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February 28, 2007

「復党問題」という妖怪

■ 「寝た子を起こした」というべきであろうか。

□ 造反・衛藤氏の自民復党容認へ=「国造りの方向」同じ-安倍首相
               2月23日19時1分配信 時事通信
 安倍晋三首相は23日夕、郵政民営化に造反して一昨年の衆院選で落選した衛藤晟一氏の自民党への復党について「衛藤氏は基本的に同じ考え方、方向性を持っている。国造りを一緒にしていきたいという人に加わってもらうのは、わたしは当然だろうと思う」と述べ、容認する意向を表明した。これに関し首相周辺は「参院選を考えると今が復党のぎりぎりのタイミングだ」と語った。
 衛藤氏は夏の参院選比例代表に同党からの出馬を求めている。首相の発言は、同氏の復党を認めた上で、参院選に公認候補として擁立する意向を示唆したものとみられる。ただ、公明党は同氏の復党に反対しており、復党が決まれば両党の選挙協力に影響が出るのは必至だ。

  □ 「身びいき」に広がる安倍首相批判=中川氏との不仲説も-衛藤氏の自民復党
                2月27日23時1分配信 時事通信
 安倍晋三首相が郵政造反組の衛藤晟一前衆院議員の自民復党を容認したことで、「身内」の復党を優先させた首相への批判が党内外に広がっている。落選組の復党に慎重だった中川秀直幹事長は方針転換で苦しい釈明に終始。首相との「不仲説」も取りざたされている。
 「衛藤さん、何とかなりませんか」。首相は26日夜、笹川堯党紀委員長に電話し、党紀委での迅速な審査を求めた。衛藤氏は27日、復党願を提出し、党紀委の開催が決まった。首相の要請はこれを見越した「根回し」であるのは明らかで、党内では「首相の独走」(閣僚経験者)との反発の声が上がった。 

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February 27, 2007

十五の「ベト7」

■ 趣味の話である。

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February 26, 2007

「格差」の虚実

■ 「格差」を語る上で興味深い記事である。
 

□ 地域間の所得格差:「小泉政権下で拡大」実証 係数、02年から上昇--毎日新聞集計
 99~04年の全国の市区町村の納税者1人あたりの平均所得に関し、格差の度合いを示す「ジニ係数」を年ごとに割り出したところ、02年を境に上昇したことが3日分かった。ジニ係数は毎日新聞が東京大大学院の神野直彦教授(財政学)の協力を得て割り出した。平均所得の最高値と最低値の差は3・40倍から4・49倍に拡大、小泉純一郎前政権の間に地域間格差が開いたことを示した。神野教授は「感覚的に論じられてきたものを初めて定量的に示せた」と指摘しており、地域間格差は4月の統一地方選の主要争点になりそうだ。以下、略
 
 因みに、総てのデータは、ここから把握できる。

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February 24, 2007

週末の朝

■ 週末なので、簡略なエントリーを書く。
 1 最近のテレビ・ドラマで観ているのは、次の三つである。
  ① NHK大河ドラマ『風林火山』
   / 明日辺りから盛り上がりそうである。
  ② NHK土曜ドラマ『ハゲタカ』
   / これは面白い。第一回放送分は、宇崎竜童さんの必死の演技が、印象に残る、
     「バルク・セール」とは、価値の落ちた資産を二束三文で「まとめて売る」意味らしい。
     こういうドラマを作るから、NHは侮れない。
  ③ 『華麗なる一族』
   / 「キムタク」だけが確かに浮いている。この俳優を除けば、「昭和の雰囲気」は確かに伝わるのだが…。
 2、最近、入手したワイン
  ① コンポジション・レイフ[2004] /ヨーゼフ・マイヤー
   / 残念ながら、「ラマレイン」は手に入らないので、「コンポジション・レイフ」を代わりにする。
  ② カリュアド・ド・ラフィット・ロートシルト[2000]
   / 思わず買ってしまった。2000年モノに眼が眩んだ結果である。
 3 最近の音楽
  ① 「水蓮―しなやかに歌って」(シィー・ヤン)
   / 中国の女性シンガーであるシィー・ヤンによる「山口百恵ナンバー」のカヴァーである。収録されているのは、「しなやかに歌って」、「秋桜」、 「曼珠沙華」、「横須賀ストーリー」、「 いい日旅立ち」、「さよならの向う側」である。全曲、中国語で歌われている。「百恵さんの歌も、アジア共通の歌になりつつある」と実感させられる。特に「秋桜」が味わい深い。
  ② 「ベートーヴェン:交響曲第7番」 (カルロス・クライバー/バイエルン国立管弦楽団)
   / クライバーの「ベト7」には、ウィーン・フィルを振ったものがあるけれども、このライブ版は「凄い演奏」である。しかし、この演奏を聴くときは、聴くほうも構えていないと疲れる。普段は、ギュンター・ヴァント辺りを聴いているのが、よいのであろう。

