「宰相」への階段
■ 原稿締め切り直前なので、若干の所見である。
□ 4人で争う様相=伊吹派は麻生氏支持-自民総裁選
9月4日20時9分配信 時事通信
自民党総裁選は4日、伊吹派が役員会で麻生太郎幹事長の支持を決定。出馬の意向を表明した与謝野馨経済財政担当相は準備を本格化させた。出馬に意欲を示す小池百合子元防衛相と石原伸晃元政調会長も20人の推薦人集めを進めており、4人による争いの様相となってきた。
第5派閥の伊吹派は4日午後、会長の伊吹文明財務相や中川昭一元政調会長ら幹部による役員会を開き、派としての候補擁立を見送るとともに「麻生氏支持を総意とする」ことを決めた。ただ、各議員の選挙区事情を考慮し、メンバーの投票行動は縛らないことも確認した。党内8派のうち、麻生氏が所属する麻生派以外で同氏の支持を決めたのは、伊吹派が初めて。
四人が揃ったけれども、まだ数が足りないような気がする、谷垣偵一さんや中川昭一さん辺りは、手を上げるべきである。
というのも、此度の選挙では、麻生太郎さんを総裁にする流れが強いけれども、その一方では、「麻生が総裁になるならば、麻生の次は俺だ」と世にアピールする機会としての意味合いがあるからである。気が早いようであるけれども、麻生内閣が頓挫したときに、此度の選挙に出なかった人々が、麻生後継に名乗りをあげる説得力は、乏しいとみるべきであろう。
小泉純一郎さんは三度、出馬している。麻生さんも、四度目である。「出ては負け」を繰り返しながら、「宰相」への階段を上っていく。総裁選挙には、そうした意味がある、、
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Comments
報道を見る限り、推薦人次第で手を挙げる若手があと何人かいるようで(20人はやや厳格な基準ですね)、近年にない賑やかなものになりそうですね。争点が経済政策に絞り込まれつつあるのもわりと珍しい。逆に谷垣、額賀といった人たちがどうやら忘れられつつある所を見ると(失礼!)、自民党の核となる世代も50代以下に移ってきたのかなという気がするとともに、窮地にあってある種の活気が出てきたようにも思われますし、意識的にか無意識的にか、徹底して盛り上げようというムードがあるように思われます。ここ2回、いや3回の総裁選にはないことでしたし、若手が出るという点で2001年とも雰囲気が違います。
他方将来のことについていえば、10年後政党の枠組みがどうなっているかなんてわからない。そう考えれば、ポスト麻生や自民党員へのアピールも超えて、将来のリーダー候補として全国民にアピールするつもりで、有為の議員は手を挙げてほしいものです。
小池、石原、棚橋といった人たちは小泉時代に抜擢された人でもあり、当時播いた種がこうして少しずつ華開いているということでしょうか。
Posted by: まんだら | September 05, 2008 04:49 AM
そういう意味で一番「がっかり」なのは、中川秀直氏かもしれませんね。
いくらスキャンダルがあるとは言っても、「上げ潮派」の中心なんだから、ここは代表戦に名乗りを上げて名と政策を売るべきだったと思います。
キングメーカーなんてもう時代遅れの戦略だと思うんですけどねえ。小沢氏もその路線は捨てたわけだし。
Posted by: Baatarism | September 05, 2008 09:53 AM
石破さん山本一太さんが手を挙げました。
Posted by: 星の王子様 | September 05, 2008 08:42 PM