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November 02, 2005

組閣とサプライズ

■ 一昨日の組閣の感想を書いてみる。
 猪口邦子先生は、特命大臣(男女共同参画・少子化担当)就任である。猪口先生は、事前には外務大臣就任が取り沙汰されていたけれども、実際には、かなり限定された政策課題を扱う特命大臣に落ち着いた。雪斎は、猪口先生の今後のキャリアのためにも、いいところで収まったと思っている。
 雪斎は、東京大学時代、猪口大臣の夫君である孝先生のセミナーに参加していた。かなり緊張度の高いセミナーであったと記憶している。国際政治学の世界では、スター的な位置付けを占めているのは邦子先生であるけれども、孝先生は職人気質の生粋の学者である。だから。邦子先生は、どんなに世間的に活躍できていたとしても、孝先生には「学者としては頭があがらない」と思っているのではないであろうか。孝先生は、妻である邦子先生の活躍ぶりを見守っているという風情である。邦子先生は、反フェミニズム方面からはだいぶ嫌われている節があるけれども、それは何故なのであろうか。以前、雪斎が猪口先生夫妻お揃いでお目にかかった際、着物に身を包んだ邦子先生は、才気溢れた女性学者というよりは、どのように見ても「偉い学者先生の奥様」という雰囲気であった。邦子先生がジェンダー・フリーを唱導していると聞かされても、どうも合点が行かない。
 もっとも、一昨日夜の認証式の折の猪口大臣の「青いドレス」には、かなり仰天してしまったことは書いておかなければならない。あの装いで天皇陛下の御前に出たのであろうか、雪斎には、そのような度胸はない。
 猪口先生夫妻のところには、双子のお嬢さんがいたはずであるけれども、孝先生が幼い「二人っ子」と一緒に玩具のピアノを叩きながら歌を詠っているという話を耳にしたときには、結構、微笑ましく思ったものである。「あの怖い猪口先生が…」というわけである。

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Comments

>反フェミニズム方面からはだいぶ嫌われている節があるけれども、それは何故なのであろうか。

http://www.azaq-net.com:8080/tani6010/453.html
「[34451] フェミの抵抗ー男女共同参画推進議連」

http://www.azaq-net.com:8080/tani6010/455.html
「[34640] リンクが消えた自民党PTのHP」

のあたりをご覧いただくとご理解いただけるかと。

Posted by: あっとさせぼ | November 02, 2005 at 08:05 AM

>あっとさせぼさん
ざっと見てみたけど、どういう理由で彼らが男女共同参画推進政策を危険視しているのか、よく分からなかったです。
どうも反フェミニズムの人たちは内輪で盛り上がってるだけで、どうすれば外部に自分たちの考えを理解してもらえるか、あまり考えていなさそうな気がするんですが。人権擁護法反対運動の方が、外部の理解の獲得には熱心ですね。

Posted by: Baatarism | November 02, 2005 at 12:58 PM

http://www.azaq-net.com:8080/tani6010/453.html
>「[34451] フェミの抵抗ー男女共同参画推進議連」

http://www.azaq-net.com:8080/tani6010/455.html
>「[34640] リンクが消えた自民党PTのHP」

なんというか……凄まじいまでの憎悪だけが印象に残りますね。
まあ、ミスコンや水着のポスターに一々文句を付けて潰そうとするフェミニストは問題だと思いますが、猪口大臣がそのようなことをしたとは、寡聞にして知りません。
基本的に、この手の思想的?な活動においては、表現を規制しようとする連中かどうかが危険性を見極める鍵になると考えています。

Posted by: T.T | November 02, 2005 at 09:23 PM

富山の宿から書き込みでございます。
(…いや、それだけなんですが言ってみたくて)

>Baatarismさん
その板のご常連の方のサイトがあるのでおひとつ。
http://www.netlaputa.ne.jp/~eonw

外野というか中間地帯に届いているかという話については、確か数カ月前にさくらさんの所でもしたのですが。
山谷政務官就任スレあたりをみると、さらに彼岸へ旅立ちつつあるような…。

>T.Tさん
>表現を規制しようとする連中かどうかが危険性を見極める鍵になると

いや、それはフェミさん側がよりヒドイことになってますのでええ。
「ジェンダーチェック」でぐぐってみると面白酷いネタがこれでもかとでてきますから。

Posted by: あっとさせぼ | November 03, 2005 at 10:35 PM

人様のサイト紹介ばかりではやはりいけませんので。

ジェンダーフリーを唱導される方々にしろ、批判する方々にしろ、「手段と目的がひっくり返っている」という節があるのが世間の目からみた違和感の元になっていると思います。

例えば「少子化に歯止めをかける」なり「女性がそれぞれの能力を(仕事でも家事でも不問)生かせるようにする」というのが目的で、「男女共同参画」等はそのための手段であるはずなのです。なのですが…。
一部手段そのものにこだわるあまり目的を忘れている(場合によっては手段のためなら目的は選ばないというどこぞの最後の大隊みたいなケースも)のが問題の元にあるんじゃなかろうか、と考えてみたり。

Posted by: あっとさせぼ | November 03, 2005 at 11:10 PM

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