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February 23, 2007

「野望」の段階

■ 尋常小学唱歌「鯉のぼり」の三番の歌詞は、次のようなものである。。

  百瀬の瀧を 登りなば
  忽ち龍に なりぬべき
  わが身に似よや 男子と
  空に躍るや 鯉のぼり

 古代中国の伝説上の聖王で夏の始祖である禹王が、山西省河津と陝西省韓域のあいだにある龍門山を切り開いて黄河の水を通じさせた。その龍門峡という名の急流を上った鯉は龍になる。この故事に依って、男児の立身出世を願う想いを込めたのが、「鯉のぼり」の習俗である。ところで、この『鯉のぼり』の唱歌の意味は、子供の頃の雪斎には、今ひとつ意味が判らなかった。「何故、広島東洋カープは、鯉なのか」という疑問が、この故事との関連で解けたと思ったのは、中学生くらいの頃の雪斎における「アハ体験」の一つである。


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February 22, 2007

鈍感力

■ 昨日夕刻以降、「正論大勝・正論新風賞」贈賞式に加わる。今年の受賞者は、大賞が佐々淳行氏であり、新風賞が古田博司筑波大学教授である。
 佐々さんは、色々な意味で有名な人物である。「物を書く官僚」の魁のような位置を占めていたと思う。「ちょっと贈賞のタイミングjは、もう少し早くてよかったのではないか」という声も、聞かれた。雪斎も、それには同意する。それにしても、佐々さんの奥方様は、綺麗な方だと思う。佐々さんを題材にした映画では、奥方様を天海祐希さんが演じていた。納得する。

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February 21, 2007

アイディア・ブローカーの肖像 続

■ 昨日、東京・虎ノ門界隈は辻という辻に警察官の姿が目立った、次のような報道が為されていたとあれば、当然であろう。夕刻以降、その界隈のビルの一室で定例の安全保障研究会に加わる。
 

□ チェイニー米副大統領が来日、日米豪の連携確認へ
              2月20日20時14分配信 読売新聞
 米国のチェイニー副大統領が20日、来日した。
 21日に安倍首相、麻生外相らと会談し、アジア太平洋地域での日米同盟の重要性や日米豪3か国の連携強化のほか、北朝鮮の核問題解決に向けての日米の緊密な協力を確認する。
 22日には拉致被害者の横田めぐみさんの両親と会談し、ブッシュ政権として拉致問題解決を重視する姿勢に変わりはないことを訴える。離日後、豪州を訪問する。
 副大統領の来日は、米議会の休会期間を利用したもので、アジア太平洋地域で「最も信頼する同盟国」と位置づける日豪を訪問することで、日米豪3か国の連携を強める狙いがある。安倍首相との会談では、ブッシュ米大統領と小泉前首相が築き上げた信頼関係を維持していく姿勢を印象づけたい考えだ。

