新しい「仕事」
■ 来週月曜日より実質、新年度入りである。
雪斎も、新年度入り以降は、「新しい仕事」を色々と手掛けなければならない。
とりあえず、始まったのが、次の仕事である。
● 『週刊自由民主』 長期連載「よくわかる保守主義入門」
要するに、自由民主党所属議員、秘書、党職員が主な読者であるメディアで「保守主義とは何か」や「保守政治とは何か」を解説するのである。大体、五十回から六十回ぐらいの連載になる。完結すれば、新書一冊分ぐらいにはなるであろう。
最近の論壇では、雪斎は、五百旗頭真先生や北岡伸一先生と同様、「サヨク」よばわりされているようであるけれども、その「サヨク」が日本随一の保守主義政党の機関紙で「保守主義」解説を手掛けるとは、どういうことであろうか。所詮は、雪斎に対する「サヨク」評も、根拠薄弱であることの証明である。
因みに、雪斎は、ハロルド・J・ラスキという政治学者を尊敬している。ラスキは、1930年代の英国で労働党に深く関わった政治学者である。雪斎とは、思想傾向は真逆であろうけれども、その政治に肉薄する姿勢には大いに学び取るべきものがあると思っている。
先刻、訃報に接した永井陽之助先生の著書『平和の代償』には、次のような一節がある。
「政治権力への抵抗のポーズ自身が何かに対する一つのサービスなのだ、という現代の逆説に厳しい自覚を欠いた言論は、いつかまた、世論や民衆の変化に応じて、たちどころに総転向が始まるだろう」.。
「政治権力への抵抗のポーズ自身が何かに対する一つのサービスなのだ」という言葉がある限り、雪斎は、御用学者という批判にも平然としていられる。 永井先生は、そうした批判それ自体が、「何かに対する一つのサービス」に過ぎないことを教えているからである。
下掲は、その新連載の第一回目の原稿である。













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