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August 31, 2009

とりあえず誰が残ったのか…。

■ 結局、事前の予想とは、遠くない結果になったようである。
 民主党は、300議席超え、、自民j党は120議席前後といった按配である。
 自民党の中で誰が残るかということに大きな関心を寄せていた。

 ○ 宮城6区        小野寺五典
 もはや、雪斎の故地は、この政治家の鉄壁地盤になったようである。安心して任せられることは間違いない。
 ○ 千葉7区 比例復活 斎藤健
 これは嬉しかった。一人で十人分は働ける人材である。「政権復帰」の暁には、いきなり副大臣レベルから始動できるであろう。思わず万歳三唱である。

 終わってみれば、残るべきところは、きちんんと残った感がある。
 石破茂、谷垣禎一、茂木敏光、大島裡森、小池百合子…。
 じたばたせずに「政権復帰」に向けて再起してもらうより他はない。茫然自失の暇などはない。

 …と書いたが、
 雪斎は、自民党員・党友の類であったことは一度もない。とはいえ、次の言葉を自民党に贈っておこう。

"A pessimist sees the difficulty in every opportunity; an optimist sees the opportunity in every difficulty." 〈悲観主義者はすべての好機の中に困難をみつけるが、楽観主義者はすべての困難の中に好機を見いだす)。
―ウィンストン・チャーチル―

 これからの自民党の建て直しにの過程ではは、余りにイデオロギッシュな人々の影響力は避けてもらう必要がある。
 谷垣さん、石破さん、茂木さん、石原さん辺りに、中核になってもらうのが佳いであろう。彼らならば、「手堅さ」を示してくれるであろう。総ては、この数週間で、どのように「次の陣容」を整えるかに掛かっている。雪斎といえば、これだけの逆風の中で斎藤さんが議席を得てくれたので、自民党の復活の「芽」は残されたとポジティブな気分になっている。民主党圧勝の「勝ち馬」に乗るよりも、自民党の建て直しに関わったほうが、知識人としては楽しそうである。
 その暁には、自民党総裁名での感謝状の一枚ぐtらい、もらいまっせ(笑)。
 そして、少なくとも、この数年の自民党の凋落に手を貸した人々には、反省して舞台裏に引っ込んでもらう他はない。安倍さん、麻生さん、古賀(誠)さん辺りは、残念ながら、もう出しゃばってはいけない人々であろう。彼らが表に出れば、この数年の自民党の迷走の記憶が呼び起こされる。時は静かに流れているのである。

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「国内政治」カテゴリの記事

Comments

 政権交代のプレッシャーの中で切磋琢磨せざるを得ない次の世代に、期待ですね。
 ところで・・民主党は、社民党と連立するのなら・・参議院の自民党議員さんの寝返りを謀ったほうが、マシかと思います。小沢さんの豪腕に期待します〔笑〕
 
 もうひとつ・・某○○会の方が嘆いてましたが、悪政を助長するカルト集団のように思われてしまい、肩身が狭いそうです。なにせ民主の公約は彼らのパクリで、自民党が実行させてくれなっかったからこんなことになった(笑)そうです。
 ということは、数ヶ月後は民主・公明が連立組んでいたりして・・・

Posted by: SAKAKI | August 31, 2009 at 10:16 PM

私も斎藤氏については本当にうれしかった。自民党の新人5人のうち、鞍替えが1人、小泉総理の次男、あとは地元首長が2人です。そんな中で、副知事出身とはいえまっさらの新人である斎藤氏を国会に送り出した、千葉の有権者の良識を感じました(前の補選のときは逆のことを感じたが、今回はもっときちんとした対抗馬でしたからなおさら)。また彼ほどの人が3年間地元での訴えれば、政党を超えてきっちり有権者に届くということに、希望を感じました。

