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June 21, 2005

朝鮮半島の「分断」と「統一」

■ 昨日夕刻以降、さくら殿主催の会合に出席する。サイバー・スペース上では和気藹々とやっているので、初めて会ったとは思わなかった。参集したのは、さくら殿の同僚K氏、某国大使館書記官J氏、そして週刊誌副編集長K氏であった。面白かった。さくら殿、ありがとうございます。

■ 昨日の日韓首脳会談は、「会えたことに意味がある会談」だったようである。『毎日新聞』記事は、次のように伝えている。
 小泉純一郎首相は20日、ソウルの青瓦台(大統領官邸)を訪問し、韓国の盧武鉉(ノムヒョン)大統領と会談した。首相は靖国神社参拝の中止要求に応じず、歴史認識問題をめぐる議論は平行線に終わった。将来的な問題解決策の一環として、韓国側が求める新たな国立追悼施設の建設を検討していくことを確認し、第2次歴史共同研究で両国の歴史教科書を研究対象とする委員会を設置することで合意した。年2回の相互訪問を継続するため次回会談を年内に日本で行うことも確認したものの、歴史認識問題で溝が埋まらず、今後も日韓関係改善の足かせとして残った。
 日韓首脳会談は昨年12月に鹿児島県指宿市で行われて以来で、島根県議会の「竹島の日」条例制定をめぐり関係が悪化した今年2月以降初めて。大統領は「日本が過去の不幸な歴史を反省し、行動で示すことこそ両国間の信頼の基礎となる」と日本側の歴史認識を批判し、特に靖国神社参拝について「歴史問題の核心」と中止を求めた。竹島(韓国名・独島)の領有権問題には触れなかった。
 首相は「韓国民の過去をめぐる心情を重く受け止めている」と述べ、日本が戦後60年間、平和国家として歩んだ実績を強調。靖国参拝については「二度と戦争を繰り返してはならないという不戦の誓いから参拝した」と主張し、中止要求には応じなかった。ただ、01年10月に韓国の金大中(キムデジュン)大統領(当時)と会談した際に「検討」を表明した新たな追悼施設に関し、「国民世論など諸般の事情を考慮し検討していく」ことを確認した。
 第2次歴史共同研究については、歴史教科書の記述を研究対象とすることで合意したが、研究成果を教科書検定の基準に反映させることには日本側が抵抗。両国の教科書制度の枠内で教科書編集の参考とするよう努力することで折り合った。
 このほか、首相からは朝鮮半島出身者の遺骨の調査・返還やサハリン在住韓国人の永住帰国支援などを進める考えを表明。北朝鮮の核開発問題については、6カ国協議の早期再開へ向け日米韓3カ国の連携を重視することを確認した。
 会談は、最初の約10分間は外交ルートで調整された追悼施設建設検討など合意事項の確認、残る約1時間50分は歴史認識問題を中心とする両首脳の意見交換に割かれ、中でも歴史共同研究に多くの時間が充てられた。

 相変わらず、日韓関係は「過去」に呪縛されている。菅原洋一さんが歌った『知りたくないの』(作詩/なかにし礼、作曲/ドン・ロバートソン)には、
  あなたの過去など
  知りたくないの
  済んでしまったことは
  仕方ないじゃないの
 …という一節があるけれども。、日韓関係は、そうもいかないようである。
 ところで、周知の通り、現下の日韓歴史摩擦が再燃する契機になったのは、島根県議会での「竹島の日」条例の制定である。しかし、「竹島は日本領土である」と表明すること以上に、韓国国民の感情的な反発を招くことが必定であるのは、「日本は朝鮮半島統一を支持しない」と表明することであろう。半島統一が朝鮮民族の悲願であることを考えれば、これは、「妄言」の最たるものであろう。
 しかし、雪斎は韓国国民の「感情」よりも日本の「国益」に立脚して議論するので、朝鮮半島の「統一」と「分断」のどちらが好都合であるかという議論は、早々に始められるべきであると思っている。
 一般論としていうならば、隣国が「統一」の結果として権勢を大きくする事態を歓迎する国は、ほとんど皆無である。大体、昨今の韓国での「反日」感情の沸騰を前にすれば、多くの日本人は、統一韓国が日本の「友好国」たり得るのかに不安を覚えるであろう。それならば、朝鮮半島の「分裂」を維持した上で、金正日体制後の北朝鮮を「中国の衛星国」にし、韓国は引き続き日米両国とは「自由と民主主義」の価値を共有する同盟国として振る舞ってもらうという有り様が、日本にとっては無難である。
 無論、「統一」が歓迎される前提は、統一韓国が「自由と民主主義」の価値を日米両国と共有する国家として、中国に対峙する役割を果たすことである。韓国が対中「事大主義」に走らずに「自由主義諸国」の線に留まるなSらば、日米両国にとっては結構なことであるかもしれないけれども、ノ・ムヒョン政権の対応は、かなり危ういものとして映るのである。
 こういう怜悧な議論は、どうであろうか。雪斎は、こういう議論が好きなのである。

