« 「頑張らない」生き方 | Main | 春眠から覚めた後に考えたこと »

April 05, 2008

八千年の春

■ 『荘子』に次のような記述がある。
 「上古に大椿なる者有り 。八千年を以て春と為し、八千年を以て秋と為す」 。
 この伝でいけば、人生八十年など一瞬の出来事でしかない。
 近頃、雪斎は、「万事、頑張っても仕方がない」という思うようになった。
 パブリックな次元でいえば、これからの雪斎にとっては、「やること」は、そんなに変わらない。書を読み、文を書く時間が流れるだけである。これは、別段、「頑張る理由」にはならない。
 プライヴェートな次元でいえば、これで妻子がいれば、「妻子のために」というのが、「頑張る理由」になるのかもしれないけれども、そうした理由は今のところない。老いてきた母親さえ生活に困らないようにすれば、他には何の義務もないのである。
 それにしても、身体状況は相変わらず良くない。困ったものである、
 雪斎は、「長生きししそうにはない…」と率直に思う。
 「脳性小児麻痺の障害を抱えると、加齢の影響がストレートに出てくるというのは、こういうことか…」と暗澹たる気分になる。

|

« 「頑張らない」生き方 | Main | 春眠から覚めた後に考えたこと »

「学者生活」カテゴリの記事

Comments

「自分のため」
でも
楽しいですよ。
人生、あと半分、どーやって楽しもうかといつも考えてます。

Posted by: nao | April 05, 2008 at 11:15 AM

頑張らなくても・・できることをする・・
雪斎殿から学んだポリシーです。catface

Posted by: SAKAKI | April 05, 2008 at 11:03 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/71618/40770035

Listed below are links to weblogs that reference 八千年の春:

« 「頑張らない」生き方 | Main | 春眠から覚めた後に考えたこと »