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February 20, 2007

アイディア・ブローカーの肖像

■ NHK大河ドラマ『風林火山』は、久し振りに硬質のドラマを見せてくれる。
 一昨日放送分では、松井誠さん演じる北条氏康の「恨みでは大望はならぬ」という台詞が印象に残った。
 「恨み」」という「感情」に囚われている限りは、大局を見るのは難しい。
 最愛の女性を殺された「恨み」、さらには異形な姿の故に世に容れられない「ルサンチマン」という自分の「感情」に囚われていたらしい内野聖陽さん演じる山本勘助には、ずしりと響く言葉であったかもしれない。
 

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February 16, 2007

男は黙って、サッポロ・ビール

■ 昨日、今日の経済ニュースは、これがホットなものである。今日の『読売新聞』一面トップ、午後7時のNHKニュースでは、トップで伝えられる。
 

□ サッポロHD買収を提案=TOBで66.6%取得目指す-スティール
          2月15日21時2分配信 時事通信
 米系投資ファンドのスティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンドは15日、サッポロホールディングス(HD)に対し、買収を打診したと発表した。現在約18%の保有比率をTOB(株式公開買い付け)により、66.6%(議決権ベース)に引き上げることを提案。サッポロは、株式買い増しには賛同しない公算が大きいが、スティールが敵対的買収に転じる可能性も出ている。
 スティールは同日付で、サッポロHDに、「企業価値のさらなる向上」のため、「株式の友好的な取得」を提案する文書を送付。この中で、1株825円(15日終値791円)でのTOBを検討する考えを伝えるとともに、取締役会の賛同を求めた。スティールは、「賛同いただけない場合は提案を撤回する権利を留保する」として、敵対的買収に転じる可能性をにじませた。

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February 15, 2007

清沢洌の言葉

■ 「お前がこの国に生れた以上は、国家を愛するに決まっている。が、お前の考えるように考えなくても、この国を愛する者が沢山いることだけは認めるようになってくれ」。
   ―清沢洌『非常日本への直言』「序に代えて わが児に与う」『清沢洌評論集』(岩波文庫)所収―
 清沢洌が書いた文章の中でも、かなり印象的な言葉である。昭和八年三月は、前々年の満州事変、前年の上海事変を経て、日中関係の「不幸な時間」が本格的に始まろうとしていた時期である。清沢の幼い子供が、中国人を観て、「あの人たちと戦争をするのでしょう」と問いかけてきたのに驚いて、清沢は、子供を諭す体裁で文章を書いた。冒頭の言葉は、その文章の一節である、
 「自分の考えるように考えなくても、この国を愛する者が沢山いる」と考えない人々、もしくは「自分の考えるように考えなければ、この国を愛していない」と考える人々が、最近、矢鱈に多くないか。昔は、「自分の考えるように考えなければ、平和を愛していない」と考える人々を相手にして、疲れる想いをしたものであるけれども、今は、「自分の考えるように考えなければ、この国を愛していない」と考える人々を相手にして、疲れなければならない。
 雪斎には、まだ息子・娘はおろか、妻もいない。だが、先々、息子・娘を持つ身になったら、この清沢の言葉に倣った言葉を自分なりに伝えたいと思う。