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Comments

雪斎先生:昨日はありがとうございました♪楽しかったですね!

日韓関係について考えるうちに、「日本はこうだから」という論理にどっぷりいて、「相手からみてどう思うか」ということに思いが至らないことがいかに溝を深めているかということを実感しました。こちらからみて「理不尽だ」と思うことでも、相手はそう考えているわけであって、そしてそこには何らかの理由や思いがあるはずで、靖国にしても歴史認識にしても、彼らの気持ちをcomfortすることが大切なのだと思います。いかに納得してもらうかは、政治においてとても大事なことだと思うので。。。

Posted by: さくら | June 21, 2005 at 09:32 AM

>さくらさん
>いかに納得してもらうかは、政治においてとても大事なことだと思うので。。。

とはいえ「納得してもらえなくても仕方が無い事」もある訳です。
政府が直接歴史教科書の記述内容に容喙するわけにもいきませんし、
靖国神社にどうこう「指導」する訳にもいきません。
個々の政治家の発言を封じる訳にもいきません。

マスコミは平気でそういう「デモクラシーの根幹の放棄」を求める
ので要注意です。

Posted by: ペパロニ | June 21, 2005 at 09:54 AM

韓国自身、本当に統一を希望してるんでしょうか?
今みたいに統一に現実性がなければスローガン的に統一を叫んでいられるけど、本当に統一が現実味を帯びてくれば、それが韓国社会に大混乱を及ぼすのが怖くなって、却って統一を先送りしようと考えるのではないでしょうか。
韓国でも先が見える人は、それが分かっていると思うのですが。

Posted by: Baatarism | June 21, 2005 at 10:14 AM

>彼らの気持ちをcomfortすることが大切なのだと思います。

いつもこういうことばかり考え・報道するのが日本のナイーブな外交官とマスコミの特徴なのでは? そしていつの間にかむこうがわの理屈に乗っかって議論しているのが日本の弱点なのでは? 逆に、韓国が、「日本には我が国の態度がどう映るか」、「それが対日関係上得策か」を考えるようし向けることの方が大切なのではありませんか。

Posted by: じいさん | June 21, 2005 at 10:22 AM

雪斎様、個人的には次の3つがシミュレーション対象だと思います。

三つの選択肢

(1) 現状維持
(2) 半島放棄
(3) 日米朝同盟

(1) は「日米韓」 vs 「中朝」の構図です。それぞれの陣営の結束度に流動的なものはありますが、基本的に冷戦構造の延長です。(2)は「日米」vs「中韓朝」で、日米が半島を放棄して前線を朝鮮海峡におくということです。中国主導の統一朝鮮も視野にはいります。日本は前線になるので重武装が必要ですし、スパイ防止法なども必要になります。そして(3)こそ、小泉氏が味噌をつけ、ブッシュやライスも狙っている第三の選択肢だと思っています。これは、「日米朝」 vs 「中韓」の構図です。

実は、半島に統一政府が出来た場合、当初が自由主義陣営でも、かなりの確率で中国に引きよせられます。統一朝鮮=中国の属国というのは歴史の宿命かもしれません。歴史的に見て、半島で中国から自由度を得た国家は、百済、高句麗、渤海と半島が分裂しているときだけです。となると、自由主義陣営として、半島を統一せずに、民主主義の前線を進めるには、韓国を中国側に追いやって、北朝鮮を崩壊させ、日米主導で北朝鮮に民主国家を作るのが理想なのです。特にアメリカからみて、下手に韓国と友好関係にあると、韓国のために論功行賞で統一を支援しなければならず、それは長期的に見れば半島全土が、反日・反米国家にわたることになります。

