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April 25, 2006

雪斎、反省する。

■ 一昨日投開票の衆議院千葉7区補選では、斎藤健候補は敗北した。残念なのは、斎藤さんのような逸材に相応しい「処」を得させる結果にならなかったことである。
 斎藤さんは、その華々しい経歴の裏に、若き日々の「刻苦勉励」がある。聞いた話に依れば、斎藤さんの生家は貧しかったらしく、文字通りの「刻苦勉励」で今までのキャリアを築いたそうである。この話の真偽は確認していないけれども、こうした話を、もう少し聞きたかったような気がする。とかく、人々は、「エリート」という表面しか見ないらしい。

■ 雪斎が兼任講師として籍を置いている大学は、千葉・流山にある。ということで、雪斎にも動員の要請や指令が入るのかと思いきや、そうした要請や指令は入らなかった。「政策担当秘書は政策立案に関する職務に専念する」というのが制度の趣旨なので、その通りに動いたわけである。愛知和男事務所では愛知代議士以下、スタッフ数名がキャンペーンに加わったけれども、雪斎は動かなかった。動きたかったが…、仕方がない。

■ 日経平均株価は、498円下落、今年最大の下げ幅である。原油高、円高に加え、補選の結果がトリガーになったようである。小泉自民党が一敗した途端に、この下げとは…。怖っ。

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「永田町の話」カテゴリの記事

Comments

千葉県民で無い私からすると、今回の選挙は納得がいかないものがあります。落下傘だから負けたというだけとは思いたくないですが・・・・

ただ、外野の立場から万が一今回の選挙で自民:太田、民主:斉藤だった場合にどちらが勝っていたかは気になります。私の考えではおそらくそれでも民主党が勝っていたと思います。
私のようなビジネスマンからすると個人の能力・人柄よりも世間の流れで勝負が決まってしまう政治家という職業の厳しさが明確に現れた選挙であったと感じております。

Posted by: 残念 | April 25, 2006 at 10:10 AM

日本国自体にはいい結果だったのではないですか。
政治というものは与野党が対決しながら良い結果を生むものであって、自民党にも強力な敵が出来た事で「常在戦場」の気迫が生まれるでしょう。

確かに格差を乗り越えようと努力する人もいるでしょうが、格差のまえに絶望してしまう人間もいる。どちらも国民であり、選挙民です。そこをどう埋めてゆくかという策はそういう戦いの中からしか生まれてこないのではないでしょうか。

逆に民主党は実際はメダル獲得で散々な目にあったのに荒川静香さんのメダルで大騒ぎしたトリノオリンピックの時の日本と同じにならないようにしなければならないでしょう。野球もトリノオリンピックもさまざまな教訓を残しています。問題はそこから何を学ぶかではないでしょうか。

Posted by: ペルゼウス | April 25, 2006 at 11:35 AM

>斎藤さんは、その華々しい経歴の裏に、若き日々の「刻苦勉励」がある。聞いた話に依れば、斎藤さんの生家は貧しかったらしく、文字通りの「刻苦勉励」で今までのキャリアを築いたそうである。

はあ・・・斎藤さんにはそのような経歴があったのですか・・・。残念ながら、今回の選挙戦では、そんな斎藤氏の人となりを知る機会が全くなかったですね。

この経歴が本当であれば、彼はまさに民主党が批判している「格差・負け組み生産社会」を克服した象徴になりえたですね。

もっともっと斎藤氏を前面に出して、「民主党の格差社会批判は一面的だ。日本には格差を覆すチャンスがある。私はそのチャンスによって今の私があるといって過言ではありません」なんて感じで行けば、違う結果が出たかもしれませんね。

斎藤氏のような「苦労人」には、活躍する場を得て欲しかったので全く残念です。

Posted by: 藤田 | April 25, 2006 at 04:51 PM

当選した太田和美氏については、すでに2ちゃんねるで色々な良からぬ情報が出てますね。キャバクラだけじゃないです。時の人ですから、近いうちに週刊誌で色々叩かれるんじゃないでしょうか?
こういうのを見ると、やっぱり斎藤氏の方が良かったのにと思いますね。

Posted by: Baatarism | April 25, 2006 at 09:12 PM

速報のテロップが出た瞬間、思わずため息が出ました。
まあ、雪斎先生や他の方々のブログなどで斎藤氏の人となりがわかっている方はいいのですが、一般の有権者にそこまで要求するのはある意味、酷な気もします。
やはり、ご本人(というよりは自民党ですが)の戦い方にその敗因を求めるべきなのでしょう。
小泉首相の構造改革路線を支持する私自身、今回の自民党の選挙戦や、総理ほか応援演説に入った人々の演説の内容が上滑りしている気がしたくらいですから。
ただ、さくら殿も書いておられたとおり、ここから徹底的に地元を固めて千葉7区に浸透し、次回総選挙に挑戦できれば、斎藤氏には必ず結果が現れるのではないでしょうか。

Posted by: Y.F@Itabashi | April 26, 2006 at 01:48 AM

海外在住の私としては状況が良く分からないのですが、タイゾーと最初はグーの話をWebで読んで、こりゃだめだと思いました。だれが、参謀やったの?候補者の責任でなく参謀の責任ですね。

Posted by: B | April 26, 2006 at 08:50 AM

雪斎氏やこちらにコメントを寄せる多数の方々が感じていることは、斎藤氏と太田氏のイメージと実像がかけ離れてしまった、あるいは逆転していたということでしょうか。残念ですね。
やがて太田氏パッシングが始まるでしょうけど、その醜聞によっては、民主党が崩壊するかもしれませんね・・
 小沢氏と創価が接近を試みようとしているかに見えるのが気になります。これが小泉後に妙な影響を及ぼすかもしれません。どうやら福田氏が元気になってきましたね(笑)

Posted by: SAKAKI | April 27, 2006 at 09:27 AM

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