Posted by: KYKY | August 31, 2009 at 10:25 PM

中川秀さん武部さん小池さん塩崎さん世耕さんあたりの自民党の足を引っ張り続けた人達がしっかり残っちゃってますけどね。
取りあえず小泉さんの負の遺産である新自由主義から完全に決別しないと、自民党がかつての力を取り戻すことはないと思います。
相対的高所得層ための政党として再出発するならそれもありですが、やはり新自由主義では幅広い層をrepresentすることはできないというのが、私個人の見立てです。
比例では10年前から劣勢ですしね。

Posted by: 豆柴 | September 01, 2009 at 12:12 AM

 急がば廻れではないかな。小野寺氏をテレビではじめて見たが、確かに、あんな人物が中心となれば、10年ぐらいで奪還できるかも知れん。
 安倍元首相を総裁に、桜井よし子さんあたりを顧問にして、自民を思想政党に追い込めば、民主は万年与党になるのではないかな。

Posted by: 冬水 | September 01, 2009 at 10:15 AM

話は少しずれますが、まともな保守人脈による保守党を結成した方が良いのではないでしょうか?
「自由」と「民主」という言葉自体が、自由民主党が批判している戦後民主主義的価値観と戦後憲法に規定されているように思います。「反省した保守なんです」と云っているように聞こえるのです。でも実態が良く伝わらないので不信感を持つ人は多いと思います。それは政策の側面ではなく、政党が持っているイメージというか、ベクトルというか、そういうものです。私が戦後民主主義的な価値観と、長らく革新陣営を支持し続けてきたのでそう思うのかもしれませんが。
まっとうな保守政党がないことには、真の対立点がどこにあるのか国民が理解するのに苦労します。またまっとうでない保守がのさばる原因にもなると思います。民度がないからまっとうな保守政党が出て来ないともいえるのですが、イギリスの例を見るに、それはある種の人々の努力の賜物なのではないでしょうか(私の理解では福田恒存先生はイギリスの文学に深く精通したうえでの保守でした。そこには非常に深い思想的自己研鑽があったと思います。福田和也先生はそれに比べると少し軽薄で革新的な感じが致します)?
私は根本的な部分で革新政党を支持する気持ちを変えるつもりはありません(個人の尊厳を至高の価値とする近代主義をもっとも擁護しているのが革新陣営であると思い、それに惹かれるからです)が、まっとうな保守の方々から教えて頂けることはとても多く、革新陣営からよりもはるかに有益なものが多いです(政策とそれを作り出す現実的な理念形成において革新はほとんどダメだと思います)。なので先生をはじめとするまっとうな保守の方の議論を自らに取り入れ自己研鑽を重ねていきたいと考えております。
手前勝手な議論と長文申し訳ございませんでした。
先生の益々のご健勝をお祈り申し上げます。
失礼しました。

Posted by: dutuumoti | September 01, 2009 at 04:08 PM

正直なところ、石破茂さんと小池百合子さんの
野党経験は生かしたいところでしょうね。

小池さんは、日本新党の時代には新しい与党の弱点を知り、新進党時代には、野党としての勢力維持に必要なものを知ったでしょう。

そして、自由党、保守党時代には、連立与党の小政党の一角としてのの悲哀も体験したと。

自民党の反転攻勢に必要な経験を持ったこの人を生かさない手はないと思うのですが…

表の顔にするかは別にして。

Posted by: M-YAS | September 01, 2009 at 04:51 PM

野党に転落した自民党はイデオロギー、路線問題で対立してますます衰退するという、かつての社会党と同じ道を歩むと思いますので、当分は民主党の天下が続くことでしょう。

Posted by: who | September 02, 2009 at 02:34 AM

雪斎さんは、中川秀直氏についてはどういう評価ですか?
小泉以後の自民党における主役の一人でありながら、「手堅さ」を示してくれると期待する人にも「この数年の自民党の凋落に手を貸した人々」にも入っていませんが、自民党がこうなってしまった以上、そろそろ中川秀直氏が行ったことについて、雪斎さんの評価を聞いてみたいです。

Posted by: Baatarsm | September 26, 2009 at 02:39 PM

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