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May 09, 2007

パリ到着

パリに現地時8日夕刻、到着した。
街路樹の緑が眼に映える「いい時節」である。
明日からシャルル・ド・ゴールとド・ゴールの周囲に集ったレイモン・アロン、アンドレ・マルローらの足跡を辿るプログラムが始まる。

フランスは、ニコラ・サルコジの新時代を迎えた。
移民二世の男が、何故、「右派政治家」となり、大統領にまでなりおおせたか。
政治学の上でも興味深い課題である。
ただし、サルコジもその系譜に連なるであろうド・ゴールの政治信条の中には、「人間の精気」に対する肯定がある。人間の「やる気」は全面的に肯定されるべきだし。その「やる気」を発揮できるようにすることが大事だということである。
フランスの「独立」、「威信」を強調したド・ゴールの政治指導の意味は、この「精気」と重ね合わせれば、判りやすい。
サルコジは、たぶん、そのド・ゴール以来の右派政治家のお約束として、その「精気」を強調した。それが受け容れられたということであろう。

そういえば、サルコジは、かなり勤勉な男なのである。・
障害者で「福祉はアホらしい」と語って二冊も書を著した雪斎とは、どこか似ているなと思う。
福祉では、大学准教授の地位も資産も、そしておそらくは妻も手に入らない。
この意味が、フランスでも認知されればよいのだがと思う。

パリに着いてホテルに入ったら、早速、日本からファクシミリで届いた原稿ゲラをチェックした.。
セ・ラ・ヴィ

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Comments

わくわく。
わくわく。
わくわく。
こんな素敵な季節にパリ。
滞在中、ずっといい日でありますように。

Posted by: | May 09, 2007 at 11:23 AM

サルコジ大統領に一番やってもらいたいことは「ユーロ脱退」ですね。これなしにフランス経済の復活はあり得ないでしょうから。w
経済面で人間の「やる気」を発揮できるようにするためには適切な金融政策が必要であり、その金融政策をECBに譲り渡してしまったのは、フランス(ドイツもイタリアもそうだけど)の大失策だったと思いますよ。

Posted by: Baatarism | May 09, 2007 at 01:32 PM

雪斎殿
お元気そうで何よりです。花のパリはいかがでしょうか??
元鉄オタの私にとって、フランスへのお願いは一つだけ・・・
「新幹線より速い鉄道を作らないでくれ!!」です。
経済学を学んだ身としては・・ Baatarismさんと同じ思いでして・・
「フランスらしくありたいなら、ユーロ脱退してくえぇ!!」です。英国がイチバンいい思いしちゃっていいのぉ??なのですが・・
 では、良い旅を!!

Posted by: SAKAKI | May 09, 2007 at 03:35 PM

雪斎さん

パリ到着、飛行機の長旅、お疲れ様でした。
いろんな意味で、パリは、賑やかなんでしょうね。

サルコジ氏は、いわゆるフランスのエリートコースは、歩みませんでした。ただ、財務省・内務省での彼の政治手腕は、高く評価できます。

もちろん、大統領としては、未知数ですが。。。

あと、フランス女性は、特にパリにおられる方は、その、なんというか、良い意味でも、悪い意味でも、政治的信念がしっかりしてます。もうちょっと、柔軟にと思ったこともあるのですが、それぐらい、自己主張がはっきり出来て個人的には、好きですが。(個人的な経験より)

Posted by: forrestal | May 09, 2007 at 08:30 PM

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