どうでもいい話
■ 一昨日、東京・汐留の共同通信本社でインタビュー記事の取材を受ける。汐留メディアタワーという空間に足を踏み入れるのは、初めてであった。もっとも、隣のカレッタ汐留には何度も足を運んでいるのであるけれども、メディアセンターまでは足を運ぶ機会を持たなかったのである。
■ 四月に朝日新聞から刊行される書の中に雪斎の論稿が収録されることになった。雪斎も今では「リベラル派」なのか。時代は、変わったものである。
■ この数日、とある民主党議員が巻き起こした「振り込めメール」の一件で、騒然となっている。ホリえもん氏が自民党幹事長親族宛に三千万円を振り込むようにと指示したとされるメールが、取り上げられているのである。
どうやら、このネタは、「ガセ」であるらしい。どうでもいいことに関わっている暇はない。
昔、「国会の爆弾男」と呼ばれた野党政治家がいた。この一件は、「国会の自爆男」の登場ということであろうか。あ・ほ・ら・し・い。
■ 雪斎にとっては、ブログやネット上で行われている議論は、あくまでも「裏」の世界の議論である。「裏」の世界で語られたことに依拠して、「表」で語ることをしないというのが、雪斎のような「表」でも仕事をしている人間の作法である。「裏」の世界の情報には、「検証できない情報」が多い。「永田町」にも、「怪情報」という名の「検証できない情報」は、色々と飛び交っている。普通の神経ならば、こうした「検証できない情報」には手を出さないという判断が働くものであるけれども、中には、この「検証できない情報」を「特ダネ」と思って飛び付く人物がいる。知識人の中にも、、こういうことをやっている御仁は、意外に多い。「検証できない情報」くらい、怖いものはない。
追記、ここいう「永田町情報」は、「永田の町の情報」である。確かに、あてにならないかもしれない。
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Comments
sendmailを使ってやりとりするメールには、
径路情報などを示すもっといろんなヘッダが
ついてるはずなのですが、民主党の出してきた
プリントアウトには、なぜかそれが見当たら
ない。口座を抑えてあるかどうかも不明で
すし。しかも、告発者の保護をいって、
大事な大事な反対尋問の権利をどっかに置き
去りにしてる。
今のところσ(^_^;も「永田の町の事件」と
判断してますが、もちろん決定的な証拠が
出れば、判断変更する可能性は大有りです
ね。
Posted by: おおみや%バイト君 | February 18, 2006 07:23 PM
振り込めメールはガセと言うより、狂言、自作自演等の
疑いがあるみたいです、ネット上ではもう検証済みで
嘘が確定したみたいです。
参考ttp://tbn2.blog50.fc2.com/blog-entry-16.html
この他にもいろいろ検証サイトがあるみたいです。
Posted by: サウス | February 18, 2006 08:39 PM
斜め上の笑いとしてはかなり面白いと思いますが、
正直これが国会での発言ということになると、
なんとも情けない気分になります。
誰か止める人は民主党内にいなかったんでしょうか?
Posted by: 飯研住人 | February 19, 2006 12:57 AM
どうでもいい話でしょうか?
本当に「ガセ」であるなら、しっかりとペナルティを払っていただきたい、与党にはまた払わざるを得ないよう動いていただきたい。(逆の場合もまた然りですが・・・といいますか、送金が事実だとするなら、何らかの犯罪を構成するのでしょうか?)
検証ができない批判の跋扈を押しとどめるのは、なんといってもそれなりのペナルティの存在ではありませんか?
いささかマイナーな話ですが、昨年11月の東証の取引中断、年末の誤発注、LD問題以降の取引時間の短縮、更にごく最近の「魔の30分」と見てみますと、やはりきちんとした野党がきちんと取引所を責め立てていたなら、もう少し早くに手が打たれていたのではないか?あやふやな、まあまあという決着で、当事者の意識に任せていて、事態の好転を待つことが、どのような結果をもたらすのか、実に良いケーススタディではなかったのかと思い、取り上げてみました。
きちんと政策を語る野党が欲しい。そのためにも、検証可能性という批判的考察の基本を、もう一度振り返るきっかけにして欲しいと思う次第です。
Posted by: 小規模投資家@爆死 | February 19, 2006 06:08 PM
>どうやら、このネタは、「ガセ」であるらしい。どうでもいいことに関わっている暇はない。
民主党は、その「どうでもいいこと」を党首が先頭に立って、全面的に信じて貴重な時間を浪費しているんですよね・・・(呆)。
民主党の「対案路線」とやらはどこに行ってしまったんでしょうか?もはや選挙前の民主党に戻ってしまった感さえあります。
Posted by: 藤田 | February 19, 2006 10:51 PM
このガセ騒ぎ、ほりえもん裁判にどう影響するのでしょうか?
検察は、ほりえもんが悪事の指示を出していたと証明するための物証は多分mailしかないのではないか、と思います。こんなに大きなガセmail騒ぎが事前に発生したら、証拠としての信憑性が疑わしくなる気がしますが・・・。
Posted by: KU | February 20, 2006 08:40 AM
今回のメール騒動は、その真偽に関わらず、レベルの低い、どうでもいい話だと思います。大切な国会の時間を、もっと長期的視点から重要な審議に費やしてほしいと思います。
Posted by: 珈琲 | February 20, 2006 09:55 AM
昭和初期の「憲政」が崩壊していった政界の光景も、こういうものであったのかと想像します。
今では、「メール偽造」疑惑も出ていますね。なげかわしい。
Posted by: 雪斎 | February 20, 2006 10:20 PM
遅ればせながら『文芸春秋』を読みました。
なぜ愛知代議士がイニシャルになっているのでしょう。
他の政治家はそのまま実名で出ているし、またこのブログではそのまま「愛知代議士」も出ています。イニシャルにする意味がわかりません。
文章全体の中でこのイニシャルだけ非常に浮いた感じを受けました。
Posted by: フムフム | February 20, 2006 10:24 PM
・フムフム殿
「文春」原稿をお読み頂きましたか。ありがとうございます。御指摘の件、あれは「表」の原稿ですから、ああいう書き方になるのですな。因みに、拙ブログでは、拙者は自分の実名を出したことは一度もありません。「表」の原稿と「裏」のブログ・エントリーの区別は、きちんと付けなければなりませんので…。
Posted by: 雪斎 | February 20, 2006 11:45 PM
区別が必要なのはわかるんです。違和感はイニシャル。
「以前もお世話になった代議士」とか書き方はいろいろあると思います。あえてイニシャルにした部分だけがエッセイのなかで浮いた印象があるんです。
知っている人は知ってる政治家の名前がイニシャルだと、
話題(?)の怪文書や「論談」のような印象を受けるんですね。
Posted by: フムフム | February 21, 2006 12:28 AM
産経新聞の一コマ漫画が愉快でした。
場所は骨董品屋。
「これが永田ラッパですか」
「高くつきそうですな」
といった会話が交わされているもの。
もちろん永田ラッパは、大映社長だった永田雅一氏の愛称ですが、どれほどの人が覚えているのでしょうね。
Posted by: 山川草一郎 | February 22, 2006 01:18 PM