「フジ・ライブドア戦争」に参陣・後日談1
■ 昨日夕刻、フジサンケイグループ主催の「第20回正論大賞」「第5回正論新風賞」贈賞式に出席する。此度の贈賞式は、「戦時色」を強く感じさせるものであった。雪斎が四年前に「第一回正論新風賞」のタイトル・ホルダーとなった折の贈賞式には、フジテレビの日枝久会長やニッポン放送の亀淵昭信社長がプレゼンターとして登場し、フジサンケイグループ総出の式典運営を実感させたものであったけれども、昨日は、そうした光景はなかった。同じ刻限に、日枝会長と亀淵社長は、ライブドアへの「逆襲」会見を行っていたのである。
フジサンケイグループ最高首脳の人物と立ち話をする。雪斎がだいぶ、お世話になった人物である。
雪/ 「お久し振りでございます。このたびは、色々と大変でしたね…」。
首/ 「…た、なんて、過去形で話さないのね。まだ話は終わっていないのだから…」。
雪/ 「これは失礼しました。片付く目処は付いたと思ったものDで…」
首/ 「……〈苦笑〉」
雪/ 「ですけど、フジサンケイグループも、これからタガを締め直さないと不味いですよね・・・」。
首/ 「そう。それが、これから一番、大事になる」。
今日の全国紙各紙の一面トップ記事は、「フジ・ライブドア」戦争におけるフジテレビの「逆襲」を伝えている。この「逆襲」の仕掛けそれ自体は凄いものであるけれども、雪斎は、フジサンケイグループが、もう一段、二段の仕掛けを用意しているような気がしてならない。「戦争」において大事なことは、「戦争の最中」にあっても「戦争の後」のことを考えることである。フジサンケイグループは、どのような「戦争の後」のプランを準備しているのであろうか。雪斎には、そちらのほうが気になる。雪斎は、別のグループ幹部の人物に煽りを入れてみた。「いっそのこと、こちらからライブドア買収を仕掛ければいいではないですか」。「それは、やりたくないな・・・」という言葉が返ってきた。
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Comments
こちらでは始めまして。この先どうなるかわからん
株を下手に買ってしまうと、株主代表訴訟の恐れが
あるかもしれません。
Posted by: おおみや@Atlanta | February 24, 2005 12:41 PM
>おおみや殿
西武鉄道株のケースでは、もう訴訟が始まっていますが、今回は、どうでしょうか。
Posted by: 雪斎 | February 25, 2005 03:56 PM
今回の場合は、ライブドアがニッポン
放送を陥落させられるかどうかでしょう。
できればライブドアの価値があがりま
すから、代表訴訟はないでしょうし、
できなければ、ただでは済みますまい。
Posted by: おおみや@Atlanta | February 26, 2005 01:59 PM
五年、いやもうちょっと前に「インターネット」なるものが世に普及し始めた頃に、「インターネットは世の中を激変させる可能性がある」と紹介されていました。
メディアが第四の権力と呼ばれるようになったのは新聞やテレビが世論形成に圧倒的影響力を有するからにほかないのですが、そのメディアもインターネットとは無関係ではいられません。
日本の既存放送局や新聞社が従来の公益性を問われるのはあともう少しのことでしょう。
もちろんメディアの第四の権力性についても、たとえば次の憲法に盛り込もうとか、そういう議論すら(過去はともかく)今後はなくなるのではないでしょうか?
Posted by: ちびた | February 26, 2005 06:57 PM
>おおみや殿
だから、今、双方とも躍起になっていますな。
>ちびた殿
はじめまして。メディアがどのように変わろうと、「情報」を大量に媒介するという性格がある限り、その公益性は変わらないと思います。
Posted by: 雪斎 | February 26, 2005 11:36 PM