これはイギリスがベネルクス三国に使った手です。英仏はドーバー海峡をはさんで直接対峙しています。実際、11世紀から300年もイギリスはフランスに支配されました。だからといって、イギリスはドーバー海峡対岸に直接イギリス領を作ることは無理なので、フランスを抑える形でオランダ・ベルギーを支援し大陸でのバランスをとりました。ベネルクス三国はプロシアのドイツ建国時も分離された状態で温存されました。その均衡によりイギリスの海外進出が非常に有利になりました。

私が小泉訪朝を整理して感じたことは、まさか小泉首相はこれにミソをつけたのではないかということです。実際、その後のブッシュの言動をみても、妙に辻褄があいます。郵政民営化や中国ODAで、小泉首相が演じた芸術的なパワーポリティクスをみれば、これを小泉首相が選択肢の一つに考えていてもおかしくないと思います。

Posted by: 高田雄二 | June 21, 2005 at 05:25 PM

「極悪」かんべえさんは「実るほど頭をたれる稲穂かな」などとおっしゃっております。「非道」雪斎先生は相当厳しい注文をなさる。私みたいな善良で小心な人間は、日米関係がより双務的になれば、半島が分裂しようが統一しようが日本の安保環境にはほとんど影響しないと考えます。

平成15年の3月20日の小泉総理の記者会見に次の発言があります。

「アメリカは、日本への攻撃はアメリカへの攻撃とはっきり明言しています。日本への攻撃はアメリカへの攻撃とみなすということをはっきり言っているただ一つの国であります。いかなる日本への攻撃も、アメリカへの攻撃とみなすということ自体、日本を攻撃しようと思ういかなる国に対しても、大きな抑止力になっているということを日本国民は忘れてはならないと思っております」。

韓国も日本と同様までは行かなくとも、近い地位を努力次第ではえられるにもかかわらず、自らそのチャンスを一つ一つつぶしているように見えます。統一となれば、中露と広大な国境線を抱え込むことになります。中国と統一朝鮮が「友好関係」に入ったところで緊張を和らげる程度でしょう。まして日本を敵視するとなれば、アメリカとも敵対関係に入ることになります。こんな簡単な自殺はないだろうと思いますね。

冷たいようですが、分裂したままであろうが統一しようが、日米と組むのが半島にとって確実かつ分のよい取引であることは変わらないと思います。わが国としては門戸を閉ざさなければ十分だと思います。最終的に半島の運命を決めるのは彼ら自身なのですから。そして、選択の責任も彼らにあることはどうにもならない現実であることを理解することも彼ら自身がなすべきことでしょう。

Posted by: Hache | June 22, 2005 at 01:22 AM

・さくら殿
外交の場では、やはりエレガントに振る舞いたいものです。
・ペパロニ殿
それだから、メディアの扱いは、難しいのですな。
・Baatarism殿
ある程度の「よい暮らし」になれると、それを落とすのが苦痛になる。韓国が吸収できますか。あの「不良債権国家」を…。
・じいさん殿
はじめまして。おっしゃることは、そのとおりですが、日本としては、「最後まで敵対的、挑発的な態度は取らなかった」という証明は、だいじだとおもいます。
・高田雄二殿
おっ、おもしれえ(笑)。こういうネタは、拙者をエキサイトさせるのですよ。日米「朝」同盟ですか。これは、「あり」かも…。
・hache殿
「確信犯的な偽善は美しい」。こういうことを当然だと思うのは、「非道」の故でしょうか。

Posted by: 雪斎 | June 22, 2005 at 02:55 AM

はじめまして。

統一朝鮮と日本が、利害を同じくすることはほとんどないと思います。高度に工業化された民主国家が出現するならともかく、貧困のため統制国家にならざるを得ず、世界屈指の重武装(核まで持っている)を維持した国家が出現するわけですから、日本にとっては災厄以外の何者でもないのではないでしょう。

新国家はロシア、中国、日本の3大国に取り囲まれる形になりますが、中露のどちらかとよほどの緊張関係に陥らない限り、日本と手を携えることはありえません。統一朝鮮が中露と対立したならば、両国との国境付近は地球上稀に見る大軍が密集する地域になります。たとえ、統一朝鮮が中露のどちらかと事をかまえたとしても、日本から海を越えてこれを助けるに足る援軍を送れるはずはありません。統一朝鮮にとって、日本との同盟はほぼ何のメリットもない御伽噺にすぎないのではないでしょうか。

