地震、政治家の発言
■ 「ご当地の踏み絵・青森県人チェック」の項目の中には、次のようなものがある。
○ 震度5程度ではうろたえない。
ここでいう「青森県」が該当するのは、八戸を中心とした南部地域のことであろう。確かに、青森・南部地域をふくみ北海道・十勝、根釧地域に至る一帯は、度々、それなりの規模の地震に見舞われる。雪斎は、高校までは、そうした場所で過ごした。確かに「震度5程度ではうろたえない」のである。
ところで、今日夕方前、東京に震度5強の地震が来る。雪斎は、偶々、最寄のJR駅ビル内の家電量販店で買い物中であった。いやはや、なかなか、派手に揺れてくれたものである。「おぅ、震度5だな」と思ったら、本当にその震度であった。
英国やエジプトがテロに見舞われた一方で、東京には地震が来た。日本人の「慌てない」態度は、地震国の民であるが故かもしれないと思ったりする。
■ この発言は、一体、誰の発言であろうか。
爆発!多数死傷者!ポチのようにアメ公にクンクン付いていってる日本も、そろそろ危ない!
大義なきサマワの自衛隊。可愛そうや。今年中に帰らすべき。
これといい、アスベストや年金・・はよやらなあかんこと いっぱあるで!
郵政で遊んでる時とちゃうで・・くだらん政策は後に廻せ。
これは、国務大臣(防災担当大臣・構造改革特区担当)、構造改革特区担当大臣(特命相)、青少年育成推進本部担当大臣を務めていた参議院議員が、自らのブログに書き込んだ発言である。
この参議院議員は、「ポチのようにアメ公にクンクン付いていってる」選択を下した内閣の閣僚であったはずであるけれども、その責任を今更、避けることができると思っているのであろうか。政治家にとっての「言葉」は、武士にとっての「刀」である。ウェブ・サイトやブログは、政治家にとっては自分の所見を披露する便利なツールであるけれども、その便利さは、政治家が自らの「刀」を扱う際の安逸さを生む。この参議院議員は、その安逸さの故に、自分の元閣僚としての立場を忘れ、それに加えて、「アメ公」なとどいう今時、「ただのおっさん」でも書かないようなことを平然と書いてしまったわけである。
この参議院議員は、自らのブログを閉じたほうがいい。ウェブ・サイトやブログを使う際の姿勢は、それを徹底的に使うか、まったく使わないかのいずれかでしかない。中途半端にそれを用いると、その政治家の「底の割れた」姿を世に知らしめるだけの効果しか持たなくなることがある。今は、政治家にとっては誠に怖い時代である。
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Comments
この品のない発言、本当にその議員先生ご本人
ですかねぇ?まぁ、誰が書いたとしても、最終
的な文責は、議員先生ご本人が負うわけな
んで、しっかりそのツケはまわるだろうと思いますが。
Posted by: おおみや%NEET | July 23, 2005 11:52 PM
と思ったら案の定というべきか、「炎上」してるようですよ、雪斎先生。
そのブログの上っ面を眺めてみた限りでは、舌禍を招きやすい文章と思います。ホンマこの"おっさん"、ブログ閉じた方がエエで・・・・あっ閉じるそうです。
http://blog.goo.ne.jp/kounoike_2005/e/ddf1ba23d3b83c3c2e79ffb0aa98f270
Posted by: やすゆき | July 24, 2005 11:20 AM
おおみやどの
やすゆきどの
この議員はブログの意味を全然、理解していなかったようです。「使い方が判らない」ツールは使わないのが賢明です。
Posted by: 雪斎 | July 24, 2005 02:52 PM
雪斎さんの仰るとおり、「ただのおっさん」でも書かないようなことを書いてしまいましたね・・・。むしろ「ただのおっさん」の方が、もっともっと分別ありそうです(笑)。
某巨大掲示板やブログの出現で、私達は、自分の意見を簡単に多くの人に開帳することができるようになりましたが、それだけに自分の発言には注意しなければならないと改めて思い知らされました。
まさしく「他山の石」としなければならないですね。
Posted by: 藤田 | July 25, 2005 02:35 AM
件のお方、ブログ閉鎖宣言されたようですね。
あぁ、でもこのひと、うちの選挙区なんだよなぁ…。
Posted by: hsd(中山) | July 25, 2005 04:23 AM
関西で政治ネタをテーマにした「たかじんの何でも言って委員会」って人気番組があります。辛坊がサブ司会で宮崎哲弥・三宅久之・橋下弁護士がレギュラー、ま、TVタックルみたいなもん。お笑い枠として田嶋陽子、西村眞吾関東軍参謀も番組の狂気を盛り上げます。南京事件の講師に東中野修道氏を招く根性の入った一時間半ものです。で、たまに鴻池のオッサンがでる。こいつはツマラン。唯のアホウです。参謀の斬新な切り口がない。いくら人のいい大阪民国人といえども、この笑いのない男には負け犬の烙印を押してしまいます。
Posted by: 夜回り | July 26, 2005 06:04 PM