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September 25, 2007

福田康夫「男も女も黙って働こう}内閣発足

■  福田康夫内閣発足である。
  町村・官房、高村・外務、石破・防衛、渡海・文科の閣僚を除けば、全閣僚が再任である。
  麻生太郎氏支持に回った鳩山・法務、甘利・経産の両閣僚も再任である。
  要するに、「好き嫌いなど言っていられない…」といったところであろう。
  「福田なら日本は駄目だ」というような言辞を吐いた御仁達は、反省すべきである。
  「統治」は宰相が一人でやる仕事ではないのである。
  さて、雪斎も福田内閣の発足を嘉し、渾名を付けてみよう。

  福田康夫「男も女も黙って働こう}内閣

  これでどうであろうか。

■ むしろ、こちらのほうが大事な情報であろう。
 □ 福田新総裁:官房副長官に二橋氏再起用 
 福田康夫・自民党総裁は24日、25日の首相就任後の組閣に伴い、官僚事務方トップの官房副長官について、現職の的場順三氏(73)を退任させ、二橋正弘前官房副長官(65)を起用する方針を決めた。副長官の「再登板」は極めて異例。
 二橋氏は旧自治省事務次官を経て、8年7カ月務めた古川貞二郎氏(旧厚生省出身)の後任として03年9月に小泉内閣の副長官に就任した。福田氏が官房長官時代にコンビを組んだこともあり、「相性がよく、信頼関係もある」(政府関係者)という。
  …中略
 二橋氏は、国と地方の税財政を改革する「三位一体の改革」のとりまとめに際し、官房長官時代の安倍氏と対立。在上海日本総領事館員自殺事件でも、二橋氏が情報を安倍氏に伝えず、安倍氏が不信感を募らせており、事実上の「更迭」だった。しかし、的場氏が高齢だったことから省庁幹部の間では「世代が違い過ぎて知っている現職幹部がほとんどおらず、なかなか話が通じない」など首相官邸との意思疎通の不足を指摘する声が根強く、福田氏も起用を疑問視していたという。今回の二橋氏の再登板には、霞が関との関係を修復する狙いもあるとみられる。  毎日新聞 2007年9月24日 20時55分 

 「安倍」色の修正は、案外、こういう地味なところから始まる。「永田町」の人間にとっては、「霞ヶ関」の人々は、「動いてもらう人々」であって、「喧嘩の相手」ではない。 勘違いをしている人々は意外に多い。

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Comments

 雪斎様
 私も二橋氏の「異例の」再起用に注目しました。その理由は、彼が中国工作員の策謀のため自殺した上海総領事館員の事件を「握りつぶした」人間だからです。
 日本の安全保障上の大問題を「無いことにしようとした」人間が異例の再登板をとげたことには、大きな違和感を感じるのです。今後、福田政権では、「日中友好」に不都合な情報は同様に握りつぶされるのか、握りつぶされることを首脳が黙認するのか。
 これを肯定的に評価しようとするあなたの考え方が理解できません。もし可能であれば、ご説明をお願いします。

Posted by: 仁者楽山 | September 25, 2007 at 10:37 PM

「『時宜を得た統治』を望む」を拝読しました。
「非道」ぶりが冴えていて、短時間の睡眠でしたが、
目が覚めました。
以下は、素人のナイーブな感想ですので、
読み流していただければ、幸いです。

「時代に要請された政策」を実行にするにも、
それにふさわしい「胴体」、あるいは「機構」が
不可欠でしょう。
小泉政権の「官邸主導」も「時代に要請された政策」の
遂行のために試行錯誤の結果であって、
その「時代に要請された政策」と切り離されて
やや理想化されている傾向もあると思います。
安倍政権は「機構」の構築という点でも、
あまりに「資源」を割きすぎ、結果的にですが、
浪費した側面があると思います。
「時代に要請された政策」を実行するには
それにふさわしい「機構」が不可欠であり、
福田新総理がどのように「機構」を構築してゆくのかに
注目しております。
二橋氏の再起用がどのような「機構」を目指されていることを
意味しているのかは、私にはわからないのですが
(現段階で「機構」の構想が形成されているかは疑問ですが)、
「機構」の構築から逆に指導者が「なに」を
「時代に要請された政策」として「どのように」
認識しているのかを間接的にですが、
ある程度まで理解できるのかなと思いました。

Posted by: Hache | September 26, 2007 at 08:10 AM

雪斎さん

こんばんは。いつもいつもTB申し訳ありません。

総裁選は、静観しておりました。麻生氏の197票は、次に繋がりますし、福田政権でも無視できないものになりましたね。

又、不思議なもので、福田総理も、総理に就任されると、それらしく風格のようなものが感じられるのは、不思議です。

私もネーミングしてみました。清水の舞台から飛び降りる覚悟で、職責を全うしてもらいという意味です。本当に、飛び降りたら、大変ですが・・・。

Posted by: forrestal | September 27, 2007 at 12:15 AM

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