「富国有徳」の地へ
■ 川勝平太先生が静岡県知事選挙で当選されたようである。
雪斎は、「川勝学説」の信奉者であるので、この知らせは、率直に喜ばしい。
川勝先生は、十年前、小渕恵三総理のブレーンの役割を果たしていた。政治学畑以外の領域では、雪斎が、最も影響を受けた学者の一人である。
川勝先生にとっては、富士をモチーフにした「富国有徳」論や黒潮繋がりで「太平洋津々浦々連合」論を具体化させるのならば、静岡は、うってつけの土地柄であろう。静岡県も、よき知事を迎えたといえるのではなかろうか。
川勝先生は、野党三党の支持を受けたけれども、知事就任以後には全県民的利害を代弁することになるのであろう。川勝先生は、奇妙な政治上のイデオロギーは持たない人物である。かなり柔軟な県政運営をなされるのではないかと思う。政治学上、「自由主義者」は、「保守主義者」に近いし、視座の転換によっては「社会主義者」にもなれるという説明があるけれども、川勝先生にも、そうしたことは、当てはまる。
川勝先生が、これから長いこと静岡県知事をされるのであれば、雪斎も、伊豆辺りに転居して静岡県民になってしまおうかと夢想する。
さて、おそらくは、来週の東京都議会選挙も、自民党は劣勢であろう。
このまま総選挙に雪崩れ込めば、自民党が野党に転落する公算は、誠に高い。
都議会選挙後に何か起こるかによって、当面の日本の政治の構図は決まる。
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Comments
県議会の構成を見る限り、自民党の会派が多数のようなので、
イデオロギーにとらわれない方であれば、
ある程度議会と協調しつつ県政を運営されるのでしょうね。
Posted by: M-YAS | July 06, 2009 at 04:59 PM
川勝さん学者として相当ですが政治家としも活躍されることを祈念します。
Posted by: 星の王子様 | July 06, 2009 at 08:55 PM
Wikipediaで川勝平太氏の項目を見た限りでは、最近はかなり「保守論壇」の方向に行っているような感じもするのですが。
Posted by: Baatarism | July 06, 2009 at 11:57 PM