遊びの効用
■ 東西の「古典」からの抜き書きである。
● 「兵とは詭道なり。ゆえに能なるもこれに不能を示し、用なるもこれに不用を示し、近くともこれに遠きを示し、遠くともこれに近きを示し、利にしてこれを誘い、乱にしてこれを取り、実にしてこれに備え、強(にしてこれを避け、怒にしてこれを撓(し、卑にしてこれを驕らせ、佚にしてこれを労し、親にしてこれを離す。その無備を攻め、その不意に出ず。これ兵家の勢、先には伝うべからざるなり」。
―『孫子』「始計篇」
● 「(君主は…)、どこまでも慈悲ぶかく、信義に厚く、裏表なく、人情味にあふれ、宗教心のあつい人物と思われるように、心を配らなければならない」
―二コロ・マキアヴェッリ 『君主論』
安倍晋三総理に心がけてもらいたいことは、上の古典から判断する限り、「余りに真面目に物事を考えるのは、害悪の方が大きい」ということである。小渕恵三の「カブ上がれ」パフォーマンスにせよ、小泉純一郎の「メンフィスでのエア・ギター」パフォーマンスにせよ、中曽根康弘の「座禅」パフォーマンスにせよ、佐藤栄作における「栄ちゃんと呼ばれたい」発言にせよ、長期執政を誇った宰相には、「職務外の逸話」があるものであるけれども、そうした世間を驚倒させるような逸話は、今のところ安倍総理にはない。そろそろ出てきてほしいものであると思う。
■ 昨日、発注していた椎名林檎さんの最新作『平成風俗』に加え、、『加爾基 精液 栗ノ花』他の三作が届く。ちょっと気になったので、明日夜にでも聴いてみよう。おっと、リア・ディゾンのアルバム『SOFTY』も発注しておかねばな…。
■ 今夜の一枚
: 「ブラームス 交響曲第1番ハ短調 作品68 」(リッカルド・シャイー/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団)
何よりも、このコンセルトヘボウの演奏が、味わい深い。
「国内政治」カテゴリの記事
- 三ヵ月の空白(2011.08.28)
- 仏滅の内閣改造/与謝野馨という「トロイの木馬」(2011.01.14)
- 民主党における「馬鹿の四乗」(2010.10.26)
- 「過剰配慮」の代償(2010.10.19)
- 日本のナショナリズム(2010.10.17)
The comments to this entry are closed.














Comments