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August 16, 2008

雑記 080816

■ 此度のオリンピックは、「中国の中国による中国のための五輪」である。ただし、オリンピックとは、そういうものであろう。そういえば、1984年の「ロスアンジェルス」のときにも、「USA],、「USA」の連呼には辟易した記憶がある。「北京」と「ロスアンジェルス」に質的な違いはない。
 雪斎は、此度の日本チームの成績に関して特筆すべきは、「フェンシングの銀」であろうと思う、それは、日本チームの活躍の領域が増えたということを意味している。他にも、メダルに届かなかったとはいえ、バドミントン、カヌーいった競技で過去最高の成績が残っている。女子体操の「躍進」は、よかったと率直に思う。
 昨日、産経新聞「正論」には、下の原稿が載った。
 ● シリーズ「8月15日」-戦後63年の「実績」と保守主義 
 この原稿を八月十五日に載せることになるとは思わなかったけれども、いいたいことは、「多様な『実績』を積み上げるための条件を護れ」ということである。「フェンシングの銀」も、その「多様な実績」のひとつであろう。大体、「柔道や競泳でなければメダルを取れない」ということでは困る。そうした姿勢が、「過去の栄光」にすがる「反動家」の精神を養うからである。
 保守主義の精神は、「実績」の積み重ねという現在進行形の努力を必要としている意味において、かなりのダイナミズムを伴ったものなのである。
 最後に、「なでしこジャパン」は、どこまで進撃を続けるのであろう。


 


 

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