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July 31, 2006

今週から八月…

■ 今週から八月である。にもかかわらず、東京は、特に夜中は寒い日々が続いている。「気温摂氏25度を越えれば人間が住むところではない」というロシア人並の価値観も持っている雪斎としては、「いい感じ」である。
 例年、七月の試験期間が終われば九月半ば近くまで、雪斎は、「休み」に入った。この「休み」の間に、書を著したり、まとまった文献を漁ったりしていた。この「休み」がなければ、学者という商売も、割りに合わないなと正直に思う。六年前、一旦、国家公務員特別職である政策担当秘書jから大学専任講師に転じた折に、年棒が七割に落ちたのは、ショックであった。ただし、こういう心理的なショックを吸収できたのは、「まるまる二ヶ月の時間が自由に使える」と思ったからである。
 もっとも、雪斎には、今年の「休み」はない。五年ぶりの「政権交代」の夏である。こういう時期に、何故か「永田町」に戻っている。昨年夏には、こういうことになるとは想いも寄らなかった。
 さて、総裁選挙である。雪斎は、今、名前が挙がっている人々の他に、出たいと思う人々は皆、出てもらたいと思う。昔、ジャイアント馬場さんが存命であった頃の全日本プロレスのプログラムで楽しかったのは、実は「バトル・ロワイヤル」であった。安倍、麻生、谷垣の各氏の他にも、与謝野、山崎、額賀、高村の各氏のような重鎮組、さらに河野、後藤田、塩崎の各氏のような「次世代」組も、皆、出ればよいのである。それが、自民党という政党の「活力」につながる。「活力」のない組織は、バトル・ロワイヤルですらも出来ない。そうしたことの意味は、真面目に考えるべきあろうと思う。誰か「若手」が出てくれないかなと思う。次への存在感をアピールする意味でも、格好の機会だと思うのだが…。
 「永田町インサイダー」の発言にしては、いささか暴走気味であったかな…。
 

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July 25, 2006

ポリシー・インテレクチュアルズの世界

■ 夕刻以降、「政策空間」&「ヤングライオン」という若手「政策知識人/ポリシー・インテレクチュアルズ」(policy intellectuals)の会合に顔を出す。一応、雪斎が「講師」だったのであるけれども、何時ものお決まりのパターンで、「時事放談」と相成る。いやあ、スマン、スマン。
 もっとも、「政策知識人/ポリシー・インテレクチュアルズ」(policy intellectuals)の空間は、雪斎には、一番、居心地の良い空間かもしれないと思う。イデオロギー絡みの世界よりも、ずっと上質な議論が出来る。
 振り返れば、ジョン・メイナード・ケインズは、経済学者として政策を論じ、実務家として政策立案に関わるだけでなく、それを一般社会に広く啓蒙し広報するジャーナリストとしての役割をも担った。加えて、ケインズは、毎朝起きたばかりのベッドで株価をチェックするのを日課とする投資家であったし、劇場の支配人みたいなこともしていた。ケインズが四十歳を過ぎてから迎えた妻は、ロシア出身のバレリーナであった。
 雪斎は、かなり強固な「小さな政府」論者であるけれども、知識人の「型」としては、誰よりもケインズに憧れる。

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July 23, 2006

小泉純一郎DVD

■ 本日の「溜池通信」からの引用である。

〇今日のサンプロ終了後、ランチの席上で思いついた話なのですが、「小泉首相の演説傑作選」のDVDを作ったらどうでしょう。これは売れると思うけどな。
〇まず冒頭は2001年春の総裁選から。田中真紀子さんに「男でしょ、立ちなさい」といわれて、「女性に立てと言われて立たないのはどうも・・・」と、下ネタ同然で事実上の出馬宣言。次はもちろん施政方針演説。「聖域なき構造改革」「米百俵」「恐れず怯まずとらわれず」など、この年の流行語大賞が続出。どうせだから、貴乃花優勝の際の「感動したッ!」も入れちゃう。
〇中盤では、2002年9月の日朝首脳会談、2003年3月の「イラク戦争支持宣言」などが重い。もちろん、「人生それぞれ」「自衛隊のいるところが非戦闘地域」などの問題発言も収録しないといけません。党首討論はいろいろありましたが、やっぱり菅さんとの頃がいちばん面白かったように思います。
〇終盤の山場となるのは、もちろん昨年夏の「郵政演説」。これは編集せずにフルに収録したい。9・11総選挙の応援演説もいくつか入れて、「小泉劇場」を振り返る。トータルで2時間くらいを目標とする。解説は田原総一朗。絶対に本を書きそうにない小泉さんですか・ら、DVDを作ればいいんじゃないかと、。

