江畑謙介さんを偲ぶ会
■ 一昨日、江畑謙介さんを偲ぶ趣旨の会合が開かれた。
場所は、東京市ヶ谷・防衛省近くのホテルである。
日本の「軍事・安保」サークルが一挙に集結という風情であった。
スピーチをした人々は、大体、次のような具合である。
中谷元、石破茂、小池百合子の歴代防衛大臣
舛添要一前厚生労働大臣
長島昭久防衛政務官
山内昌之教授、森本敏教授、佐瀬昌盛教授
佐々淳行元内閣安保室長
柳沢秀夫 NHKキャスター
ヨゼフ・ピタウ神父
供花の列で、一番、目立つところに、北澤俊美防衛大臣の名前がある。ちょっと異色だったのが、「ロンドンブーツ1号2号 田村淳」という名前である。確か、大河ドラマに武将役で出ていたお笑い芸人だったはずである。「江畑さんは、お笑いの世界にも交友があったのか…」と思った。
スピーチで印象に残った一言を書き留めてvみよう。
石破茂元大臣 「安全保障の基本は、約束を守ることだ」。
柳沢キャスター 「江畑さんは、分かることと分からないことを厳しく区別していた」。
佐々元室長 「必ず若い世代が、江畑謙介の後を継ぐだろう」。
ピタウ神父 「平和のために。それが江畑さんの想いだ」。
会場に集まった人々の中には、江畑さんと同業、岡部いさく氏の姿を見かけた。
会場に、NHKと読売新聞と慶応義塾の関係者が多かったように思う。実際、司会を務めたのは、NHKの畠山智之アナウンサーだった。イラク戦争当時、NHKの午後7時台の戦争報道は、畠山・江畑コンビで仕切られていた。あの風景も、もう見られない。
会場で色々な人々と話をした。
ある著名「知米派」シンクタンク・リサーチャーW氏によると、今、日本には、世界の大物ジャーナリストが続々、集結しているのだそうである。何故かといえば、「日米関係は大丈夫か」が、話題となっているそうである。W氏曰く、「鳩山さんの頭の中までは読めなかった…」である。北澤防衛相・長島政務官のラインを見て、「まぁ、おかしなことになるまい…」と思ったのが、甘かった。そんな認識は、共通であった。
防衛研究所のT研究官と話をした。
慶応義塾のA,S,Kの三教授とも話した。
NHKの藤澤秀俊・解説委員長とも話した。イラク戦争時には、ワシントンから動静を伝えていた。
江畑さんは、本当に幅広い人脈を持っていた方であったと思う。
江畑さんが一番、嬉しそうな表情を浮かべたことの一つは、夫人と結婚した時だったそうである。
ふと、中臣鎌足の詠んだ歌を思い出した。
「吾はもや安見児得たり皆人の得かてにすといふ安見児得たり」
江畑さんは、こういうところでも、日本人の「美風」を体現した知識人だったように思う。
江畑さんに影響を受けた人々は多いと思うので、「偲ぶ会」の雰囲気を紹介してみた。
吹浦忠正・ユーラシア21研究所理事長のエントリーもご覧頂きたい。
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Comments
本当に惜しい方を亡くしました。
政治的な話はあまり口を挟まない方でしたが、今の普天間移設の話を見たらどうおっしゃるでしょうか。
Posted by: 通行人 | December 12, 2009 11:03 PM