「統一朝鮮が日本と組む確固とした理由」がない限り、日本としては絶対に容認すべきではないと思います。


ところでここで、「中国による北の併呑」というシナリオを考慮しておくのも面白いかと思います。
実際、米国には、このシナリオをもって韓国に揺さぶりをかける手合いも実在するようです。

もし、そういう事態になれば、韓国は中国に屈し、反日、反米路線を歩む可能性が高いでしょうから、結局、中国と組んだ統一朝鮮が出現するのと同じことになるでしょうが。

しかし、シナリオの描き方次第では、韓国を中国に対する日米同盟のバッファーとして存在させることも可能かと思います。
例えば中国に対し、「朝鮮族はそもそも中国人である」というテーゼに承認を与える。中国としては、満州と新併合地域の「少数民族問題」を解決できる格好の材料ですし、チベット問題やウイグル問題への不介入ともとれ、共産党政権の懸案がひとつ減ります。しかし、韓国としてはすなわち「中国による南進の容認」となり、一挙に国家安全保障上の危機に晒されます。ならば、日米を頼るほかはない。

つまり、中国に対しては、「満州から半島北部までは認めてやるし、少数民族問題も口に出さないから安心しろ」ことになり、韓国に対しては、「ともかく独立してたかったら、こっちの側にいろ」ということです。


「分断」であれ、「統一」であれ、韓国の親中傾向が止まらないのであれば、いずれ遅かれ早かれバッファーは失われ、前線は朝鮮海峡に移る。ならば、強引にでも半島の一勢力が日米に依存せざるを得ないような環境を作って差し上げ、38度線を前線として維持するシナリオも、グランドプランのひとつとして検討すべきと思います。

こういう戦略論がたくさん聞けると楽しいと思います。

Posted by: 雪風 | June 22, 2005 at 03:10 AM

 以前誰かが(司馬遼太郎?)「日本人は朝鮮半島のこととなると胸が騒いで落ち着きを無くす」という主旨のことを言っておられた.雪斎殿のブログでもやっぱり朝鮮半島問題ではコメントが多いですなあ.日本人を韓国人に、朝鮮半島を日本に置き換えてもそっくり成立するんでしょうねえ.でもまあ、このブログのご意見はクールで現実的なコメントが多く、共感します.朝鮮半島の分断と統一に関して1点だけコメント.冷戦で分裂した国家の統一シナリオはベトナムとドイツの例がある.ベトナムは武力統一.ドイツは吸収併合だったが、朝鮮半島では前者はあり得ないと思います(朝鮮戦争を経験済み).ありうるシナリオは後者もしくはその変形でしょうけど、ドイツの場合は、大国ドイツに対しEUの存在が緩衝剤になった.そういう意味では東アジア共同体的なものが成立すれば統一の可能性は出てくるかもしれないが、時間がかかるし本当に成立可能か?.さらに問題は、東アジア共同体構想が日本の為になるかどうかでしょう(私は否定的.その根拠はいっぱいあるが突き詰めれば日本は東アジアに位置するが島国であり海洋国家であり飛び離れた西であるということにつきる).最近東アジア共同体に言及する日本の政治家がおられる(与野党とも)が、感心しませんねえ.

Posted by: M.N.生 | June 22, 2005 at 11:44 AM

このまま中国のナショナリズムが高まっていくと、そのナショナリズムのはけ口として北朝鮮侵攻があるのではないかという気がしています。
中国を取り巻く外交関係を考えると、侵攻しても国際的孤立を招かないのは北朝鮮くらいでしょう。少なくとも核問題と拉致問題の解決ができますし、北朝鮮の大貧民爆弾炸裂も防げますから、日米韓いずれも本音では容認すると思います。
中国にとっての北朝鮮は、1930年代の日本にとっての満州に相当するのかもしれませんね。