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July 22, 2006

さて、週末…

■ 一昨日、愛知事務所の若手F君と銀座でイタリアンを食する。使ったのは、こちらの店である。雪斎には、割合、気楽に使える店である。各ジャンルごとに肩肘張らずに食えるレストランがあるのは、いいことである。

■ 昨日、注文していたイタリア産ワインが、到着し、早速、コルク栓を開ける。イタリア・ワインは、前日も銀座で飲んだのだが、それは気にしない。注文したのは、〈CINQUE TERRE COSTA de SERA di Riomaggiore 2001 D.O.C.〉という銘柄のものである。何故、これを入手したのかといえば、先刻、NHKの「世界遺産」番組の「チンクエ・テッレ(イタリア北部)」編で、当地のワインが紹介されていたからである。愛知和男代議士が自民党の観光政策の総責任者を務めている関係上、雪斎も、こういう観光地と名産品に関する話が、段々、楽しくなってきている。
 ところで、ワイン自体は…。ん、旨かったよ。実に飲みやすいワインでした。値段も余り高くなかったし…。
 
■ 何時でもワイン・グラス片手に芸術・文化を愛でる生活が出来れば上々であるけれども、実際には、そうはいかない。金正日という無粋な人物を念頭に置きながら安全保障を考える時間は、どう見ても「粋」ではない。
 昔、ソヴィエト連邦時代に文化省という役所があり、そこで扱われる「文化」ぐらい無粋なものはなかったとか。それは、そうであろう。昔日、ロシア文化と呼ばれたのは、チャイコフスキーやラフマニノフの音楽にせよ雪斎が愛するチェーホフの文学にせよ、帝政時代の所産であったからである。社会主義・共産主義などというのは、文化の面では阿呆な体制であった。
 「エタ・ニェ・クルトゥールニュイ」(これは文化的でないね)。ソ連時代には、かなりの皮肉の言葉であったとか。

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July 21, 2006

防衛大学校長人事&富田メモ

■ 「中々、いい人事だ」と思う。一昨日の「共同」記事である。
 

□ 防衛大学校長に五百旗頭氏 政府内定、8月1日就任へ
 政府は19日、第8代の防衛大学校長に五百旗頭真神戸大教授(政治外交史)を起用することを内定した。近く閣議了解し、8月1日就任の見通し。防大校長は西原正前校長が今年3月末に退職後、空席となっていた。
 五百旗頭氏は日米関係など政治、外交問題の論客として知られ、2004年秋に防衛力整備の在り方に関する報告書をまとめた小泉純一郎首相の諮問機関「安全保障と防衛力に関する懇談会」のメンバーを務めた。報告書は冷戦時代からの防衛政策の基本だった「基盤的防衛力」構想を転換、「多機能で弾力的な防衛力」の整備を提言し、04年12月に閣議決定した新たな防衛計画大綱の基礎となった。

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July 16, 2006

国連安保理決議1695

■ 国連安保理決議1695が出された。「読売」記事である。
 

□ 安保理、北朝鮮決議案を全会一致で採択
 【ニューヨーク=大塚隆一】国連安全保障理事会は15日午後4時(日本時間16日午前5時)前、北朝鮮のミサイル発射に対する決議案を全会一致で採択した。
 決議は今回のミサイル発射について「地域の平和、安定、安全を危うくする」として非難。「安保理の特別の責任」のもとで、北朝鮮にミサイルの開発・試験の禁止、発射の凍結などを要求するとともに、6か国協議への即時無条件復帰を強く促している。
 国連加盟国にはミサイルや関連物資・技術の移転、調達などを阻止するよう求めている。