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February 14, 2007

落着

■ 順当な「落着」と見るべきであろう。
 

□ 全核施設「無力化」で合意=北、100万トン重油支援条件に-6カ国協議
             2月13日20時1分配信 時事通信
 【北京13日時事】北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議は13日夕、北京の釣魚台迎賓館で全体会合を行い、核放棄に向けて各国が取るべき具体的行動を明記した「共同声明」を採択、6日間の交渉を終えて閉幕した。共同声明によると、北朝鮮がすべての核計画を完全申告し、あらゆる既存の核施設について再稼働できない状態に「無力化」する見返りに、重油最大100万トン相当(市場価格で約360億円)の経済・エネルギー・人道援助を受けることで合意。議長の武大偉中国外務次官は閉幕式で「朝鮮半島非核化に重要で現実的な一歩であり、早期に行動したい」と宣言した。
 声明は、北朝鮮など各国が初期段階に取るべき措置の履行期間を「60日以内」と明確化し、拘束力を強めたのが特徴。北朝鮮は、全核施設の「無力化」などに先立つ初期段階措置として、(1)寧辺の核施設の停止・封印(2)国際原子力機関(IAEA)の監視・査察受け入れ(3)抽出プルトニウムを含めた全核計画リストに関する協議-を実行。各国はその見返りとして5万トンの重油に相当する緊急エネルギー援助を実施するとした。
 米朝、日朝はこの期間内に国交正常化に向け、直接対話を開始。米国は北朝鮮のテロ支援国家指定解除に関する作業を始めるとともに、北朝鮮への対敵通商法の適用終了について議論を進めることも確約した。

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February 13, 2007

「6ヵ国協議」は決着したのか。

■ とりあえず、決着したというところか。
 

□北、支援増で「解体」同意=インタファクス
            2月12日17時0分配信 時事通信
 【北京12日時事】ロシアのインタファクス通信は12日、北朝鮮が6カ国協議で「重油200万トンと電力225万キロワットの年間供与」を条件に、核施設の「解体」を受け入れる立場を示したと報じた。北朝鮮はこれまで核施設「凍結」の見返り支援として、重油50万トンと200万キロワット相当のエネルギーを要求していた。

 □ 核施設閉鎖・リスト提供に同意=北朝鮮、見返り実施条件に-中国次官・6カ国協議
            2月12日23時0分配信 時事通信
 【北京12日時事】北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議で議長を務める武大偉中国外務次官は12日午後、北京の釣魚台迎賓館で額賀福志郎前防衛庁長官と会談、北朝鮮はエネルギー支援など見返り措置が実行されることを前提に、同国が取るべき初期段階措置として寧辺の核施設閉鎖と、ほかの核施設のリスト提供に同意していると述べた。同協議で5つの作業部会設置で合意していることも明らかにした。
 武次官は最終局面を迎えた6カ国協議に関し、「今がヤマ場だ」と指摘。「北朝鮮への支援規模や、ほかの5カ国で支援をどう調達するかが焦点だ」と明かしつつ、エネルギー支援の数字は「流動的だ」と述べた。支援規模に関しては「科学的根拠を集めて算定しなければならない」と述べた。 

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February 11, 2007

「産みの苦しみ」…か。

■ 『時事通信』配信の三つの記事は、冷静に考えると中々、興味深い。

□ 北、200万キロワット支援要求=「見返り」めぐり難航-6カ国協議
2月10日14時0分配信
 【北京10日時事】韓国の通信社・聯合ニュースは10日、北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議で北朝鮮が寧辺の核関連施設の閉鎖など「初期段階措置」の見返りとして、200万キロワット相当のエネルギー支援を要求し、同措置の期限である60日内に使用できるよう求めていると報じた。複数の協議筋によると、3日目に入った6カ国協議では、北朝鮮が同措置を取った場合、ほかの5カ国がエネルギー支援などでどのような見返り措置を講じるかについて調整が難航している。

 □ 合意文書修正案出せず=対北支援で難航、長期化も-6カ国協議
                           2月10日22時0分配信
 【北京10日時事】北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議は3日目の10日、議長国・中国が米朝など各国と相次いで2国間協議を開き、北朝鮮が寧辺の核施設閉鎖など「初期段階措置」を取った場合の見返り措置について集中的に議論した。日本代表団筋によると、大規模な支援を要求する北朝鮮と5カ国の間の立場に大きな開きが残っており、調整は難航している。中国は同日、合意文書の修正案を提示できなかった。
 中国外務省の秦剛副報道局長は同日夜の記者会見で「焦点は北朝鮮への経済・エネルギー支援だが、立場の相違が比較的大きい」と指摘。佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長も同夜、記者団に「解決方法が見いだせず、厳しい状況が続いている」と述べた。
 タス通信によると、ロシア首席代表のロシュコフ外務次官は同日、最も困難な点は「(北朝鮮への)経済支援の規模とその時期・期間だ」と述べた。
 日本代表団筋は「まだ調整に時間がかかる」と協議が長期化する可能性を示唆。中国は11日も各国と調整を続け、打開策を模索するが、先行きは不透明感が強まっている。