Posted by: Baatarism | June 23, 2005 at 12:07 AM

Baatarismさんの観測に賛成、というかもっともありうるシナリオかと。

というのも、偉大なる金将軍様ですが、将来的には世界中で中国以外に住む場所がありません。統一朝鮮で生存できる可能性は皆無。あの民族のことですから、どんなに過去の事跡の不問を約束し、平和的な統一をしたとしても、十年もたって景気が悪くなり、国民の不満が募れば、勝手な法律(事後法)を作って牢屋に入れられることは明らかです。(金大中や、ノムちゃんも「共犯者」として裁かれるでしょうね)
将軍様は中国に亡命しない限り、生命すら保障されません。

その際の「お土産」が、なにあろう、北朝鮮そのものというわけです。

軍部のクーデターを機に、将軍様は中国に亡命し、中共に救援を求める。中共は「反動勢力からの朝鮮民族解放」を唱えて、半島になだれ込むという、得意のシナリオを繰り返せばいいのです。
あとは合邦にしようと、連邦にしようと、どうでもいいわけで、北朝鮮はこの世から姿を消して朝鮮省が残るのみ。半島人にとって最大限うまくいって朝鮮民族自治区でしょう。

これは、日米露が黙認を与えればそれでいいのであって、朝鮮民族がどんな悲惨な目にあおうと、もはやそれは歴史の一行にすら残らないでしょう。少なくとも、韓国には手のほどこしようがなく、異を唱えることすらできない。イヤなら中共軍と独力で戦って、北を切り取るしかありません。

いまさらながら、反日、反米を選択し、親北、親中の甘い夢を見たわが身の愚かさを嘆くことになるのではないでしょうか。
「北東アジアのバランサー」どころか、日米露中に哀願し続けるか、それらのいずれかの勢力の走狗となって、一方の勢力に吼える鉄砲玉(今の北の如く)の存在に成り下がるしか、彼らに生きる道はなくなると思います。

あまり反米、反日が行き過ぎ、同盟政策のバランスを欠くと、自らの悲劇を招くこと恐れがあることを、韓国は少しでも念頭に置いているのでしょうか。

Posted by: 雪風 | June 23, 2005 at 01:30 AM

 しかし、このネタは盛り上がるな。米国なら。どこかのシンクタンクがやってそうですな。

・雪風殿
はじめまして。ありがとうございます。
韓国が、将来、「反日に耽っていられた頃は良かった」と思う日が来ないとも限りません。
韓国にとって、南北分断の現状が、「幸福な状態」かもしれません。
・Baatarism殿
その場合、何がきっかけになるか。この見極めが大事でしょう。国連安保理で決議が出れば、中国は堂々と制裁目的で出兵できるはずですが、そこまでには色々な段階があると思います。
・M.N生殿
「東アジア共同体」などという浮き世離れした観念ではなく、どれだけ具体的な利益を考えるかが先だと思います。

Posted by: 雪斎 | June 23, 2005 at 03:12 AM

>雪斎さん
ということは、中国は北朝鮮問題の安保理付託に賛成する可能性がありますね。米中両国が賛成すれば、北朝鮮制裁は決まったも同然でしょう。
その場合、中国侵攻黙認と核問題解決をバーターする米中密約が結ばれるのでしょうが、アメリカがそこまで踏み切るかという問題もあるでしょう。
あとは中国が金正日政権をいつ、どんな理由で見限るかでしょうね。

>雪風さん
僕は中国は北朝鮮併合ではなく、傀儡国家化にとどめると思います。そして、韓国に対して統一攻勢を仕掛け、韓国も含めた傀儡国家樹立を目指すのではないでしょうか?

Posted by: Baatarism | June 23, 2005 at 10:48 AM

・Baatarism殿
「直接統治」よりも「傀儡国家」にしたほうが中国のコストは小さいはずです。

Posted by: 雪斎 | June 25, 2005 at 04:39 AM

Baatarism様

「韓国も含めた傀儡国家」
これが日本にとって最重要の検討課題なのかもしれません。
というより、すでに「韓国という傀儡国家」に突っ走りつつある隣国を、どうしていくのか。
米国は「韓国は勝手にしろ」と見放し、もう宗主国はやめたいようです。

前線を38度線以北に維持できるか、朝鮮海峡で彼らと対峙するのか。日本は、ぴったり100年前と同じことで悩まねばなりませんね。

国家は引越しできませんから、因果な隣人がいると仕方ないですね。

Posted by: 雪風 | June 29, 2005 at 12:52 AM

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Tracked on June 21, 2005 at 04:36 PM

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