはあたらないのでは?と思いますが。

ところで、最近は大口径鏡も安くなりましたし、対光害フィルターもよいものがありますから、案外東京でも星は結構楽しめるかもしれません。
ドプ用の大口径反射を山崎式経緯台に載せて双眼装置付きで、とか。

Posted by: KU | June 14, 2010 at 07:35 AM

http://osaka.yomiuri.co.jp/science/news/20100614-OYO8T00291.htm

こういう政権なのでロクなコメントは期待できないかと。

Posted by: 村好 | June 14, 2010 at 07:16 PM

雪斎殿も胸ワクでしたか。
当方は、はやぶさが大気圏で砕けて燃え尽きる映像に、泣けてしまいました。
 ご存知のことと思いますが、日本の技術力は個々の深さや意外性だけでなく、連携能力、情報共有能力の高さにもあります。それらが総合することで、世界に先駆けることが可能なんですよね。
 ところが 第二のはやぶさは、無粋者たちの事業仕分けで切られました。なんとも切ないですね。
 理系出身の首相が続くような気配です。世界に貢献するのなら、世界一を目指すのは当然であり、サムライ日本にその資質が大いにあると思うのですが・・。

以下は戯言です(笑)
 アメリカの大陸横断鉄道各社は、大型貨物列車の運行を計画しており、世界一の耐荷重性と対耐久性を誇るメイドインJAPANのレールに交換だそうです。そのレールを製造している会社では三交代の現場技術者が足らないと、血眼で男女問わずに若者を求めています。
 一方で風俗のおねーちゃんは増えるばかり。ヘタに総合職やら事務職など目指すより・・三交代の現場技術者を目指すほうが条件がいいように思えますが・・。理系総理は何を思うのか??

Posted by: SAKAKI | June 14, 2010 at 08:12 PM

Jaxaスタッフのドキュメンタリーをテレビで視聴すると、彼らの努力を「よくぞ!」と無邪気に称讃したくなってしまいます。

ただ一方で、このような宇宙技術の革新は純粋な「理系」のフィールドと同時に、政治化、地政学化、アストロポリティークも必然的に導いてしまうのだろうなぁ...と感じてしまいました。

余談ですがリンクのある細谷准教授が読売・吉野作造賞を受賞されましたね。雪斎さん、細谷さんはじめとする方々の言説が、「政治の領域」においてポジティブ・フィードバックをもたらしてくれることを祈ってます。

Posted by: Y-T-C | June 15, 2010 at 01:55 AM

世情に耳聡い雪斎様であれば、もしかしたら既に知っておられるかもしれませんが、ネットの世界では半年以上前から「はやぶさの冒険」については話題となっておりました。
そもそもの契機は、この動画。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8858782
ニコニコ動画のアカウントをお持ちでない場合は、YOUTUBEで「探査機はやぶさにおける、日本技術者の変態力」と検索してみてください。
確認していませんが多分アップされているはずです。
全てはこの動画から始まっていると言って過言ではないのです。
最近おなじ作者による「完結編」もアップされているようです。
お気に召されたら、そちらもどうぞ。

Posted by: 虎視眈々 | June 15, 2010 at 11:20 PM

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