「1993年」の世代
■ スペイン史で「1898年の世代」いうのがある。米西戦争の敗北により祖国の後進性を痛感し、祖国の未来を憂えたたスペインの知識人の一群を指すとされる。ミゲル・デ・ウナムーノが、代表的事例である。
それならば、日本の政界にも、「1993年の世代」というものがある。
1993年7月選挙での「日本新党」初当選組の主な顔ぶれは、以下の通りである。
荒井聡
伊藤達也
今井宏
枝野幸男
小沢鋭仁
鴨下一郎
河村たかし
小池百合子
中田宏
長浜博行
野田佳彦
前原誠司
茂木敏充
山田宏
これに、自民党から出馬した安倍晋三、塩崎恭久の「安倍官邸コンビ」、新生党から出馬した松沢成文、上田清司の両知事が加わる。
自民党移籍組、民主党移行組、地方政界転出組…と色々あるけれども、確かに、多くの人材が残ったのは確かであろう。民主党が何時までも、小沢一郎、鳩山由紀夫、菅直人の各氏を中心にするわけにもいかないのであれば、この「1993年の世代」が次の中心になるであろうということは、十分に考えられよう。
面白いのは、地方転出組の方が色々と動けそうだということである。昨日、中田宏・横浜市長が辞任表明したけれども、彼の位置からすれば、あまりイデオロギーに囚われない動き方になるのだろうということは、容易に予測できる。案外、「1993年の世代」で政党を作ってしまったほうが、余程、すっきりするのではないか。
確かに、彼らは、「冷戦終結以後」の世代の政治家であった。
そして、雪斎も、1993年7月選挙を機に「永田町」で活動を始めた。雪斎も、「1993年の世代」である。
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Comments
この連中に将来を託したら、日本は米国に殺されるでしょうね。
Posted by: さとし | July 29, 2009 01:14 PM
以前雪斎さんが書かれてたように、今度の選挙は小泉路線への
総括と言う要素が濃厚なんでしょうね。
あそこで「自民党をぶっ壊す」と檄を飛ばしたとおり、
それまでの自民の票田を放棄し、集票システムを破壊た
ことを、自民党自身が十分認識しているのでしょうか?
民主が攻めているのもその壊した部分に焦点を合わせている
ばかりで、それだけで第一党をとれたとしても、
むしろ更なる混乱を招来するばかりで、その先には
何もいいものが見えていない。
93年組なる政治家達は日本の立ち位置を本当に理解して
いるのだろうか?そこの懸念がなければ、大いに期待したい
のだが。
Posted by: とんぼ | July 29, 2009 01:20 PM