« 『中央公論』「時評2005」原稿・#3 | Main | 対北朝鮮政策のデ・ジャ・ヴー »

February 11, 2005

日々の戯言050211

■ 昨日の経済関連記事の筆頭は、三井住友FGと大和證券の経営統合の話である。三井住友FGの株式ホルダ―である雪斎にとっては、「悪くないニュース」であった。ジョン・メイナード・ケインズは、朝、起床後の一時間を「株式売買」に当てていたそうである。国際情勢分析も、自分の「具体的な利益」を背負ってやらないと、本気になれないとことろがある。このことは、実際のビジネスの世界に身を置く人々にとっては、当たり前なのだろうけれども、「象牙の塔」の住人にとっては、決して当たり前ではない。ケインズは、経済学者、投資家、官僚、劇場のオーガナイザーという多面的な顔を持っていた人物であったけれども、雪斎は、そうした「知識人」像には強い憧れを抱いている。

■ 「ホリエモン」こと、ライブドアの堀江貴文社長が、ニッポン放送株の35パーセントを取得したようである。雪斎がこの人物を知ったのは、テレビ朝日系で放映された番組『ド・ナイト』に彼が出演していて、タレント・さとう珠緒と「お見合い」していたのを観た時である。あのキャラクターは、昔から変わっていなかったようである。
■ 各メディアは「北朝鮮政府が、『六ヵ国協議』無期限延期と核保有を宣言した」と報じる。「騒ぐに値せず」。これが雪斎の感想である。
■ 今日から世間は三連休である。ただし、「他人が休むときには働き、他人が働くときにはボケーッとしている」のが、雪斎の生活パターンなので、この三日間は、ちょっとした「工事」をやることになりそうである。

|

« 『中央公論』「時評2005」原稿・#3 | Main | 対北朝鮮政策のデ・ジャ・ヴー »

「日々の戯言」カテゴリの記事

Comments

三井住友FGの株価は上々のようで何よりです。
私はもっぱら長期分散投資で毎月コツコツ買うばかりですので、全くエキサイティングではありません。30~40年後に大きくなっていればいいという考え方ですので、テクニックも社会経済情勢を織り込むものでもありません(笑)。
ただし、中国にだけは特定のポジションを持っておりまして、その利点としては、中国に対して妙な国民感情を抱いていないということでしょうか。お金が行っていますので現金なものです。
参議院議員の田村耕太郎氏(自民、鳥取)、内藤正光氏(民主、比例)も中国株ホルダーだそうです。田村氏は中国石油(ペトロチャイナ)を保有しているとのこと。この銘柄はアメリカの投資家ウォーレン・バフェット氏が2年程前に大量に買い付け話題になった銘柄で中国の石油最大手企業。政府の後押しを受けた海外進出も盛んで、スーダン、ロシア、カザフスタン、ペルーなどメジャーが手を伸ばさない所にも注目して輸入を手がけています。中国にとって石油確保は一大問題です。国際石油資本にもお詳しい雪斎さんは、このことはご存知かとは思います。

話は変わりますが、北朝鮮政策が雪斎さんの論壇デビューであったのですね。愛知和男議員の政策担当秘書で論壇で受賞された新聞記事についてはよく覚えています。内容までは忘れてしまいましたが…。雪斎さんとkenboy3さんの記事で実情が解かったようなつもりでいさせてもらいます(恥ずかしいですが)。ありがとうございます。

Posted by: ファガスの森 | February 12, 2005 at 07:24 PM

>ファガスの森殿
拙者が持っているのは専ら国内株ですが、その場合でも、中国ファクターを無視するわけにはいきません。株式投資を上手くやろうとすれば、対中「感情」と対中「利害」は、全く別に考えなければならないということが、実によく判るものですね。株式投資の世界は、ホントに「感情抜き」の世界だと思います。拙者は、JFEホールディングのホルダーでもありますので…。
ところで、拙者の論壇デビュー作は、北朝鮮政策論ではなかったのすが、「1994年初春」の経験が反映されていたのは、間違いないと思います。

Posted by: 雪斎 | February 12, 2005 at 09:21 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/71618/2879569

Listed below are links to weblogs that reference 日々の戯言050211:

« 『中央公論』「時評2005」原稿・#3 | Main | 対北朝鮮政策のデ・ジャ・ヴー »