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July 15, 2006

週末の風景

■ 月曜以降、更新を中断している間に情勢は動いた。土曜夕刻時点での「読売」最新記事である。
 

□ 英仏が折衷案、中国「支持できる」…日米受け入れ検討
 【ニューヨーク=白川義和】日本は14日、北朝鮮のミサイル発射に対する日米英仏など8か国提案の決議案について、中露との協議をもとに修正案をまとめ、同日夜の国連安全保障理事会非公開協議に提出した。
 中国が、修正案に国連憲章7章への言及が残っていることに強く反対したため、英仏両国は同協議で「7章」に言及しない折衷案を提案。中国は支持できるとの考えを示した。日米も英仏案の受け入れを検討している。最終決議案は15日午後(日本時間16日午前)、採決に付され、15日に採択される公算となった。
 修正案は、中露が問題視していた「安保理が国連憲章7章のもとで行動」との条項を「7章40条のもとで行動」と修正、軍事行動や経済制裁の可能性を排除した。7章40条は、安保理が事態の悪化を防ぐため、関係国に「暫定措置」に従うよう要請できるとの規定。経済制裁をうたった同章41条、軍事行動を可能とする同章42条の前段階にあたる。

 

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July 11, 2006

国連安保理という「戦場」・続々

■ 本日以降、ココログがメンテナンスに入るようなので、このエントリーにて当分、更新は中断である。その前に、どうしても書いておきたいことがある。
 

□ 制裁決議案、採決を延期 「数日間」と官房長官
 【ニューヨーク10日共同】北朝鮮のミサイル発射問題を受けて日本など計8カ国が国連安全保障理事会に共同提出、10日採決を目指していた北朝鮮制裁決議案をめぐり、安倍晋三官房長官は10日夜、日米両政府が「中国の北朝鮮に対する外交努力を見守り、数日間は行わないことで合意した」と述べ、採決の延期を言明した。
 中国の王光亜国連大使は10日午前(日本時間同日夜)、5常任理事国と日本が決議案に関する協議を当面、継続することで合意したと言及。また、現在の制裁決議案を修正しなければならないと述べ、非難決議の検討に含みを持たせた。

 ここでいう「数日間」というのは、どの程度のスパンを意味しているのであろうか。採択は、15日から始まる「サンクトペテルブルク・サミット」の前なのか後なのか。今は、中国の対朝説得の行方に焦点が一時的に移っているようである。もしかしたら、中国政府には、次のような話が伝えられているかもしれない。
 「胡錦濤は、サンクトペテルブルクに、ちゃんとお土産を持ってくるのだろうな…。対朝説得の成果というお土産を…。そうでなければ、どの面を下げてサンクトペテルブルクに出てくる気か…」。
 だとすれば、現時点で必死に「外交」をやっているのは、中国である。中国のお手並みを拝見しようというのが、日米両国と欧州諸国の現時点での態度である。日米両国と欧州諸国は、必死になる必要は何もないのであある。外交の世界でも他の世界でも、必死になって余裕をなくしたほうが劣勢であるのは、いうまでもないことである。
 日米両国と欧州諸国は、制裁決議でもそれよりも一段格落ちの非難決議のどちらでもいいと思っているであろう。湾岸戦争の時ですら、イラクに対して最初に出されたのは、非難決議だったはずである。その点でいえば、今の日本政府の余裕は、いきなり制裁決議の線で掛け金を高く釣り上げたことにあるのであろう。もし国連の枠組で上手くいかなければ有志国連合で制裁に踏み切るまでのことである。

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July 09, 2006

日曜の午前の戯言

■ 日曜の午前である。 ドイツ―ポルトガル戦は、ドイツの勝ちであった。 
 

【シュツットガルト(ドイツ)8日時事】サッカーの第18回ワールドカップ(W杯)ドイツ大会第24日は8日、当地で3位決定戦を行い、地元のドイツがポルトガルを3-1で破り、1970年大会以来の3位となった。ポルトガルは過去最高の66年大会の3位に並ぶことはできなかった。
 相手のうまいパス回しにリズムがつかめずにいたドイツは、後半11分にシュバインシュタイガーが強烈なミドルシュートでW杯初ゴールを挙げて先制。4分後には同選手のFKがオウンゴールを誘うと、同選手がさらに加点し、相手の反撃を終盤の1点に封じた。5ゴールで得点王争い首位のドイツのクローゼには得点がなかった。ドイツはバラックが欠場する一方、GKカーンが最終戦で出場。ポルトガルのフィーゴは後半途中から出場し、アシストを記録した。日本の上川徹氏は無難に主審を務めた。

