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December 06, 2007

二十年後の自己イメージ

■ 二十年前、雪斎は、北海道大学の学生であった。
 「今の自分は、二十年前に『二十年後は、かくありたい』と思った自分と、どれだけ重なっているのか」。
 このようなことを、ふと考える。昨日夕刻は、学生と銀座を飯を食いながら、人生を説いた、
 二十年前の流行語は、「梵天丸」は、かくありたい」であった。
 それならば、二十年後にどういう自分でいたいのか。そのイメージを持つことは、特に二十歳過ぎの学生には大事であろうと思う。 

 因みに、雪斎の場合、「二十年前に思い描いた二十年後の自分」と「現在の自分」を比較すれば、概ね重なっている。
 たとえば、次のような按配である。
 ① 大学で教えている。 
 ② 新聞や雑誌で自説を披露している。
 ③ 少しは資産を蓄えている。
 ④ 芸術に包まれた生活をしている。
 因みに、重なっていないのは、次のことである。
 ① 海外生活を経ている。
 ② 自家用ヘリで通勤している。
 ③ 結婚している。
 実現したことの④でいえば、一昨日の夕刻、ゲルハルト・オピッツのコンサートに出掛けた、ウィルヘルム・ケンプの弟子筋に当たるドドイツ・ピアニズムの正統」に位置するピアニストである。「いいもの」を」聴いた。こういう時間が雪斎には何よりも貴重である。

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