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September 26, 2006

「華麗・激越・冷徹」の統治から「燻し銀」の統治へ

■ 「華麗・激越・冷徹」の統治から「燻し銀」の統治へ。これが、今日一日を表す言葉になるであろう。
 安倍晋三新総裁麾下の自民党重役人事は、幹事長に中川秀直氏、政調会長に中川昭一氏、総務会長に丹羽・古賀派の丹羽雄哉氏、国体委員長に二階俊博氏という布陣である。安心した。全然、驚きのないのが「サプライズ」かもしれない。これで、組閣人事に併せ、安倍次期総理の執政は、「燻し銀」の装いを持つものになると期待する。
 さて、小泉総理退陣の朝が来ている。この五年半、雪斎は、小泉総理支持の論稿を書き続けた。「華々しくも激越にして冷徹」。小泉総理の統治を表現すれば、このようになる。小泉総理の執政は、政治が「まつりごと」であるということの意味をよく伝えてくれた。その「まつりごと」は、激越なものであればあるほど、その終りに漂う寂寥感も尋常なものでありえない。東北人である雪斎は、夏の「祭り」の後には、短い秋と長い冬が来ることを知っている。「小泉」と書けば自然に「総理」と続ける癖が付いた雪斎にとっては、この五年半の「祭」を観察し、その「祭」に言論家として関わることができたのは、幸運なことであったと思う。だから、かなり寂しさを感じる。
 安倍次期総理の「まつりごと」は、「秋の祭」である。日本国民が揃って長閑に淡々と「実り」を言祝ぐ。そうした統治が行われれば、それでいい。余計な「余興」は要らない。

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