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December 11, 2009

江畑謙介さんを偲ぶ会

■ 一昨日、江畑謙介さんを偲ぶ趣旨の会合が開かれた。
 場所は、東京市ヶ谷・防衛省近くのホテルである。
 日本の「軍事・安保」サークルが一挙に集結という風情であった。
 スピーチをした人々は、大体、次のような具合である。
  中谷元、石破茂、小池百合子の歴代防衛大臣
  舛添要一前厚生労働大臣
  長島昭久防衛政務官
  山内昌之教授、森本敏教授、佐瀬昌盛教授
  佐々淳行元内閣安保室長
  柳沢秀夫 NHKキャスター
  ヨゼフ・ピタウ神父
 供花の列で、一番、目立つところに、北澤俊美防衛大臣の名前がある。ちょっと異色だったのが、「ロンドンブーツ1号2号 田村淳」という名前である。確か、大河ドラマに武将役で出ていたお笑い芸人だったはずである。「江畑さんは、お笑いの世界にも交友があったのか…」と思った。
 

 スピーチで印象に残った一言を書き留めてvみよう。
 石破茂元大臣   「安全保障の基本は、約束を守ることだ」。
 柳沢キャスター  「江畑さんは、分かることと分からないことを厳しく区別していた」。
 佐々元室長    「必ず若い世代が、江畑謙介の後を継ぐだろう」。
 ピタウ神父     「平和のために。それが江畑さんの想いだ」。

 会場に集まった人々の中には、江畑さんと同業、岡部いさく氏の姿を見かけた。
 会場に、NHKと読売新聞と慶応義塾の関係者が多かったように思う。実際、司会を務めたのは、NHKの畠山智之アナウンサーだった。イラク戦争当時、NHKの午後7時台の戦争報道は、畠山・江畑コンビで仕切られていた。あの風景も、もう見られない。
会場で色々な人々と話をした。
 ある著名「知米派」シンクタンク・リサーチャーW氏によると、今、日本には、世界の大物ジャーナリストが続々、集結しているのだそうである。何故かといえば、「日米関係は大丈夫か」が、話題となっているそうである。W氏曰く、「鳩山さんの頭の中までは読めなかった…」である。北澤防衛相・長島政務官のラインを見て、「まぁ、おかしなことになるまい…」と思ったのが、甘かった。そんな認識は、共通であった。
 防衛研究所のT研究官と話をした。
 慶応義塾のA,S,Kの三教授とも話した。
 NHKの藤澤秀俊・解説委員長とも話した。イラク戦争時には、ワシントンから動静を伝えていた。
 江畑さんは、本当に幅広い人脈を持っていた方であったと思う。

 江畑さんが一番、嬉しそうな表情を浮かべたことの一つは、夫人と結婚した時だったそうである。
 ふと、中臣鎌足の詠んだ歌を思い出した。
 「吾はもや安見児得たり皆人の得かてにすといふ安見児得たり」
 江畑さんは、こういうところでも、日本人の「美風」を体現した知識人だったように思う。

 江畑さんに影響を受けた人々は多いと思うので、「偲ぶ会」の雰囲気を紹介してみた。
 吹浦忠正・ユーラシア21研究所理事長のエントリーもご覧頂きたい。

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「学者生活」カテゴリの記事

Comments

本当に惜しい方を亡くしました。
政治的な話はあまり口を挟まない方でしたが、今の普天間移設の話を見たらどうおっしゃるでしょうか。

Posted by: 通行人 | December 12, 2009 at 11:03 PM

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