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January 30, 2006

政治家の噺

■ かんべえ殿のエントリーをまるごと転記させて頂く。思わず笑ってしまった。

〇こんなことを考えました。
怒ると、怖そうなのが安倍晋三。
怒っても、怖くなさそうなのが谷垣禎一。
怒っていなくても、怖いのが麻生太郎。
怒ると、すねてしまうのが福田康夫。
〇もういっちょ。
笑うと、愛嬌があるのが安倍晋三。
笑わなくても、愛嬌があるのが谷垣禎一。
笑うと、顔が歪んでしまうのが麻生太郎。
笑うと、周囲に殺気が走ってしまうのが福田康夫。
〇なんだか福田総理も楽しみな気がしてきたな。

 何が面白かったかって。、そりゃ、「笑うと、周囲に殺気が走ってしまうのが福田康夫」という落ちである。
 これに加えて、副会長殿のところに紹介されていたheehohou殿のコメントは、誠に秀逸である。

煽りにマジレスするのが安倍さんで、
華麗にスルーするのが小泉総理で、
華麗に煽り返すのが福田さんで、
痛快に煽り返すのがP2P麻生さんで、
長文で論破するのが「中川」さんで、
何事もなかったかのように振舞っているのは(鮭)さんですね。

 面白い。これは面白い。雪斎は、自分のことを「小泉型」か「中川鮭型」かなと書いたら、副会長殿からは、「案外、福田型ではないのか…」というコメントをもらった。
 「華麗に煽り返す」福田型といえば、関ヶ原の戦い前夜に、会津上杉家重臣・直江兼続が徳川家康宛に出した「直江状」は、有名である。関ヶ原前夜に、家康から上洛を求められた上杉景勝が、それを拒絶する姿勢を示した書状である。これは、兼続が実際に書いたものかは異説があるようであるけれども、読んでみれば、中々、興味深い。「直江状」には、次のような一節がある。
 一、太閤様以来、景勝律儀の仁と思いめし候わば、今もって別儀あるべからず候。世上の朝変暮化には、相違候こと。
 一、景勝心中、毛頭別心これなく候えども、讒人の申し成し御糺明なく、逆心とおぼしめすところ、是非に及ばず候。かねてまた御等閑なきしるしに候わば、讒人と御引き合わせ、是非をお尋ねしかるべく候。さようにこれなく候わば、内府様表裏と存ずべきこと。
 これだけ煽り返したというのも、中々、凄いものである。雪斎が福田型であっても、ここまでは…思う。

■ 過日、「しんぶん赤旗」に雪斎に関する記事が載っていたようである。記事を一読して、「おいおい…」と思い、そして苦笑する。「直江状」にあるように、「太閤様以来、景勝律儀の仁と思いめし候わば、今もって別儀あるべからず候。世上の朝変暮化には、相違候こと」と言いたくなるなと思う。雪斎の言論の姿勢は変わっていないけれども、世の中が変わった。紛れもなく、「世上の朝変暮化には、相違候こと」である。それにしても、「しんぶん赤旗」から同情的に取り上げられる日が来ようとは…。

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Comments

 このブログにおける雪斎先生は「福田型」ではないかと思った次第でして・・・恐縮です。別に雪斎先生が笑うと周囲に殺気が走ってしまうというわけではございません。
 やはり「スルー」するより「煽り返し」の方が結果的に議論が深まったりもするわけですので、「華麗」な雪斎先生の筆致にご期待申し上げる次第です・・・って苦しい言い訳ですね(汗)。

Posted by: 副会長 | January 30, 2006 at 02:50 PM

へぇ(鮭)って表記、市民権を得つつあるん
ですなぁ(笑。
それにしても、福田先生といえば、やっぱり
福田メガザル->クダメガンテの流れを思い出さ
ずにはいられませぬ。

Posted by: おおみや%バイト君 | January 30, 2006 at 06:57 PM

消去法でゆくと、雪斎先生は麻生さんタイプ(タイプAS)ではなさそうな気がいたします。もっとも、周囲でASタイプの方はまずいない気がいたします。
強いてタイプとして定義するなら下記の通りかなと思います(引用されている噺はシンプルで自分の才能のなさを感じます)。

10人の職場で部長の命令により、理不尽な仕事が生じました。直属の上司も含めて他の9人は理不尽な命令に内心は反対ですが、不承不承、従いました。あなたは「最後の一人」です。

小泉さんは、周囲を説得しますが、周囲に説得されても、反対します。その姿に女性社員が惹かれます。

安部さんは、周囲を説得しますが、周囲に説得されて従ったふりをします。その姿に男性社員が惹かれます。

麻生さんは、周囲を説得せずに大声で反対しますが、いつものことなので上司がなかったことにします。2人程度のファンができます。

福田さんは、周囲の反対を押し切って配置転換に成功します。次の職場で大歓迎されますが、本人のやる気は周囲にはわかりません。

・・・

雪斎さんは、黙ってまったく別の仕事をして周囲が何も言えなくなります。なぜか嫉妬と恨みをかいます。

やっぱり、才能がないですねえ。この手の噺は、難しいです。最後だけ書きたかっただけなので、つまらない噺で申し訳ありませんが、お許しを。

Posted by: Hache | January 30, 2006 at 07:26 PM

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