« March 2005 | Main | May 2005 »

April 30, 2005

余は如何にして政治学徒となりし乎

■ ただ今、世はゴールデン・ウィークに突入したばかりである。雪斎は、例年、この時期には、原稿執筆作業に忙殺されるものであるけれども、今年は「暇」である。これを機に、内村鑑三に倣って、「余は如何にして政治学徒となりし乎」を記してみたい。
 1978年に「NHK特集」の枠内で放送されていたものに、『あの時世界は…磯村尚徳・戦後世界史の旅』という九回シリーズの番組があった。後にNHK特別主幹になった磯村尚徳さんがメーン・キャスターを務めていて、戦後国際政治史を彩った事件を検証するという趣向の番組であった。九編の中身は、東西冷戦の発端「ワルシャワの墓標」、原爆プロジェクトの意味「マンハッタン秘密計画」、インド独立運動の裏面「進めデリーへ」、イスラエル建国の経緯「引き裂かれた聖地」、アラブの石油戦略「ファイサル王の決意」、フランスの独自政策「ドゴールの挑戦」、核対決の実相「ケネディ対フルシチョフ」、ロケット開発の真実「フォンブラウンの執念」、ベトナム戦争の帰結「アメリカの敗退」といった具合である。日本のテレビ番組では初めて「国際政治史」を扱ったということで、当時は大きな反響を呼んだ番組であった。

Continue reading "余は如何にして政治学徒となりし乎"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 29, 2005

「孫子」の風景

■ 雪斎は、勤務先の私立大学で何を教えているのか。今年度、三年生のゼミでは『孫子』を読んで、色々と議論をさせることにした。kenboy3先生からは、「ゼミ生が社会に出て、妙に戦略家っぽくなるかもしれませんね。」というコメントをもらった。無論、雪斎が相手にしている学生が総て「戦略家」になるというわけでもないのであろう。しかし、生きることも「戦い」である以上、「戦いの仕方」を学ぶことは、「生き方」を学ぶことでもある。雪斎は、そうした想いが若い人々に伝わればいいと思っている。
 ところで、最近の日本外交の風景を観察しながら思い浮かべるのは、『孫子』「形勢篇」の次の件である。
 

孫子曰く、昔の善く戦う者は先ず勝つべからざるを為して、以て敵の勝つべきを待つ。勝つべからざるは己れに在るも、勝つべきは敵に在り。故に善く戦う者は、能く勝つべからざるを為すも、敵をして必ず勝つべからしむること能わず。故に曰く、「勝は知るべし、而して為すべからざる」と。

Continue reading "「孫子」の風景"

| | Comments (3) | TrackBack (0)

April 27, 2005

二国関係の「呪縛」・続

■ 四月も、残すところ数少なくなったけれども、この一ヵ月は、実に楽しかった。対中関係、対観関係などを題材にして色々なことを考えることができた。「だから、国際政治系の政治学徒は、三日やったら、辞められない」。雪斎は、本当にそのように思う。


Continue reading "二国関係の「呪縛」・続"

| | Comments (11) | TrackBack (2)

April 26, 2005

戦後・日本の功労者

■ 『読売新聞』(24日付朝刊)は、「日本の発展、最大の功労者は田中角栄氏…読売世論調査」という見出しで次のような記事を配信した。
 

読売新聞社が実施した「戦後60年」に関する全国世論調査(面接方式)で、政治の地盤沈下が指摘される中、多くの国民が“人間ブルドーザー”“ワンマン”との異名をとった田中角栄、吉田茂両元首相ら力強い指導者を、改めて高く評価していることがわかった。
 その一方で、かつては国政で力が最も強いとみられた「自民党」「財界」が後退し、代わって「官僚」「アメリカ」が1、2位に躍り出るなど、国の“実力者”に対する国民意識の様変わりぶりも明らかになった。
 調査は9、10の両日に実施。戦後日本の発展の功労者を聞いたところ、トップは田中元首相で、ほぼ5人に1人がその名を挙げた。2位は吉田元首相、3位は佐藤栄作元首相で、ベスト3の顔ぶれは1994年調査と同じだった。
 今の日本の政治で最も強い力を持っていると思う組織では、「官僚」が38%で最多。以下、「アメリカ」26%、「首相」23%などの順。70年に行った同様の調査では、1位は「自民党」48%、2位は「財界」27%で、「官僚」は6%、「アメリカ」は11%だった。

