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September 12, 2007

この世は総て「遊び」の舞台。

■ 「タイガースが強いな…」と思っていたら、案の定、下記のような記事が配信されていた。

 □ 阪神快進撃で関西経済に刺激、年末高相場の期待も
                   2007年09月10日17時55分
 [東京 10日 ロイター] プロ野球の阪神タイガースが快進撃している。地元では熱狂的なファンが多いだけに、阪神が優勝ともなれば関西圏のムードが明るくなり、経済にも刺激を与える期待材料になるとの見方が少なくない。過去2回のリーグ優勝時には年末高となった株式相場のアノマリーを注目する向きもいる。
   …中略
 他方、阪神優勝と株価動向のアノマリーについて、マーケット関係者も注目し始めた。ある中堅証券の情報担当者によると「あくまでもアノマリー現象と割り切ってとらえる材料だが、阪神優勝の年は年末にかけて株価が上昇した経緯がある」という。
 阪神が優勝した2003年と2005年の10─12月(9月末日終値から大納会終値まで)の日経平均は、03年が1万0219円05銭から1万0676円64銭、05年も1万3606円50銭から1万6111円43銭までそれぞれ上昇した。
 それより以前の1985年も、1万2700円11銭から1万3083円18銭まで上昇。直近3回は「全勝」となっており、買い方にとってすがりたい過去データとなっている。

 G党である雪斎は、「ふ-ん」と反応するほかはない。しかし、ジャイアンツの自力優勝が消滅した今となっては、「他人が落ちてくる」のを期待するほど見苦しいものもないので、この際、割り切ってタイガース優勝を期待することにしよう。日本経済と自分の「懐」のためにも、それを期待しよう。この世は総て「遊び」の舞台。

■、ぐっちー殿のところで、『THE POPULAR SONGS ― 筒美京平トリビュート』というアルバムが紹介されていた。早速、発注して聴く。ライン・アップは、下の通りである。

1. さらば恋人/山崎まさよし
2. ブルー・ライト・ヨコハマ/柴咲コウ
3. たそがれマイラブ/徳永英明
4. セクシャルバイオレットNO1/つんく♂
5. 人魚/BONNIE PINK
6. お世話になりました/ET-KING
7. 飛んでイスタンブール Homme/秋川雅史
8. 魅せられて/島谷ひとみ
9. 夏のクラクション/ゴスペラーズ
10. 真夏の出来事/melody.
11. 木綿のハンカチーフ/草野マサムネ
12. また逢う日まで/クレイジーケンバンド

 雪斎が気に入ったのは、②④⑪⑫である。②は、率直に脱帽である。「いしだあゆみ/柴崎コウ」は、新旧の映画「日本沈没」でヒロインを演じているのであるけれども、このカヴァーは、まさか其処を狙ったわけではあるまいなと思う。「色っぽさ」、「気だるさ」、「どこか投げやりな気分」の三種混合の雰囲気が伝わっている。
 ④⑫は、男声ヴォーカルの「段位認定」曲になりそうな雰囲気である。少し忘れていたけれども、つんくさんというのは、かなり高水準のヴォーカリストだったのか。いまさら気が付いた。⑫は、「一遍、聴いてみなはれ」というしかないであろう。
 ⑪は、このアルバムの白眉ではないかなと思う。昔、太田裕美さんが歌ったオリジナル・ヴァージョンに比べれば、こちらのほうが、「都会に出た男の夢と切なさ」がヴィヴィッドに伝わってくる。

 恋人よ 君を忘れて
 変わってく 僕を許して
 毎日 愉快に過ごす街角
 僕は 僕は帰れない

 因みに、作詞した松本隆さんも太田裕美さんも、生粋の「東京人」だそうである。
 ところで、⑪に歌われた風景は、今に至る「中央・地方」格差の原型が現れているようなものである。近代百数十年の間に積み重なった「一極集中」の構図を正すことは、安倍晋三内閣一代で頑張ったところで、どうにかなるものでもあるまい。
 しかし、それにしても、こういカヴァー・アルバムを聴くのは、基本的に楽しい。
 この世は総て「遊び」の舞台。

■ そうはいっても、雪斎の趣味の主戦場は、クラシック系である。「最近の三枚」ということで挙げておこう。

①  ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68
     ギュンター・ヴァント
     /ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
②  ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB.107(ハース版)
     ヘルベルト・ブロムシュテット
     /ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
③  マーラー  :交響曲第3番ニ短調
ベルナルド・ハイティンク
  シカゴ交響楽団 

 この世は総て「遊び」の舞台。

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Comments

いやいや3度目の正直で落合中日のペナント優勝&日本一です。

Posted by: 笛吹働爺 | September 12, 2007 at 05:42 PM

>笛吹働爺殿
そのコメントは妙に和みました。

Posted by: 雪斎 | September 12, 2007 at 06:03 PM

こんばんは。
私もG党で自力Vは消滅かと残念に思っていたのですが、この記事
http://www.sankei.co.jp/sports/baseball/070912/bbl070912000.htm
によると、自力優勝というのは復活するみたいです。

Posted by: Desperado | September 12, 2007 at 11:59 PM

雪斎さん

おはようございます。関西のGは、辛いものがあります。特に、私は、幼少期、父の仕事の関係で、2年ほど、タイはバンコクに居た以外は、学生で、京都にいくまで、ずっと大阪でしたから。だから、サッカーに逃げた感じでしょうか。

CDは、アマゾン注文にしたんですが、他の本とかの関係で、まだ、届きません。失敗しました。

クラシックで言うと、私は、結構、ラフマニノフが好きなんですが、雪斎さんの今夜のシリーズには、出てこないですね。後期ロマン派、お嫌いですか?

Posted by: forrestal | September 18, 2007 at 06:29 AM

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