 □ エネルギー支援で「相違大きい」=受け入れ可能案を模索中-中国
2月10日23時0分配信
 【北京10日時事】中国外務省の秦剛副報道局長は10日夜の記者会見で、6カ国協議で「議論の焦点は北朝鮮へのエネルギー・経済支援だ」と述べるとともに、「各国がそれぞれ提案を行ったが、今のところ立場の相違が比較的大きい」と指摘、調整が難航していることを認めた。
 副局長は「食い違いは縮小しつつある。幾つかの個別問題に集中しているこれら相違が、重要問題でこれまで得られた共通認識に影響を与えることはない」と強調。「積極的で柔軟な態度で、各国とも受け入れられる案を模索している」と説明した。

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February 10, 2007

ワインの日々

■ 木曜の夕刻以降、都内で「さくらの会」に加わる、集まったのは、かんべえ殿ぐっちー殿さくら殿やじゅん殿副会長殿、そして雪斎であった。この何時もの面々に加え、外資系物流会社部長T女史と民放ニュース・キャスターU女史が輪に入る。T女史とU女史に接して、「天は二物を与えるのだな…」と率直に思う。
 

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February 08, 2007

人間の安全保障

■ 昨日午前、医師の診察を受ける。胸部レントゲン、血液検査、心電図検査、尿検査などの一般的な検査である。医師の説明によると、「全く問題なし」とのことである。先刻のエントリーで医療の現場にいる方々からのコメントがあったので、その医師にも少し尋ねてみた。
  雪/ 「お医者さんの世界というのも、大変らしいですな。」
  医/ 「確かに、人数をこなさなければというところはあるけれども、それでも一頃に比べれば、ましになってきているのですよ」。
  雪/ 「ほう。そうなんですか…」。
 先刻の女医さんのことでいえば、冷静に考えれば、「脳性小児麻痺の障害を抱える患者を診たことがなかったのかもしれない」と思うようになった。なるほど、そう考えれば、その女医さんにも同情しよう。人間は誰でも、「初めての舞台」は緊張するものであるから…。
 近年、「人間の安全保障」という考え方が国際政治の世界では示されている。安全保障政策における伝統的な「脅威」概念は、「他国の侵略」を指すものであり最近では「テロリズム」が含まれてるけれども、「人間の安全保障」では、「貧困」や「感染症」というのが脅威としいて語られているのである。
 まともjな医療体制が出来上がってていない国は、精強な軍隊を持たない国と同様に、安全保障の観点からは危ういということになろう。たとえば武見敬三氏は、参議院議員になる前から、この「人間の安全保障」の概念を強調していたけれども、彼にあっては、「国際政治学者」jと「武見太郎の子息」という二つの顔は、この概念において一つになっていたということである。
 ということで、雪斎も、今後、色々なことを考えることにしよう。

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February 07, 2007

下げ止まったか。

■ 雪斎のように株式投資をやっている人間にとっては、株価の「底」と「天井」の見極めが大事になる。雪斎の場合、損失を出すのは、「底」だと判断したものが実は下げ止まらないパターンである。もっとも、優良株であれば、「天井」はともかく「底」を見極めるのは、そんなに難しくない。とある半導体関連株は、三日前辺りに「底」だと思って買いを入れたら、一昨日と昨日で反転した。この株は、当分、上昇モードであろう。「ごっつぁんです」といったところであろうか。
 ところで、内閣支持率には、「底」と「天井」を見極める指標はあるのか。次の記事は面白い。
 