Continue reading "戦後・日本の功労者"

| | Comments (2) | TrackBack (1)

April 25, 2005

衆院補選、自民党二勝

■ 昨日、実施された衆院補選では自民党が二議席を獲得した。福岡二区では、山崎拓前副総裁が議席回復を果たした。雪斎は、拙ブログに山崎氏のサイトからのリンクを張っている通り、山崎氏には親近感を持っているし、過去にも数度、山崎氏を応援する原稿を発表したことがあるので、この結果は率直に嘉すべきものと思っている。
 山崎氏は、政治家としては、かなり「異色の存在」である。誰か他の政治家の「盟友」というキャラクターが、これほど定着した政治家も他にはあるまい。加藤紘一氏が引き起こした「加藤の乱」の折にも、野中広務氏を中心とした党執行部の猛烈な切り崩しに遭いながらも派内結束を保ち、加藤氏への「友情」に殉じて見せた。それは、関ヶ原の戦いに際して、石田三成の「盟友」として散った大谷吉継に喩えられた。その後、暫くは、山崎氏は党内で「冷や飯」を食う立場に甘んじていたけども、小泉純一郎内閣誕生を機に党幹事長の立場を獲得し、その後は党副総裁に転じた。その間、山崎氏の役回りも、政府と党の狭間で「汚れ役」を引き受けるというものであった。

Continue reading "衆院補選、自民党二勝"

| | Comments (3) | TrackBack (0)

April 23, 2005

二国関係の「呪縛」

■ 二十二日午後、『朝日新聞』は、「『過去を反省、おわび』と首相演説 村山談話を踏襲」と題して、次の記事を配信した。
 

ジャカルタを訪問中の小泉首相は22日昼(日本時間同日午後)、アジア・アフリカ会議(バンドン会議)50周年の首脳会議で演説した。植民地支配と侵略によって損害や苦痛を与えたアジア諸国などに「痛切な反省と心からのおわび」を表明するなど、95年の村山首相談話に基づく歴史認識を改めて強調。そのうえで、アジア・アフリカ地域に対し、「経済開発」「平和構築」「国際協調推進」を提言した。具体策として、防災・災害復興対策のために今後5年間で25億ドル以上を支援する考えなどを表明した。
 首相演説は、50周年の記念会合であることを念頭に、日本政府のこの地域に対する基本的な考え方や外交方針を明らかにしたもの。村山談話に基づく歴史認識については、これまで2国間会談や国会などでも表明しているが、国際会議という場を借りて改めて国際社会に向けて発信した格好だ。
 首相は演説冒頭で、バンドン会議の歩みと重ね合わせ、「50年前、アジア・アフリカ諸国の前で平和国家として国家発展に努める決意を表明した志にいささかの揺るぎもない」と主張。村山談話が触れた「植民地支配と侵略によって、多くの国々に多大の損害と苦痛を与えた」「痛切なる反省と心からのおわびの気持ち」といった表現をそのまま引用した。

Continue reading "二国関係の「呪縛」"

| | Comments (11) | TrackBack (3)

April 22, 2005

御礼、アクセス数10万件突破。

  「雪斎の随想録」来訪者 各位
  前略、当ブログ「雪斎の随想録」は、本日午後2時頃、累計アクセス数が10万件に到達致しました。
  昨年12月末の開設以来、4ヵ月目にして大台突破となります。
  来訪された方々には、重ねて御礼申し上げる次第であります。
  今後とも、政治学徒の立場から、国際情勢その他を考える「視点」を披露させて頂く所存です。
  宜しく御愛顧の程を。
                    不一
  平成17年4月22日
                    雪斎

| | Comments (3) | TrackBack (0)

『漢書』が示す日本の安全保障・各論二

■ 雪斎が幼少の頃、自衛官だった父親が三島由紀夫のことを罵っていたことがあった。雪斎の父親にとっては、三島とは、「総監部に乱入して割腹して果てた馬鹿」に過ぎなかった。雪斎の父親が奉職していた頃の自衛隊は、現在とは異なり国民的な共感が乏しい「日陰者の存在」としての軍隊であった。そうした「日陰者の軍隊」の中で「使うことのない一剣」を磨き続けた雪斎の父親にしてみれば、三島は、江藤淳の言葉を借りれば、「『ごっこ』の世界」で軍隊を語ろうとした輩であったのであろう。

Continue reading "『漢書』が示す日本の安全保障・各論二"

| | Comments (0) | TrackBack (1)

