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September 30, 2008

「波乗り」としての政治

■ 昨日、麻生太郎総理の所信表明演説をリアル・タイムで視聴した。
 「驚いた」の一言である。
 ここまで、野党・民主党に対して、挑発的な色合いを持った演説というのも、あまり例はないのではなかろうか。
 案の定、民主党は、怒り心頭のようである。小沢一郎さんの憮然とした表情が印象に残った。
 雪斎は、10月解散という話には、段々、リアリティを感じなくなってきた。
 ニュースを見たら、公的資金投下法案が米国連邦議会下院で否決され、ニューヨーク市場は、ダウ平均が778ドル暴落し、過去最大の下げ幅だそうである。下院で否決票を投じた議員は、肌に粟を生じさせているかもしれない。おそらく、次の協議では、まともに対応しなければという雰囲気になるのではなかろうか。
 こうして考えると、麻生内閣が、のんびり選挙に打って出るかは、かなり疑問がある。民主党も、もし政権を担えば、この経済混乱への対応が最優先の課題になる。マニフェスト云々よりも、とりあえず「そこにある危機」に対応しなければならないということである。
 政治は、「波乗り」に似ている。好むと好まざるとにかかわらず。とにかく来た波に上手く乗らなければならないのである。それが出来なければ海中に持っていかれるだけである。此度の「波」は、とてつもない大きなものである。麻生総理が、上手く乗り切れば、その功績は後世まで語り継がれるのであろう。

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Comments

あの所信表明演説は麻生氏らしいですねえ。
真っ向から喧嘩を売ってきましたか。

「朝生」で民主党の枝野議員が預金金利の利上げを主張して、その場で高橋洋一氏に呆れられていたそうですが、経済政策は民主党が最も不得手な分野の一つですからねえ。
この状況で民主党政権になったら、まともに対応できるのか不安で仕方がないです。

Posted by: Baatarism | September 30, 2008 at 12:57 PM

今回の大波、麻生さんと小沢さん乗りきれそうなのはどちらだろう… と考えた時どちらかと言えば麻生さんかなと思います。正直なところ 政治家として誰も波に乗ってそこにある危機を乗りきる事は出来ないのではないかと悲観的に見てしまいます。今の状況に対する認識がまちまちな印象があるからです。 そこをまずは変えていかないと何も始まりそうにありません。

Posted by: へきぽこ | October 01, 2008 at 12:24 PM

こちらでもお読みください。

http://harepanda.blog.so-net.ne.jp/2008-09-26

一市民が公開質問状を送りつけているようだが、麻生氏は、野中広務のような被差別部落出身者を総理大臣にするわけにはいかないなどの自身の問題発言について、国民の前で、すべてを明らかにせよ、と発言していただけると、うれしいです。どんどん広めましょう。

麻生自身が野中の激怒を買ったほどの差別主義者である状況下、太田国土交通大臣の任命責任を問ううんぬんの議論自体が、ばかばかしくなってきます。なにしろ、太田より麻生のほうが、悪人ですから。

質問状には多彩なテーマがあり、すべて同意する人は少ないでしょうが、野中広務が被差別部落出身であること、麻生がそれに差別発言をしていたことさえ国民的に知られるようになれば、麻生の支持率は、がた落ちすること間違いありません。

被差別部落というだけでタブー視し、報道を控えてきた大マスコミも情けない。国民の知る権利に応えるのがマスコミの仕事のはず。

自民党もよい人材が減ったと思います。よりによって最悪の差別主義者を総裁に選ぶ理由も、分かりませんが。

ちなみに、麻生は、自分が漫画好きであることにより、漫画ファンの子供に影響力を与え、子供が物事の判断が出来ないうちから安易なニート擁護論、楽観論、右翼的信条などを植え付けてしまうという、信じがたい現象を起こしています。

また、オタクの中には、麻生なら漫画文化に理解があるから、児童ポルノについても柔軟に対応し、実写は無理でも、漫画、アニメ、ゲームならOKという方針を出してくれるだろうと期待する者すらいるのです。

あまりにばかばかしい現象で、このようなことが発生しているとは常人には思いもつかないでしょうし、麻生本人も、自分の影響力が、予想外の結果を引き起こしていることは自覚していないでしょう。

Posted by: harepanda | October 01, 2008 at 06:20 PM

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