□ 柳沢厚労相 「子供2人以上が健全な希望」記者会見で発言
2月6日17時5分配信 毎日新聞
 柳沢伯夫厚生労働相は6日の閣議後会見で、自ら発言した「女性は産む機械」について「不適切な発言をおわびしたい」と改めて謝罪しつつ「与えられた職務を微力ながら全うしたい」と辞任する考えがないことを繰り返し強調した。今後の少子化対策については「結婚し2人以上の子どもを持ちたいという(若い人の)極めて健全な希望にフィットする政策を考えていかないといけない」と話した。【玉木達也】

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February 06, 2007

不愉快な話

■ 不愉快なことがあった。昨日、耳の調子に異変が生じたので、自宅近くの耳鼻科に診察に行った。
  雪斎は、医者に行くときには母親に付き添ってもらっている。身の回りの世話をしてもらう都合の故に、これは致し方がない。
 ところで、この耳鼻科の若い女医さんは、何故か、診察の結果を雪斎の傍らにいた母親に説明しているのである。
 雪斎が質問しようとしても、お構いなく母親に顔を向けて説明しているのである。
 思わず、カチンと来てしまった。
 「馬鹿野郎。患者は俺だ。俺に向かって説明しろ」。
 相手が医師ではなく、ましてや女性でなかったら、このように怒鳴りつけてやろうかと思った。
 普通、医者が、患者を無視して話をするものであろうか。
 「この女医さんは、医科大学で何を学んだのかね」と率直に思った。それとも、「患者との接し方」は、医科大学では教えていないということであろうか。どうも解せぬ。結局、「お世話になりました…」と愛想笑いをして、医院を出たのだが…。
 ところで、耳の奥が痒かったりすると、つい綿棒でぐりぐりとやってしまうものであるけれども、これは、「よろしくない」事であるらしい。「耳の手入れ」も、本来は耳鼻科でやってもらうのが、よろしいとのことである。なるほど、耳とか鼻も、「微妙な器官」であるけれども、その手入れは、歯や眼ほどには真面目に考えられていないところがある。最近、流行のイヤー・エステというのも、問題があるということであろうか。

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February 05, 2007

北朝鮮の経済成長率

■ 少しばかり興味深いデータがある。「北朝鮮の経済成長に関する論争の一考察」と題された中国人(韓国人?)研究者の論稿で引用されていたデータである。

 □ 北朝鮮の経済成長率推移(単位:万ドル、%)
     (出所)韓国銀行「2004 年北韓経済成長率推移結果」
   、2005 年5 月31 日公報により。

       1990  1991  1992  1993 1994  1995  1996
北朝鮮  - 3.7 -3.5  -6  -4.2  -2.1  -4.1  -3.6  
韓国 9.2 9.4 5.9 6.1 8.5    9.2    7 

      1997  1998  1999 2000  2001  2002  2003  2004
北朝鮮 -6.3 -1.1 6.2 1.3 3.7 1.2 1.8    2.2
韓国    4.7  -6.9 9.5 8.5 3.8 7 3.1 4.6

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February 02, 2007

モノ語り 1

■ 最近、購入したモノを紹介する。
 ① ULTRASONE ヘッドフォン PROline2500 オープンエア ダイナミック型  
  : このヘッドホンは、値段が非常に高い。ただし、雪斎のように、賃貸マンションの自室で夜中に音楽を聴くという生活を続けていると、ヘッドホンに「いいモノ」が欲しいとおもっていた。「音質」だけではなく「健康」に配慮したというのが、この商品のセールス・ポイントなので、思い切って購入してみたのである。
 聴いてみると、実に「安心感のある」モノである。かなり長時間、装着していても、耳が痛くならない。昔、とある人物に中古のベンツに乗せてもらったことがあったけれども、そのときに抱いた感想に似ている。雪斎は、基本的に、「モノは、シンプルにして、かつ堅牢であればいい」という考え方の持ち主なので、こういう「安心感を与える」モノは、有り難いと思う。

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