April 20, 2005

美人の話・二/ 林志玲

■ 去る14日、エンターティメント系ニュースは、次のような記事を配信した。
 

台湾の人気モデルである林志玲(リン・チーリン)が日本の大手芸能プロダクション、オスカープロモーションと契約。13日に赤坂プリンスホテルで行われたオスカープロ毎春恒例のタレントデビュー発表会に参加した。14日付で中国新聞社が伝えた。
 この記者会見にはリン・チーリンのほか、日本人の新人タレントら3人も登場。200人もの報道陣が集まった。
 リン・チーリンは記者の質問に終始、一生懸命に練習したという日本語で返答。「日本語をもっと勉強して日本の皆さんに愛されるタレントになりたい」と語った。
 また「日本でいちばん共演したい俳優は?」との質問には、はにかみながら「演技が上手な竹之内豊さん」と答えていた。
 オスカープロモーションは米倉涼子や菊川怜、上戸彩なども所属する大手芸能プロダクション。リン・チーリンとの契約についてオスカープロ側は、「アジア、そして世界に通用する芸能人として育てたい」としている。
 リン・チーリンは台北生まれの30歳で、台湾の人気アイドルF4の言承旭(ジェリー・イェン)との交際も噂されているトップモデル。台湾当局から「VJC(ビジット・ジャパンキャンペーン)」台湾親善大使」に任命されており、日本観光の魅力をアピールする台湾のテレビ番組にも出演している

Continue reading "美人の話・二/ 林志玲"

| | Comments (2) | TrackBack (1)

April 19, 2005

「日本が謝った」…ということにしておいて。

■ 18日付『読売新聞』は、「町村外相『反省とおわび』新華社報道…沈静化狙う?」という見出しで次のような記事を配信した。
 

【北京=竹腰雅彦】中国国営新華社通信は17日深夜、同日行われた日中外相会談について、李肇星外相が、「日中関係の改善と発展には、正確な日本の歴史認識が必要だ」と指摘したのに対し、町村外相が、日本の中国侵略に関し、「中国人民に大きな傷を与えたことへの心痛」や「深い反省とおわび」を表明したと伝えた。
 18日の中国各紙は、この新華社電を「日本外相、侵略に深い反省と謝罪表明」などの見出しで一斉に掲載した。日本側の「謝罪」を強調することで、中国各地に拡大している反日デモを沈静化させたい狙いがあるものとみられる。
 日本側は、町村外相が会談で、日本が植民地支配に対する反省を表明した1995年の「村山談話」を改めて中国側に伝えた、と説明している。
 一方、新華社電は、町村外相が中国各地での反日デモに抗議したことなどは、一切触れていない。対照的に李外相が「日本にある中国公館や在日本中国人の安全確保」を強く求めたと報じている。

Continue reading "「日本が謝った」…ということにしておいて。"

| | Comments (2) | TrackBack (0)

April 18, 2005

韓国「中央日報」の記事

■ 韓国紙『中央日報』〈4月15日付、日本語電子版〉「オピニオン・噴水台」欄に載った「名誉ある孤立」という気jには、次のような記述がある。

英国の名誉ある孤立は、1805年、トラファルガーの海戦でフランス-スペイン連合艦隊を沈没させ、世界の海を制覇しながら本格化した。 名誉を守る均衡者であるためには、覇権的武力が必要なためだ。 外務長官パルマーストン卿は交渉テーブルで、いつもネルソン提督の勇気と愛国心から話し始めた。 必要なら武力を行使する可能性もあるという示威だった。 パルマーストン卿は「(国際政治では)永遠の同志も永遠の敵もない。 ただ永遠の国家利益だけがあるだけ」という名言を残した。
英国の名誉ある孤立は19世紀とともに終わった。 均衡者として新興プロシアの急成長をけん制できず、世界大戦を招いたのが大きな理由だ。 このため20世紀の覇権は米国に移った。 性急な一部の人は、21世紀の覇権が中国に移るという予測を出している。 日本は米国の代理者として地域覇権を掌握しようとする。 不可避的に北東アジアの緊張は次第に高まるようだ。 永遠の同志も敵もない国際政治で、力を持たずに名誉を守るのは難しい。

Continue reading "韓国「中央日報」の記事"

| | Comments (5) | TrackBack (0)

