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November 16, 2006

ある研究室の一日

■ 昨日の続きのエントリーである。昨日は、終日、大学研究室に居たので、「永田町」の動きはつかめなかった。教育基本法改正案は衆議院委員会審議を終えた。「えぅ、通ったの…」というのが、率直な感想である。
 この法案が通ったからといって、現下の難題が解決するわけでもない。「祝詞」の議論は所詮は、「祝詞」の議論である。

 研究室に女子学生が訪ねてくる。延々とお話をする。
 その女子学生に何を話したのか。
 ① 「君ね、自分の値段は出来るだけ高くするようにしないと駄目だよ」。
  / 残念ながら、恋愛を含む人間関係の「現実は、「他人を出来るだけ安く買い、自分を高く売り付けよう」という思惑のせめぎ合いである。
  / 「ぼけっとしていると、いつの間にか高く安く買い叩かれるよ」。
 ② 「自分の値段を高くするためには、日々、精進が大事だよ」。
  / だがら、「活字」の勉強以外にも、色々なことをやってもらう必要がある。
  / 出来るだけ上質のものに触れることが大事である。
 ③ 「『自分はこの程度でいい』と思ったら、それでおわりだよ。」
  / マイナーな大学に居る学生には、「自分はこの程度…」という雰囲気がある。
  / それから抜け出なければ、本当に「自分はこの程度…」で終わる。
 こういう物事の言い方は、うっかりするとセクハラになりそうな話だが、その女子学生には納得して帰ってもらった。よくよく考えれば、雪斎のスタンスは、『マイ・フェア・レディ』に登場するヒギンズ教授のものに近くなっている。結局、学者のやることは、みな同じか…。苦笑する。

■ 本日、ボージョレ・ヌーヴォー解禁である。「縁起物だから買っておいて」という母親の要求が入っていた。「どうもボージョレ・ヌーヴォーはつまらないのだな…」と思いつつ、加えて別のワインも確保する。確保したのは、「カリュアド・ラフィット・ロートシルト 2003」である。かの「シャトー・ラフィット・ロートシルト」のセカンドだから、モノ自体はいいはずだが…。どんな具合であろうか。

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Comments

街のボジョレー・ヌーボーセールもあまり盛り上がっていないようですが、今日はルイ・ジャドのボジョレー・ヌーボーを飲む機会がありました。普通のものはいつくかもビンテージを飲んでいますがルイ・ジャドのボジョレー・ヌーボーは初めてです。
シャトー・ラフィット・ロートシルト」のセカンドカリュアド・ラフィット・ロートシルト 2003感想をお聞きするのが待ち遠しいです。

Posted by: 星の王子様 | November 18, 2006 at 06:37 AM

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今日はボジョレヌーボーの会でした。ごいっしょの方ご苦労様でした。日本では高額なものがよく売れているようですね。 後で見たら送信完了したのは日付けが変わっていたようですね。 追記 こんなニュース見つけました キリン TOBでメルシャン呑む248億円で買収・子会社化へ 【ライブドア・ニュース 11月16日】− キリンビールの加藤壹康社長とメルシャンの岡部有治社長は16日、東京都千代田区の東京會舘で共同記者会見を開き、キリンがメルシャンの発行済み株式総数の過半数を取得して連結子会社化し、総合酒類... [Read More]

Tracked on November 18, 2006 at 06:36 AM

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