十分の勝
■ 選挙前の事情の故、一言だけを書く。
「およそ軍勝五分をもって上となし、七分をもって中となし、十分をもって下と為す。その故は五分は励を生じ七分は怠を生じ十分は驕を生じるが故。たとへ戦に十分の勝ちを得るとも、驕を生じれば次には必ず敗るるものなり。すべて戦に限らず世の中の事この心掛け肝要なり]。
武田信玄の言葉である。特に安倍晋三内閣以降の自民党の状態には、「七分の勝」による「怠」、「十分の勝」による「驕」がなかったとはいえまい。
. そこで、民主党である。獲得議席300というのは、おそらく「十分の勝」である。
早速、社民党が民主党の根幹政策である「こども手当て」や「高速道路無料化」に異論を出し始めている。
参議院では民主党は、社民・国民両党を加えても、過半数には達しない。
衆議院では、民主党は、300議席を持ったとしても、社国両党が現状よりも減らせば、「三分の二」条項をを使えない。
共産党や他の諸派・無所属議員が、民主党の執政に無条件で協力するかは定かではない。
小泉純一郎元総理は、「(民主党内閣は)早くて年内、遅くても半年以内に行き詰るだろう」という展望を示しているそうである。「政局の鬼」の視点は、示唆的である。
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