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August 04, 2007

選挙特需

■ 「選挙特需」の一週間が過ぎた。結構、色々な原稿を書いた。
 来週には、色々なところに掲載されるはずである。
 率直に「へばった」。
 それでも、梅雨明けが大幅に遅れたのは、雪斎には幸いであった。例年通りの暑さの下で、書き続ける羽目にならずに済んだ。今後の雪斎には、「妻」と「避暑地の別荘」は確実に必要とされるであろう。急がねばならないけれどども、それにしても、最近のマーケットの乱高下ぶりときたら…。

■ 安倍晋三総理が「続投」を表明したものの、自民党内からは色々な声が上がっている。
 自民党総裁の「根幹の仕事」は、「選挙に勝つこと」である。
 振り返れば、昨年の総裁選挙に際して、何よりも考慮されたのは、この点である。
 安倍総裁は、「美しい国」といった政策理念の故ではなく、「選挙で勝てる顔」であると期待された故に、選出されたのである。そうすれば、それぞれの議員にとっても、選挙が楽であったろう。
 「保身ではないか…」と怒る向きがあるかもしれないけれども、それが現実である。
 人間は誰でも、先ず自分のことを考える。それを云々しても仕方がない。
 故に、その「根幹の仕事」に失敗を犯した安倍総裁に不満が噴出するのは当然である。
 ただし、安倍総裁は、日本国の宰相である。
 「総裁」と「宰相」とでは、「宰相」の立場が優先される。
 「宰相」は簡単に辞めてはならないのである。

■ 安倍総理の「失地回復」の可能性は、人事一新の中身で占われる。
 雪斎は、内閣改造人事の焦点は、「誰を官房長官に任用するか」であると思っている。
 残念ながら、塩崎恭久官房長官は、交代させたほうがいいであろう。
 安倍総理の「経験の浅さ」をカヴァーできるものを塩崎氏が持っていたように思えない。
 政権の失速には「番頭」にも責任がある。
 福田康夫氏に戻ってもらうとか細田博之氏を再び迎えるような手を打たないと、官邸に対する不安が拭えない。
 加えて、総理補佐官に政治家を任用することは止めた方がよいと思われる。
 補佐官は、基本的に学者・民間人に当てるべきポストであるからである。 

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Comments

雪斎さん

おはようございます。不用意なTB、大変、失礼いたしました。

原稿執筆、お疲れ様でした。

閣僚人事、特に、塩崎氏では、同じく、経験が浅かったのでしょうね。

私、個人としては、福田氏あたりに戻って頂きたいのですが、ご本人が、YESとは、言わなさそうですね。

Posted by: forrestal | August 05, 2007 at 09:43 AM

避暑地の別荘にお手伝いさんがいれば、「妻」のほとんどの役を果たしてくれます。子どもが産まれれば、妻は子の面倒にかかりきりなので、妻の他にやはりお手伝いさんが必要かと。妻子を養い、お手伝いさんを雇い、やっぱり障害者は物入りですね。他の人の2倍はかかります。

Posted by: うみおくれクラブ・ゆみ | August 05, 2007 at 10:02 PM

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