 上川徹主審は、日本代表チームよりも先に、「世界最高水準」に到達した。こういうレフェリーという仕事は、意外に日本人には向いているかもしれない。レフェリーという仕事の前提は、公正に「仕切る」ということで、プレーヤーその他との「信頼」が出来上がっていることである。日本は、米国や欧州諸国と並ぶ「高信頼社会」とのことであるから、こうした社会土壌からならば、国際舞台で活躍するもう少し多くのレフェリーが登場してもいいであろう。上川主審は、道を開いた、上川主審に乾杯である。

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July 08, 2006

国連安保理という「戦場」・続

■ 「さて、お膳立ては出来た」というところであろう。「共同」記事である。
 

□ 北朝鮮制裁決議案を提出 日米英仏、8日採択目指す、国連安保理、中ロは反対
 【ニューヨーク7日共同】日本、米国、英国、フランスの四カ国は7日午後(日本時間8日未明)、経済制裁の根拠となる国連憲章7章に基づいて弾道ミサイル開発や実験の即時中止を北朝鮮に強制、ミサイルや大量破壊兵器開発につながる恐れのある物資などの同国移転を阻止するために必要な措置を取るよう加盟国に義務付ける制裁決議案を安全保障理事会に正式提出した。早ければ8日の採択を目指す。
 常任理事国として安保理で拒否権を持ち、北朝鮮の友好国である中国とロシアは制裁決議に反対しているが、国際社会の度重なる自制要請を無視してミサイルを計7発発射した北朝鮮に対し、日本などは迅速かつ断固とした決意を示す必要があると判断、決議と異なり法的拘束力のない議長声明を求める中ロの主張を退けた。
 今回提出した制裁決議案は、日本が5日に安保理各国に提示した原案を一部修正したもの。

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July 07, 2006

国連安保理という「戦場」

■ 北朝鮮ミサイル発射絡みでいえば、雪斎が関心を寄せているのは、国連安保理決議の動向である。北朝鮮が「テポドンⅡ」をもう一発、撃ってくるという観測があるけれども、雪斎には、もはや余り興味もないことである。不謹慎な喩えであるけれども、「処女・童貞であるかそうでないかは重大な違いであるが、一度目か二度目かは、もはや問題ではない」というのと同じことである。もっとも、二発目が日本国内に着弾したりアラスカ沖にまで届いたりして、「脅威」を現実化させたりすれば、事情は変わるであろうが…。
 

□ 国際包囲網で圧力強化へ 政府、北朝鮮ミサイルで
 【共同】政府は6日、北朝鮮のミサイル発射で、国連安全保障理事会の制裁決議のほか、15日からの主要国首脳会議(サンクトペテルブルク・サミット)で非難声明採択を求める方針を固めるなど、北朝鮮に圧力をかけるための国際的包囲網構築の動きを強めた。防衛庁は再発射の可能性があるとして、情報収集と警戒態勢を継続した。
 一方、安保理は日本時間7日未明から担当官会議を開催。ただ常任理事国の中国、ロシアの反対で、安保理決議の週内採択は困難な状況になっており、内容を緩めた非難決議や拘束力のない議長声明などとなる可能性もある。
 □ 対北制裁めぐり実質協議=迅速対応目指し、会合継続-安保理
 【ニューヨーク6日時事】北朝鮮のミサイル発射問題をめぐり、国連安全保障理事会の各理事国は6日、前日に引き続き実務者会合を開催し、日本が提示した対北制裁決議案について実質的な討議に入った。安保理各国は迅速な対応を取る必要性では一致しており、決議案採択に反対する中ロ両国と、制裁を主張する日米英3カ国の距離がどこまで縮まるかが焦点だ。
 安保理各国の代表部は5日の実務者会合で、日本から決議案の内容について説明を受けた。各代表部はこれを受けて本国政府に対応を照会。各国は6日の会合にこの結果を持ち寄り、決議案の中身に関し本格的な話し合いを開始した。 
 □ 日米主導の制裁に反対=ミサイルを6カ国協議の議題に-ロ大統領
 【モスクワ6日時事】ロシアのプーチン大統領は6日、インターネット会見を行い、北朝鮮による弾道ミサイル発射について、「常識を外れた感情的反応をすべきでない」と日米両国が主張する北朝鮮制裁に反対した。また、北朝鮮のミサイル問題を核問題に関する6カ国協議の議題とするよう提案した。

