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October 23, 2009

郵政社長人事

■ 日本郵政社長は、斎藤次郎氏に決まったようである。細川護熙内閣時代に政権与党関係者であった雪斎にとっては、懐かしい名前である。当時の斎藤氏の剛腕ぶりは、「永田町・若葉マーク」の雪斎の耳にも、入っていた。当時、斎藤さんを直で見て、「官僚の一番、上とは、こういう人なのか…」と思った。ひさしびりに、テレビ画面を通じて近影に接し、「お年を召されたな…」と思ったs。当時、三十歳手前だった雪斎も、今は四十代半ばなのだから、確かに時間は過ぎている。

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October 15, 2009

「現場」の傲慢

■ 昨日の江畑謙介さんに対する追悼文の続きである。

 江畑さんの軍事評論には、「現場を知らない」という批判が向けられていたそうである。江畑さんの認識や分析
の正誤を批判するのならまだしも、「現場を知らない」という批判は、いかがなものであろうか。

 こういう文章があることを紹介しておこう。

 「軍官僚機構のなかから、広範な知識と洞察力を持つ最高の人材は、あらかた排除された。なぜなら欧州諸国の軍部では、『軍人生活四十年に近い知識、経験ある、プロ以外に口出す資格なし』という原則が確立されるにいたったからである、リデル・ハートが皮肉っているように、これは、世界史上、まったく新しい原則にちがいない。なにしろ、この資格要件からすると、アレキサンダー、ハンニバル、シーザーはじめ、クロムウェル、マルボーロおよびナポレオンにいたるまで、歴史上の偉大な指揮官は、ほとんど無資格者となり、アマチュアとして除外されなければならなかったからである」。

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October 14, 2009

追悼 江畑謙介さん

■ 残念な話である。江畑謙介さんが逝去された。

 □ 訃報 軍事評論家・江畑謙介さん死去
        10月12日18時17分配信 毎日新聞
 江畑謙介さん60歳(えばた・けんすけ=軍事評論家)10日、呼吸不全のため死去。葬儀は近親者のみで済ませた。お別れの会を開く予定。喪主は妻裕美子(ゆみこ)さん。
 上智大大学院理工学研究科博士課程を修了後、83年から18年間にわたり英国の防衛専門誌の日本特派員を務めた。湾岸戦争や米国を主体とするアフガニスタン攻撃、イラク戦争の戦況をテレビで解説した。「日本の安全保障」など軍事や防衛に関する著書多数。

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October 12, 2009

理想主義の「輝き」

■ バラク・H・オバマがノーベル平和賞に選ばれた。
 広島・長崎両市が2020年夏季五輪を招致すべく、検討に入ったそうである。
 今、世界に到来しつつあるのは、「理想主義」の時節であろう。 
 こうした理想は、他の人々に対する「偏狭」とか「排除」の色合いを持たない限りは、そして「独善」の傾きから免れている限りは、それ自体としては歓迎すべきものであろう。
 だから、オバマの「核兵器のない世界」構想を前にして、「そんなことができるのか…」と反応するくらい、無粋なことはない。それは、マーチン・ルーサー・キングの「私には夢がある」演説を前にして、「そんなことが実現するのか…」と冷笑するのが、愚昧であったというのと同じ趣旨である。
 

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October 06, 2009

「座敷わらし」の世界

■ 「座敷わらし」で有名な岩手県金田一温泉の旅館「緑風荘」が、全焼したと報じられている。
 雪斎にとっては、率直に、がっかりした話である。
 泊まったことはない。ただし、「座敷わらし」の話は、幼少の頃から身近であった。
 

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October 04, 2009

政治家の語る「夢」

■ I have a dream that one day this nation will rise up and live out the true meaning of its creed: "We hold these truths to be self-evident: that all men are created equal."
I have a dream that one day on the red hills of Georgia, the sons of former slaves and the sons of former slave owners will be able to sit down together at the table of brotherhood.
I have a dream that one day even the state of Mississippi, a state sweltering with the heat of injustice, sweltering with the heat of oppression, will be transformed into an oasis of freedom and justice.
I have a dream that my four little children will one day live in a nation where they will not be judged by the color of their skin but by the content of their character.

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October 03, 2009

鳩山由紀夫よ、「友愛」を口にするな。

■ 「2016年東京五輪」の招致は、失敗に終わった。大望を抱くのが難しい時代になったようである。バラク・H・オバマを投入しても第一回投票で脱落したシカゴの姿は、オバマの「神通力」の失速を世に印象付けることになろう。リオデジャネイロは、45年前の東京、昨年の北京と同様に、「新興国の五輪」を開催することになる。後は、インド、イスラム圏、アフリカ大陸でできるかということであろう。日本としては、ブラジルに大いに祝意を示すべきであろう。もっとも、雪斎は、個人としては「東京五輪」をリアルで体験してみたい気がするので、「2020年」に向けて仕切り直しをしてもらいたいと思う。招致委員会も「解散」ではなく「再起」である。雪斎は、それを期待する。
 

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