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April 16, 2007

フランスとの「縁」

■ 前のエントリーでフランス行きの件について書いた。
 ただし、この件に関しては、「何故、雪斎が招かれることになったのか」は、依然として「謎」である。
 雪斎は、フランス語を話せない。特にフランスを強調して何かを語ったということもない。
 つまり、雪斎にとっては、フランスは、まったく「思潮・嗜好、感情などで色の付いていない国」なのである。
 最初に招聘の打診を受けたとき、雪斎の「人物月旦」が詳しく出来上がっていることを知った。。
 「ああ、フランス政府も結構、調べ上げていたのね…」と思った。

 もっとも、雪斎にとっては、人生の局面に関わった「フランス」は以下のようなものがある。色々と影響を受けているのである。
 ① 政治家   シャルル・ド・ゴール
 ② 学者    レイモン・アロン
 ③ 作家    ヴィクトル・ユゴー、ロマン・ロラン、ジャン・ポール・サルトル、アルベール・カミュ
 ④ 美術    アルフレッド・シスレーの風景画
 ⑤ 映画監督 ルイ・マル、ルネ・クレマン
    映画   『禁じられた遊び』 、『さよなら子供たち』
 ⑥ 女優    ソフィー・マルソー、エマニュエル・ベヤール
 ⑦ アスリート ジネディーヌ・ジダン
 ⑧ フランス絡みで忘れられないシーン
  / NHK大河ドラマ『獅子の時代』冒頭、帯刀・髷結い姿の侍がパリ中央駅に降り立つシーン。
 ⑨ フランスに関わった尊敬すべき日本人
  / 渋沢栄一 あらためて言及する必要もない。
  / 磯村尚徳 都知事選挙出馬さえなければ…と思う。雪斎を「国際政治」に最初にいざなってくれた。
 ⑩ フランス絡みのアニメーション
  / 『ラ・セーヌの星』(フジテレビ、1975年)

■ 今夜の一枚
 ○ グスタフ・マーラー 交響曲第6番 イ短調
   リッカルド・シャイー Riccardo Chailly
   ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

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「学者生活」カテゴリの記事

Comments

ずいぶん前の話ですが、あるフランス人の学者と親しく話す機会があったおり、フランス文化を強く意識し主張している彼が、自分の先祖は地中海近くに発しており、アルメニア人とイタリア人の血が混じっているはずだ、と「混血性」を自慢げに話していたことが印象に残っています。われわれが日常常識のように思っている「血統の純粋さ」には頓着がない文化なのかもしれない、と思いました。

Posted by: 珈琲 | April 16, 2007 at 09:00 AM

おお 獅子の時代 あのシーンは覚えてます。
ラセーヌの星?? えー観てたのですか??
その雪斎殿が・・マーラーの第6をも聴かれるとは・・。
1楽章のアルマの主題、長い終楽章を好んで聴いておりますが、噂では、Zガンダムの最終回のモチーフだとか・・
私のフランスはガンダムのカミーユという名前から入りました・・作曲家とか画家とか・・ほとんどオトコだったような・・


Posted by: SAKAKI | April 16, 2007 at 12:53 PM

質問:エッフェル塔と東京タワーはどちらが高いでしょう?
今日のNHK子ども番組の問題です。
私にとってフランスとは①に「ベルサイユのばら」です。パリに1泊2日の短い滞在で、友人はルーブル美術館に行こうといったのですが、私は迷わずベルサイユ宮殿に行きました。雪斎さんは是非とも、ルーブルで美術を堪能してくださいね。
ロマン・ロランの「魅せられたる魂」は、日本訳がすごく下手で、残り1巻で読むのをやめました。
なんだか、雪斎さんの仏行きで、コメント欄が湧いていますね♪

Posted by: うみおくれクラブ・ゆみ | April 16, 2007 at 09:08 PM

私は、共産党員だったから、政治家はやっぱりミッテラン。
私は女だから、サルトルより愛人のボーヴォワール。
映画なら、左翼知識人が愛する名画「天井桟敷の人々」、男優ならその主人公ジャン・ルイ・バローが最高。サスペンス映画だったら「死刑台へのエレベーター」かな。

Posted by: うみおくれクラブ・ゆみ | April 16, 2007 at 09:17 PM

雪斎どの

訪仏ですか。日本の核論議が、フランス型で進むのか(独自路線)イギリス型(アメリカの核を補完する)で進むのか、そのへんを聞きたがっているのですかな。

Posted by: M.N.生 | April 17, 2007 at 05:40 PM

パリには以前観光で一度だけ行ったことがあります。なかなか言葉で表現するのは難しいのですが、極めて特徴的な都市であったと思います。観光都市として都市計画を練ったものであるのは知識として知っていましたが、それがこれほどまでに都市全体からある種の思想というか、独特の影響力を放つまでに至っているとは思いませんでした。欧州の首都、世界の首都と豪語する感覚もやや分かる気がしました。なかなか洗脳力のある都市ですね。
このように書くと不気味さが感じられるようにも思われるかもしれませんが、私はむしろ「フランス国民」の強固な意志を明白に「表で」示しているように思いました。陰影の風景あってもそれを支えるものは明瞭極まりない。言うだけの事はあるか、との感あり。

これがローマあたりであれば、素晴らしい都市ではあるものの、まだ日本人の感覚で想像できる範囲の素晴らしさで、普通の人間が黙々と研鑽を積み業績を成したかのような印象があります。まぁ、こっちのほうが日本人は落ち着くかもしれませんね。

Posted by: カワセミ | April 20, 2007 at 10:32 PM

アンドレ・マルローとアントワーヌ・ド・サン・テグジュペリ
も、お忘れなく。
シモーヌ・ベーユも忘れがたいですね。

ムーランルージュの脇道からサクレクール方面に上っていくと、「ムーランドラギャレット」というレストランがありました。
今でも有るのか判りませんが、なかなか雰囲気のいいみせでした。
グーグルアースで探したら、まだ風車が写っていましたので、あると思います。

Posted by: アリさん | April 23, 2007 at 05:12 PM

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Tracked on April 21, 2007 at 04:08 AM

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