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July 06, 2006

北朝鮮のミサイル、それがどうした。

■ 昨日未明、ドイツ―イタリア戦を横目に作業中、北朝鮮ミサイル発射の報が飛び込んできた。雪斎の最初の反応は、「ああ、今頃、撃って来おった…」であった。それにしても、派手に撃ってくれたものである。現在のところ、撃ったミサイルは、失敗したテポドンⅡを含む七発のようである。どう見ても、、最初のテポドンⅡを含む三発はともかく、後の四発は「無駄弾」であろう。
 さて、ミサイル発射が実際に行われたのであるから、カードを切る番は、日本のほうに回ってきた。切れるカードは、意外にも数多くある。出来るだけ日本にとってコストの少ないカードで、いかに大きなパフォーマンスを上げるか肝要である。「共同」が伝えている。 
 

□ 政府の「当面の対応」要旨
 北朝鮮のミサイル発射を受け政府が発表した「当面の対応」要旨は次の通り。
 【対北朝鮮措置】
 一、北朝鮮側に厳重抗議しミサイルの開発中止、廃棄、輸出停止を求める。
 一、万景峰92の入港を禁止。
 一、北朝鮮当局の職員の入国は原則として認めず、その他の北朝鮮からの入国についても、審査をより厳格に行う。北朝鮮船籍の船舶がわが国に入港する場合、乗員らの上陸は、原則として認めない。
 一、在日の北朝鮮当局の職員による北朝鮮を渡航先とした再入国は原則として認めない。
 一、わが国の国家公務員の渡航を原則として見合わせ、わが国からの北朝鮮への渡航自粛を要請する。
 一、わが国と北朝鮮との航空チャーター便については、わが国への乗り入れを認めない。
 一、北朝鮮の今後の動向を見つつ、さらなる措置を検討する。
 【国際社会における連携】
 一、国連安全保障理事会などでしかるべき対処がなされるよう働き掛けを行う。
 一、6カ国協議関係国間の協議、主要国首脳会議(サンクトペテルブルク・サミット)などあらゆる機会を活用し、調整・情報交換を行う。

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July 05, 2006

すわ、スキャンダル!?

■ 暫く完全SOHO勤務を続けていると、新聞記事を読んで慌てることがある。三日に「朝日」が配信した記事である。
 

□ 仙台防衛施設局、国会議員ら14人「口利き」 文書残す
 防衛施設庁の発注工事や用地買収をめぐって、仙台防衛施設局元幹部が在職中、国会議員やその秘書らから受けた「口利き」を文書に記録していたことがわかった。朝日新聞社が入手した文書には、防衛庁長官を務めた現職国会議員など14人の実名が記載されている。うち2議員側が防衛庁側への働きかけを認めた。施設局元幹部は、文書のほか、議員から建設業者の入札指名を催促された経緯などを業務日誌に書き残していた。
 防衛施設庁の発注工事をめぐっては、東京地検の捜査で、官製談合の実態が暴かれたばかり。施設庁主導の談合が長年続いた背景には、今回発覚した防衛族議員らの口利きの多さがあったとされる。官製談合の一面が、この文書や業務日誌で裏づけられた形だ。
 朝日新聞社が入手した文書は「斡旋(あっせん)利得議員等リスト」と題され、パソコンに入力されたデータをA4判の紙に印刷したもの。99年4月~00年6月に、東北6県を管轄する仙台防衛施設局側が受けた口利きの内容がまとめられていた。
 文書には、口利きした当時の役職として(1)国会議員9人(衆院7人、参院2人)、元議員1人(2)防衛庁幹部、OB計3人(3)宮城県議1人、の計14人の氏名が記載されていた。国会議員のうち7人は、防衛庁長官など同庁の要職経験者だった。実際には議員秘書が口利きした例も含まれているという。

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July 04, 2006

孤高の鷹

■ 拙ブログでは、ことがあるたびに、小椋佳さんの『孤高の鷹』を引用していた。この曲は、元々は1996年正月にテレビ東京系列で放映された「徳川剣豪伝―それからの武蔵」のテーマとして使われたものである。この曲が収録されている小椋さんのアルバムは、「バラードセレクション~ことなり~」である。「巌流島」以後の宮本武蔵を描いた物語の雰囲気にはあっていたと思う。