April 16, 2005

「B型男」の受難

■ 14日付のソウル発 ロイター通信は、「韓国で血液型占いブーム、B型男性への偏見広がる」と題して、次のような記事を配信している。

 韓国の雑誌やテレビ番組、インターネット上ではここ数年、血液型占いが大流行しており、B型の男性について「自己中心的で短気」とする偏見が広がっている。
 研究者は血液型と性格の相関関係を否定するが、自称専門家の説が下火になる気配はなく、B型男性は恋人に不向きなタイプと決めつけられている。
 この影響は大衆文化に反映され、これまでに「B型の男」というヒット曲やB型男性との交際術の本、B型男性とA型女性の恋を描くラブコメディー映画が世に送り出された。
 血液型による性格分類は、日本人の古川竹二によって1927年に初めて発表され、1971年に能見正比古が復活させた。
 能見の著作などは韓国語に翻訳されており、首都ソウル市内の書店にも翻訳本が並ぶ。
 韓国カトリック大学の精神医学研究者は、血液型と性格の関係を裏付ける科学的な証拠はないと明言し、こうした説を盲信する若い世代に冷静な対応を呼びかけている。

 このブームに便乗する形で、『B型の彼氏』という映画も製作されているのだそうである。

Continue reading "「B型男」の受難"

| | Comments (3) | TrackBack (0)

April 15, 2005

日本人の「世界」観

■ 日米関係、日中関係、日韓関係…。我が国と他国との関係を表記する際には、日本が先に来る。これは当然である。それでは、日本以外の国々を並べた場合には、どうなるのであろうか。この並べ方は、日本との心理的な距離をみごとに反映している。

Continue reading "日本人の「世界」観"

| | Comments (7) | TrackBack (2)

April 14, 2005

美人の話

■ 本日は、久し振りに諸々の「懸案」から解放された時間を過ごせそうである。当ブログのネタで一遍、やってみたいと思っていたのが、「美人論」である。世に「「世界三大美人」と日本でいわれているのが、「楊貴妃」、「クレオパトラ」、「小野小町」だそうである。

Continue reading "美人の話"

| | Comments (3) | TrackBack (1)

April 13, 2005

マウントバッテン提督の独白

■ 10日付時事通信は、「『東京裁判』は誤り=英提督の批判、公文書で明るみに」という見出しで次の記事を伝えた。
 

【ロンドン10日時事】太平洋戦争の終戦前後に連合国軍の東南アジア最高司令官だった英海軍のマウントバッテン提督が、東条英機元首相ら「A級戦犯」を裁いた1946~48年の極東国際軍事裁判(いわゆる東京裁判)の開催を誤りと批判していたことが10日までに判明した。
 東南アジアにおける対日戦の最高指揮官だった英軍首脳による東京裁判批判が終戦60周年の節目に明るみに出たことで、同裁判の正当性をめぐる日本国内の議論に一石を投じそうだ。
 英国立公文書館に保管されている48年の同国政府文書によると、マウントバッテン提督は、当時進行中だった東京裁判を念頭に、「軍は純粋に政治的な性格の裁判にかかわるべきでない」と主張し、日本の戦争指導者を戦犯裁判にかけることに反対を表明した。

Continue reading "マウントバッテン提督の独白"

| | Comments (3) | TrackBack (1)

April 12, 2005

歴史教科書の一件

■ 日本と中韓両国との「歴史認識紛争」を再燃させる契機になっているのが、扶桑社刊歴史教科書の検定合格の一件である.この一週間、朝日、産経両紙の社説上で、扶桑社刊教科書の扱いを巡って「論争」が繰り広げられている。扶桑社刊教科書に批判を浴びせた朝日社説に対して、産経社説が「グループ企業」の誼で擁護するという構図である。この論争は、雪斎には率直に面白くないものである。

Continue reading "歴史教科書の一件"

| | Comments (4) | TrackBack (0)

April 11, 2005

中国の「反日」騒動、真打登場!!

