« 「波乗り」としての政治 | Main | 鳩山一郎と政党政治家の「質」 »

October 01, 2008

影響を受けた人々 1

■ 「大荒れの9月」であった。
 10月の初めに際して雪斎が若き日に影響を受けた人々のことを書いてみる。
 昔、「雪斎さんは、西尾幹二さんと西部邁さんのどちらに親しいのでしょうか」と聞かれたことがある。
 御両人とも、いわずと知られた保守論壇の重鎮であり、保守論壇に迎え入れられた若手には、御両人の世話になった人々が多いのだそうである。だから、この問いを発した人々には、「雪斎も、(西尾と西部の)どちらかに引き上げられたのだろう」という予断があったのであろう。
 結論からいえば、雪斎は、御両人のどちらにも、特別な「縁」を持っていない。
 西尾さんには、最初期の作品に、『ヨーロッパの個人主義』という著作がある。
 西部さんには、これもまた最初期の作品に、『大衆への反逆』という著作がある。
 この両著を起点にして、「フリードリッヒ・ニーチェの思想への旅」、「ホセ・オルテガ・イ・ガゼットの思想への旅」に乗り出すことが出来た。その点では、御両人ともに、雪斎にとっての「影響を受けた人々」ではある。
 ただし、御両人の近年の活動については、雪斎は、ほとんど把握していない。
 特に西尾さんに関しては、「文芸評論畑の人々」による政治評論の貧弱さを教えってもらってから、彼の言論には関心を失った。西尾、西部の御両人とともに、今の雪斎にとっては、「観念の虜になれば、言論の質が悪くなる」ということを教えた反面教師である。

|

« 「波乗り」としての政治 | Main | 鳩山一郎と政党政治家の「質」 »

「学者生活」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/71618/42649250

Listed below are links to weblogs that reference 影響を受けた人々 1:

« 「波乗り」としての政治 | Main | 鳩山一郎と政党政治家の「質」 »