このたびの命 思い為す宿命 好まずと言えど 戦いの嵐 荒れ止まず 挑みの心 また湧き止まず

誰のようにも 生きられず
誰のようにと 生きもせず

梢の高み 孤高の鷹が
心ならずの 爪を磨く

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July 03, 2006

休日の三題

■ ワールドカップも「いいところ」に来ている。準々決勝は、フランスーブラジル戦が楽しかった。
 □ サッカー=ジダン、「我々は素晴らしい試合をした」
 [フランクフルト 1日 ロイター] サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会、準々決勝で王者ブラジルを下したフランス代表主将のMFジネディーヌ・ジダンが、チームの戦いぶりに満足した様子をみせた。
 今大会を最後に現役引退するジダンは「我々は素晴らしい試合をする必要があり、それを実行できた。接戦でどちらが勝ってもおかしくなかった。決勝進出に向けて、立ち止まる気はない」と力強く語った。
 フランスは後半12分にジダンのFKからアンリがボレーで先制ゴール。ブラジルの猛攻を振り切り、1―0で勝利。優勝した自国開催の1998年大会以来のベスト4進出を決めた。
 フランスは5日、準決勝でポルトガルと対戦する。

 今大会では、四年前の日韓大会で精細を欠いたルイス・フィーゴ(ポルトガル)やジネディーヌ・ジダンの雄姿が長く見られるのは、実に結構である。これにイタリアの面々も加わる。これらのチームは、四年前には韓国絡みの不可解な判定の犠牲になったはずである。彼らの「あるべき」プレーを見るのは、ことのほか、楽しい。
 それにしても、ブラジルが点を失ったのは、フランスを除けば、日本だけであったようである。「ジーコ・ジャパン」は、実は凄いことをしたチームだったのではないかと思ったりする。

■ 日本テレビは、きちんと謝罪したのであろうか。ちょっと怖いアクシデントである。
□ 赤坂御用地に不時着 オリラジ、番組収録中に
 2日午後零時45分ごろ、東京都新宿区の神宮球場で日本テレビがクイズ番組を収録中、パラシュートで上空から球場に降下しようとした人気お笑いタレント「オリエンタルラジオ」の中田敦彦さん(23)とインストラクターの男性が強風にあおられ、近くの赤坂御用地(港区)内に不時着した。けが人などはなかった。
 赤坂御用地内には、皇太子ご一家の住まいの東宮御所や、秋篠宮さまら皇族の住まいがある。
 皇宮警察本部や日本テレビによると、不時着したのは迎賓館に近い鮫が橋門の東約50メートルの空き地。9月放送予定の「全国高等学校クイズ選手権」関東予選を収録中で、中田さんらはクイズの解答の場面で降下したという。皇宮警察は中田さんらから事情を聴き、口頭で注意した。

 まったく人騒がせな話である。ただし、このパラシュートに載った「芸人」が「テロリスト」だったら、どうするつもりであったのであろうか。確か、米国では、ホワイトハウスの上空は、「飛行禁止区域」であったはずである。日本では、どうなっているのであろうか。皇居、首相官邸、国会議事堂周辺は、余程のことがない限りは、「低空飛行」を禁止するということにしてくれなければ、テロリズム対策も実は上がるまい。

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July 01, 2006

「日本は常に米国の味方だ」。

■ これは、小泉訪米の光景の中でも、最も重要な言葉になるかもしれない。それは、後世、「ブッシュ・コイズミ同盟」を象徴する言葉として位置付けられるであろう。「時事通信」が配信した記事である。
 □ 悪との闘い、盟友を見捨てぬ=大統領主催の公式晩さん会-小泉首相
 【ワシントン29日時事】小泉純一郎首相は29日夜(日本時間30日午前)、ホワイトハウスで開かれたブッシュ米大統領夫妻主催の公式晩さん会に出席した。
 冒頭、大統領は「わたしたちの親しい友情は日米の強い同盟関係で生まれる」と首相との盟友関係を強調。内外での人気ぶりや独特の髪形に言及し、エルビス・プレスリーに「いろんな意味で似ている」と持ち上げた。
 これに対し、英語でスピーチした首相は、初老の保安官が1人で無法者と闘う西部劇映画「真昼の決闘」を引き合いに出し、「悪に立ち向かうときに米国は1人ではない。日本は常に米国の味方だ」と述べ、会場を沸かせた。
 晩さん会には宇宙飛行士の野口聡一さんや女子フィギュアスケート金メダリストのクリスティ・ヤマグチさんらも招かれた。
 

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