■ 先頃まで韓国での「反日」騒動を論じてきたけれども、今週は中国での「反日」騒動を考えることに忙しくなりそうである。「いよいよ、真打、登場か」といった趣きである。「反日」騒動が起こったのは、北京、広州、上海といった都市であり、北京では「天安門事件」以来の一万人規模のデモになったようである。

Continue reading "中国の「反日」騒動、真打登場!!"

| | Comments (5) | TrackBack (1)

April 09, 2005

『中央公論』「時評2005」/ケナン追悼

■ 雪斎は拙ブログでもジョージ・F・ケナンに関するエントリーを何度も書いた。ただし、雪斎は、活字メディアの上で正面切って「ケナン論」を展開したことはなかった。

Continue reading "『中央公論』「時評2005」/ケナン追悼"

| | Comments (3) | TrackBack (0)

April 08, 2005

対韓姿勢と「日本の美学」

■ 昨日、外務省内で研究会が開催される。参集したのは、学界関係では東京大学のT先生とK先生、京都大学のN先生、慶応大学のT先生、政策研究大学院大学のK先生、そして雪斎であり、ジャーナリズム界から朝日新聞のY記者、外務省からはT審議官、I調整官、O課長といった具合である。
 研究会中、雪斎が何を勘違いしたのか「ボビー・オロゴン」の話を持ち出したら、座を占めていた方々の多くが彼を知っていたというのには驚いた。
 研究会後、場所を移して懇談する。話題は、時節柄、やはり日韓関係であった。

Continue reading "対韓姿勢と「日本の美学」"

| | Comments (1) | TrackBack (1)

April 06, 2005

雑誌『論座』に寄稿した対朝政策論

■ 昨日夕刻以降、東京・築地、朝日新聞社内で「『論座』発刊十年記念交流会」が開催され、雪斎もそれに招かれて参集する。結構、多様な人士が姿を見せていた。政界からは、鳩山由紀夫・元民主党代表、武部勤・自民党幹事長、土井たか子・元衆院議長、福島瑞穂・社民党党首、仙谷由人・民主党政調会長、浅尾慶一郎参院議員といった具合である。学者・知識人となると、五百旗頭眞先生、小此木政夫先生、国分良成先生、飯尾潤先生といった方々と言葉を交わす。

Continue reading "雑誌『論座』に寄稿した対朝政策論"

| | Comments (5) | TrackBack (1)

April 05, 2005

フィンランド考

■ 雪斎は、言論の世界では「親米派」と目されている。しかし、雪斎は、「好きな国はどこか」と問われれば、おそらくは「米国」とは答えない。そうした問いに対する答えは、雪斎の場合には、大体、決まっている。中でも確実に入るのは、フィンランドである。

Continue reading "フィンランド考"

| | Comments (7) | TrackBack (0)

April 04, 2005

ある「仙台」論

■ かんべえ殿が昨日付けの「不規則発言」で仙台のことについて語っておられたのは、宮城県人である雪斎には有り難かった。ところで、以前、紹介した「ご当地の踏み絵・宮城県編」には、結構、笑える項目が並んでいる。

Continue reading "ある「仙台」論"

| | Comments (8) | TrackBack (0)

April 03, 2005

韓国「バランサー」論の馬鹿馬鹿しさ

 韓国紙『中央日報』(3月23日付、電子版)は、 「盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は22日、陸軍士官学校の卒業式で『これから私たちは韓半島だけでなく、北東アジアの平和と繁栄のため、“バランサー”の役割を果たしていく』とし、『今後、我々がどのような選択をするかによって、北東アジアの勢力図は変化するだろう』と述べた」と伝えた。

Continue reading "韓国「バランサー」論の馬鹿馬鹿しさ"

| | Comments (12) | TrackBack (5)

April 01, 2005

新年度、始動。

■ 新年度が始まった。雪斎のような大学教員にとっては、四月が一番、忙しい。お陰で、このブログに書くエントリーの予定がだいぶ、狂ってしまっている。
■ 楽天イーグルスが本拠地・仙台での初戦に勝利を収める。宮城県人である雪斎は、率直に嬉しく思う。昔、政策秘書であった頃、とある人物から「仙台は何故、札幌などと比べて、しょぼい印象が拭えないのか」と問われて、雪斎は、「仙台は、『飲む・打つ・買う』の三点セットが揃っていないし…。プロ球団もない。結局、『白河の清きに魚も住みかねて元の濁りの田沼恋しき』なのさ」と答えたことがある。かの「すすきの」を抱える札幌に比べれば、仙台の「遊びの環境」の貧弱さは、否定しようがない。雪斎は、昔から、「ファイターズを仙台に呼べないか」と提案していた。ファイターズの札幌移転が決まった折には、「やられた…」と思った。だから、雪斎は、イーグルスのことをまじめに応援しようと思う。イーグルスは、「おらほの球団」である。

Continue reading "新年度、始動。"

| | Comments (1) | TrackBack (3)

« March 2005 | Main | May 2005 »